さいたま市西区移動
日曜日に仕事があるので、代休の先取りのような形でお休みになりました。お天気が良く風も弱いということで14MHzのループを上げてDXが狙えるような運用を考えてさいたま市西区に行くことにした。崩落した土手の修復具合を確認できる道を通って西遊馬の土手に向かった。崩落した土手のほうは、修復するための別のスロープを作っているみたいで、思ったより修復には時間がかかりそうな気がした。もう一つの土手上の駐車スペースは飛行機ファンの車で平日にもかかわらずいっぱいになっていた。きっと土手が完成しても土手下がきれいにならないと飛行機ファンの皆さんは降りて行かないかもしれない。
目的地でアンテナを上げる。いつもデルタループと言っているものの、給電部を引っ張りすぎたせいか、アドバルーンのようになってしまった。ループアンテナの一か所がとがっている感じになっている。こんな状態でもSWRは1.1で良好と思えた。ステー代わりにギボシのダイポールを通す。14MHxはFT8にしておいて入感状態を画面でチェックしながら7MHzで国内の呼び回りをしてみる。最初はちょっと志向を変えてこんなものを使ってみた。
HT-1A。車の中は目的に合わせてセットしてあるのでそれだけで使いやすくなっているが、イレギュラーのリグを使おうとすると、ちょっとセッティングに変更があったりしてひと手間かかってしまう。でも、やっぱり部品から作り上げたものは使っていて気持ちが良い気がする。3局ほど交信できた。
14MHzでFT8を1局ログインして、上のほうのバンドもチェックしてみる。途中で入感を感じればギボシダイポールを合わせるのだが、28MHzで発見した局が方向的に良いかな?という気がして14MHZのループを使ってコールしてみた。二倍の周波数のバンドでSWRがディップしている。輻射効率はダイポールなみのようだが、電波を出すことができる。試しにコールしてFK8とVK4をログインできた。
この日のハイライトはお昼過ぎにやってきた。大阪市東成区の信号をキャッチしたのだ。交信としてはWAKUは完成しているものの、東成区だけがCFMできていなかった。3バンド17交信しているものの、WAKUの交信有効日となった後の交信は一枚も受け取っていなかった。再請求してみたものの返答は無し。まだJARL会員局名録にコールサインが残っているものの、住所は削除されているので直接請求もできない。9年間経ってしまうともうあきらめるしかない。別の局と交信するしかないだろうと思っていた。いつも大阪市を回っているらしいこの局は東成区の運用をいままで2度ほど発見したものの、こちらのHomeのLWでは気がついてもらえなかった。さすがにQRPでは厳しかったのかもしれない。今回はダイポールを張っている。JCC番号を聞いた時にドキドキしてしまった。失敗しないように設定を再度確認し、キーイングスピードを合わせコール。一発で返ってきた。交信が成立するまであっという間だった。これでQSLがCFMできれば早速WAKUの申請をしたい。ふだん、QSLにはあまりがつがつしないようにしているものの、さすがに今回は欲しいなぁと思ってしまう。これが完成したら、WACA・WAGA・WAKUの3枚がQRP/CW特記でそろうことになり、文字通り日本全国をCFMした気分になる。ちなみに町村レベルまで広げると残り20町村となる。(なんと関東に4つの未交信町村がある)
夕方からはEU方面が開けてくれた。ループアンテナは良い仕事をしてくれた。八木があればさらに良くなるのかもしれないが、なかなか移動で八木を上げるのも躊躇してしまう。伸縮ポールを上げることや、3方向に向けてステーを張りやすい場所はそれほど多くはない感じがする。
14MHzのEU方向も7MHzのNA方向も落ち着いてきて、そろそろ終わりかなぁという感じになってきた。欲しいところと交信するためにはもっと深い時間まで頑張らなければならないのかもしれないが、今日は東成区で満足してしまった。早めの21時に撤収を行った。
2/24 記
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