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2020年6月 8日 (月)

FCZプリンテナの調整

もともとSWR2.0に収まっていた430MHzと1200MHzのプリンテナをAA-1400で測定したときに、SWRは許容範囲と思えたが、中心周波数が目的周波数から離れていることが気になって、調整してみることにした。

430MHzの2eleプリンテナを調整してみた。中心周波数が高いほうにずれていたので、エレメントを手落ちの直径2mmの銅棒に変えることにした。輻射器を少し長くして測定してから切りつめていった。反射器はだいたい同じくらいの比率で伸ばしてみた。そのままでも良かったのかもしれないが、真鍮棒と銅棒が混在するのもどうかなと思ったので、いっそのこと変えてみようと思った感じ。

Fcz-433mhz-wide

目的の周波数に近づけるために拾いレンジで測定してみる。

Fcz-433mhz-narrow 出来上がったものをバンド内重視で見るためにレンジを狭くして測定した。けっこう満足できたような気がする。

 

430MHzのアンテナを調整したので、ついでに1200MHzの5eleプリンテナも調整することにした。こちらは中心周波数が下の方にあったので、真鍮のエレメントを切り縮めることにした。

Fcz-1295mhz-wide

こちらは中心周波数が低いところで、これ以上切らないことにした。輻射器を1mmずつ切り縮め3回ぐらい繰り返してみた。最初に中心周波数でSWR1.5くらいあったのだが、ほぼ1.0まで下がった。ただ中心周波数が切りつめても変わらなかったのである。マイクロスプリットラインのバランが影響が大きいのかもしれない。これ以上切りつめると、逆にSWRも悪化し中心周波数の変わらないという結果になりそうな予感がした。ということで、調整終了

Fcz-1295mhz-narrow  

それでも使用する可能性のある周波数でSWR1.5程度なので充分満足できる内容かもしれない。

近いうちに使ってみたいと思う。

6/10 記

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