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2020年10月31日 (土)

TX0T

分割で新しいIOTAナンバーが付けられた島からの運用が前日から始まった。無事現地に到着したことは喜ばしいことだし、JAに対しても好意的に運用してくれることが期待できるような話もあって、信号が強くなる時はあるだろうということで迎撃移動に出発した。できることなら翌日の予定のためにもなるべく早く交信して、安心したかった。そして早めに帰宅することが今日の目標でもあった。さいたま市桜区の土手上にメインとなりそうな14MHzデルタループを上げ、ステーとしたダイポール。この2本のアンテナで何とかしたいところだが、ダイポールはちょっと相手の方向から外れているかもしれない。

朝のうちに14MHz-CWで発見した。でもちょっと信号が弱く感じられる。どうも北米向けで運用しているように思える。そのうち強くなるだろうと思い、ダイポールのほうで7MHzに合わせ、国内向けに運用している局を呼び回る。ちょっと時間が経つと14MHzのほうをチェックしに行くという感じ。なかなか信号が強くなってくれない。そろそろ強くなってくれるかなという時間に信号が消えてしまった。あれ?DXクラスターで行き先を探す。14MHz-SSBとか18MHz-SSBと書かれていて、そちらを聞きに行ってみるものの信号は確認できない。とりあえず14MHz-CWの運用周波数付近で待つことにする。

待っている間が暇だったので、ダイポールのほうをFT-991に接続してFT8の状況を見てみる。21MHzでは南米方面が少し受信できていたが、呼んでもなかなかとってもらえない。18MHzも含めて、近場でも未交信の局を呼んでログを進めたりしていた。14MHzが交信の可能性が高そうだが、こちらは今日のターゲットのためにK3で受信し続ける。21MHzで交信相手を探していた時に、青いラインが突然プリントされた。(JTDXの設定で、オールバンド未交信のDXCCエンテティは青く表示されるようにしている)5Hタンザニアだ。まあまあ強いような気もするが-10dB以下の信号は呼んでも返事が無いことが多い。ダメ元で呼んでみる。やっぱりダメかな?あきらめて送信をやめた1週後にいきなりこちらにレポートを送るラインが見えた! あれ?驚いてすぐに返信をする。こういう時の15秒+15秒の長く感じることと言ったらない。相手が受信できていれば返事のために送信している時間が終わりに近づいてくる。うまく進んでくれ・・・。OKだ。交信成立させることができた。CWでは交信済みのタンザニアだったがDATAでは初交信かもしれない。待っているうちに思わぬ拾いものをした感じだった。

TX0Tはまだ聞こえてこない。どこにいるだろう?クラスターを見ると7MHzと出ている。あれ?これも予想に反して、7MHzか?とりあえず聞きに行く。弱いながらも信号が確認できた。でも発見したときから「EU」連発。JAのチャンスはないようだ。行儀よく待っている。たまに「EU」を打たないと、いきなりJAからコールが出される。みんな行儀よく待っているんだろうなぁ。それでも1局交信するとまたEUを打ち始める。交信効率は決して良くないような気がする。DUPEの局が何度も呼んでくるようだ。DUPEを許さない姿勢はOPの性格なのかもしれない。なかなか呼ぶチャンスがやってこないまま時間だけが過ぎる。今日はJAを拾ってくれるつまりは無いのだろうか?信号が強くなってくるとまた消えてしまった。

午前中のチャンスに交信できるよう気合を入れていたのだが、交信できないまま夕方になってくる。発電機の予備ガソリンを使うとは思っていなかったので給油をせずに来てしまった。予備タンクの中のガソリンも無くなってしまっている。DXクラスターに10MHzと出てきた。まだEU狙いのようだ。ダイポールを合わせて聞いてみるといまいち信号が強くならない。今日の交信は無理なのかな?と思っているうちに発電機があおり始めた。ガス欠だ。まいった。このまま撤収するのも悔しい。車のエンジンをかけ電源を取り、10MHzのワッチを続ける。今日初めて「CQ ALL」を聞いた。頑張って呼んでみるもののなかなか拾ってもらえない。そのうちまた消えてしまった。だめかな?

そのまま待っていると先ほどとは段違いに強い信号が聞こえてきた。コンディションが激変したのか? それとも西回りのEU向けにアンテナを向けたのだろうか? JA1局拾われる。その周波数に合わせてコールし一瞬間が空いたと思ったら自分のコールサインが聞こえてきた! 「7K1CP T 5NN」やった!こちらからも「R 5NN TU」この瞬間のために結果的に10時間もかかってしまった。交信できてみるとあっけないぐらいの時間だった。安堵の気持ちとともに翌日の予定に向けて早く帰ろうと、リグの電源を切り撤収を開始した。

新しいナンバーのIOTAが設定されるとその運用を有効とするため1000交信・5大陸・DXCCエンテティなどノルマが大きいようだ。でも、もう少し待っている人にチャンスを作ってくれるような運用を行ってほしいと思う。EUNA狙いなら、余計な信号を出さずに行儀よく待っている局もいるのだから。EU指定しながらもVEVKに呼ばれるとすぐに答える。UA0が呼んでも交信する。でもJAが呼ぶと「QRX NW EU EU・・・」これを一日中聞き続けたのだからこちらとしてはたまらない。今回は事後ドネーションも出す気にならない。最低限の費用でQSLCFMしたい気分になった。

11/5 記

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2020年10月30日 (金)

ノートPC バッテリー交換

Battely-low

ノートPCを立ち上げるときに、画像のようなワーニングが出るようになり、DELLに問い合わせて新しいバッテリーを注文し、到着しました。

Battery-change

内臓バッテリーだったこともあり、交換のための引き取り手段を聞こうと思っていたのですが、「自分で交換しますか?」と聞かれたので、はいと答えてしまいました。自分で交換が可能ならそれに越したことはない。修理費用よりも、ソフトやデータの入っているPCを数日間手元に置けなくなることが問題だと思って、多少なりとも時間を通暮れるまでだましだまし使っていたような感じだった。

自分で交換すると言ったときに、一応念押しされたのだが、「バッテリーの状態を検出する部分の不具合でワーニングが出る場合があり、その時は修理が必要」といわれた。内心、脅しとか逃げ口上にも聞こえるなぁとも思った。

PCの裏側のネジを全て外し、爪が引っかかるようにして裏蓋が止まっていたのを丁寧に外すと、すぐにバッテリーが見えてきた。作業自体は簡単だったが、やはり電源を入れて立ち上がるまでは不安。とりあえず、ワーニングは出なくなり、充電しながら、この記事を書いている。無事完了したと思われる。よかった。

 

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2020年10月29日 (木)

コンテストログの提出

日曜日の東京CWA1クラブのログ提出をすることができた。月曜からの仕事が忙しく、なかなか着手できなかった。A1クラブのほうは特殊なログを使っているので、コピペと打ち直しを駆使してなんとかログ作成ができた。打ち間違いなど無ければよいなぁと思う。ログ提出の際に再度規約を読み直してみた。提出の電子ログに関しては3種類ある。主催者に合わせるためにオリジナルログにデータを入力して作成したのだが、拒否されないキャブリロやJARL形式のログ提出を考えたほうが良いのかもしれない気がしてきた。

東京CWは予定通り144MHzシングルバンドとしました。430MHzで交信いただいたみなさんもありがとうございました。

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QSL到着

たまたま自宅で雑用をやっていて、郵便屋さんの声がかかった。JARLからの転送QSLが到着する。自宅で配達されるのを受け取れたのは何年ぶりだろうという気がする。比較的軽かったのが良かったのかもしれない。コロナウィルスの影響で4月から交信数は激減している。それでも靴箱半分ぐらいはあったようだ。

Qsl1 Qsl2  

DXからのQSLが極端に少なくなっている気がする。でも、8J1RLQSLも入っていた。そういえば、今年はまだ8J1RLと交信していない。比較的多くのQRV情報があったときは移動できなかったので、打ち落とすこともできなかった。アクティビティを持続していてくれれば交信できる可能性はあるが、これからあちらの春、本業に忙しくなる季節かもしれない。なんとか交信しておきたいなぁ。

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SNSのこわさ

先日の縦振りのコンテストはQSYルールというのがあり、呼ばれて交信できたら1KHz以上のQSY(交信した周波数を離れる)というルールがある。つまりピックアップされて交信したら続けてCQを出すことができ、流れで2交信できる可能性がある。ただ、自分でCQを出すのに躊躇する局や、ログに記録するために思いのほか電波を出し始めるのが遅い局もいる。その電波を出し始めない局に向かってコールし交信する局が交信してしまうと、電波を出し始めるのを待っていた局は「これってどうなの?」って思うようで、自分の思いをSNSに書き込んでいた人がいた。

 自分としては何度も交信していただいている方の書き込みでもあったので、そういう交信もあり得ることを文章表現に気をつけて書いたつもりだった。だが、「おとなしく待っている局の思いはどうなる?」という考えの一点しかなかったようで、自信の考え方が否定されたことに腹を立てたのか、極端な解釈にも思える返事がついた。ならば、今度は「CQを出し始める前に呼びます」。いや、CQを出す意思がないと感じられたときに待機している側から呼ぶのであって、そのへんは空気を読んでほしいと書き込むと、「そんなことは100も承知している!」と・・・。こちらの思いを書かせてもらえれば、そちらの文章にその承知しているような表現が読み取れなかったからあえて書いたんだけどなぁ・・・。Twitterで見られるような、過去の流れを承知の上で書き込まれているような主語のない書き込みに似た書き込み。顔を合わせて話していれば理解しあえても、短い文章だけでは通じない相手も少なくないはず。短い文章で突き放すように書き込むのはどうなんだろうと思う。(まあ、相手の側に立てば相手側の思いもあるのかもしれないけれど・・・)

相手の文章に敵対心を感じてしまい、これ以上話をエスカレートさせても何の意味も持たないと思い、そのことを加えたうえで「もう書き込みしない」と宣言した。その後「あなたもやられてみればわかりますよ」という書き込みがあった。そんなことはさんざん経験してますよと書きたかった。でも書かないと宣言した以上、再度火をつけるような行為は慎むべきだと思った。

A1クラブがQSYルールのコンテストを始めたのは春に行われていたコンテストだった。その時、自分はコンテスト部会に所属していた。メーリングでいろいろなやり取りがあり、新しいタイプのコンテストルールについて、様々なケースバイケースを考え煮詰めていった。参加者のすべてが規約を理解してコンテストに参加するとは限らない。また、規約を斜め読みして参加する方もいる。そんな中で、うまく運営を続けていくためにはスタートが肝心という気持ちも強かった。そんなこともあり、疑問に思われていることは良い意味で理解してもらえればそれに越したことはないと、出しゃばってしまったのかもしれない。貴重な交信相手を失ってしまったような気がする。でも、自分なりに理解してもらえるよう文章に気をつけて書いたつもりだった。文章だけのコミュニケーションとは難しいものだとあらためて感じた出来事だった。こういうことが起こってしまうと、SNSで新しいつながりを持とうという気持ちが失われてしまうのではないかと思う。

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2020年10月25日 (日)

A1 CLUB STRAIGHT KEY CONTEST

 ちょっと早めに東京CWを終わらせて出発したものの、想定していた移動場所にはアンテナが立っていた。見覚えのあるアンテナなので、おそらくWW-PHONEに参加している局だろう。予想はしていたもののやはり大きなイベントがあるときは思い通りにならない場合がある。次の候補地は運動施設の使用で駐車されるとすれ違いに支障をきたすのか、コーンが立っていて駐車をさせないようになっている。次の場所は工事のため棄権と書かれた駐車禁止の表示。もしかしたらだめかな?という気持ちもありながら、次の場所に向かう。土手の上で3か所ほど運用できそうな場所があるが、他の場所で無線をされていると迷惑をかけるかもしれないと、3か所ともチェックに向かう。一か所でV/Uのモービルアンテナのついたアンテナの後部座席に運用していそうな人が確認されたが、こちらの運用するHFローバンドは問題ないだろう、それに運用を中断させても申し訳ないので、そこから300mほど離れた場所を確保して設営を開始した。Nishiku_20201029094301

Key_20201029095301  今回はコンテストで使用する2バンドだけできればよいと考えていたので、アンテナはトラップコイル入りの2バンドダイポールのみ設営を行った。一応、7MHz-CWで運用している局を呼び、飛んでるチェックを行う。それでもまだ時間がある様なので、リグを変更してFT8で国内の未交信局を中心に運用を行う。いまのところ順調な気もするが、QSBもある様な気配も感じ、コンテスト開始時間からの7MHzがどうなるか、ちょっと心配な感じ。 

 縦振り電鍵は竹材ベースの電鍵を準備した。(一応、コンテストの前後でマルチとなる電鍵名を公表したら失格となるようなので、連想できない交換情報を準備している)昨年まで、ミニチュア電鍵のCODEMITEを使用していたが、マルチとなる電鍵名を継続しないよう強く要望すると規約に書かれていたので、電鍵自体を変えることにした。というか、昨年入手したものなので、自然の流れで交換した様な形になった。 コンテスト開始直後にローエッジからCQ局を呼び出す形でスタートしたものの、呼び負け連発で、あきらめて上の方から呼ぶことにする。最初からそうしておけばよかった。

 ちょっと進み具合がいまいちな感じがするが頑張ってログを進める。ただ、交信相手の地域を振り返るとやはり近場のスキップが顕著なようだ。一度信号を確認していた旧知の局も、一度呼び負けるとなかなか出会うことができない。悩ましい感じがする。2時間と少し経った頃に7MHzに見切りをつけ3.5MHzQSYする。まだ満杯という状態ではなかったがそのうちたくさんの局が出てくるだろう。7MHzと比較してパンチのある信号が多いような気がする。でも、呼んで交信してその後に自分がCQを出すと割と反応が鈍い感じもする。QRPなので相手にとってもともとの信号強度が弱いのかもしれない。でも、CQ空振りした局を呼ぶとほとんど反応がある。ふと気がつくと500km以内の局が多く、近いところのスキップは少ないようだが逆に遠方の局がなかなか取れないようだ。地域的な得点の貴重さはないにしても、どれだけ多くの局と交信できるかという意味では遠方の局や信号の弱い局も大事にしなければならないと思う。

 1交信に時間がかかるところもあり、交信数の伸びは良くないが、最後の1時間はさらにログが伸びない感じだった。残り時間10分を切ったところで、新しい局が出てきたようだ。その局のCQになったとたん大パイルアップになるところを聞いた。なかなか一発で撮り切れないようで、2回目の受信の時にコールに参加したがやはり拾ってはもらえなかった。そんな感じでコンテスト終了時間を迎えた。

20201025a1-rate バンド別の交信数と得点は、総得点を参加者の側で計算させてくれないので省略する。

 電鍵名の創作は完全なコピーを目指す趣旨としては、趣旨は理解できる。でもほとんどの局が別の電鍵名を使用することになるので、マルチとしての意味合いはどうなんだろうなぁという感じもした。全市全郡でも、人口の多い地域では新マルチとならない交信も少なくない。それなりにマルチプライヤーとしての意味はある様に思うが、交信数にかなり近い数のマルチが取れるとなるとマルチはなくても順位に変わりは無い結果になるのかもしれない。今年の規約には赤い字で「昨年使った電鍵名を変更することを推奨する」と書いてある。コンテストでミスコピーを減らしたいのなら、例年同じ電鍵名で相手のミスコピーを減らすという手段を選ぶのが当然ともいえるが、それは推奨されないようだ。例年通り文字数の違いは得点に影響することになる。また、得点は計算しなくてよいというありがたいお言葉を毎回聞くのだが、途中経過で得点の伸びがどれくらいなのかを計算できないコンテストとなると、どうしても交信数しか見えてこなくなる。2つのバンドをどのように使うかという判断を鈍らせることにつながっている気がする。この感覚はほかの人に共通するものかどうかはわからない。この辺の交信ルールに対する考え方が、コンテストという意味合いよりはQSOパーティという位置づけで開催されるイベントとしたほうが参加しやすいのではないかなという感じがしている。

 自分のブログでは少々辛口の感想を書いたが、提出ログの感想にはあまり辛口の感想は書かないでおこうかなと思う。(この文章のUPの時点で、まだログを作製できていません。エクセルでの書類提出をメインとしているので、それに合わせてログを作製するつもりですが、コピペである程度はできるとしても、時刻表示の「:」を外したり「J」を消したりする作業を行うのにはやはり手間がかかります。Ctestwinなどで少ない負担でログが作成できるのは、すごいことだなぁと改めて思いました。)規約の文章にもあったが、いろいろな意見をいただいたが、「全て読み検討したうえで本年の規約とした。」と書いてある。ということは、検討して却下されたということなんだろう。同じことを何度かいても却下されるなら意味はないと感じた。

上位を目指して戦略を考え参加するコンテストではないかもしれないが、縦振りを使用する貴重なイベントでもあるので、時間が取れるときは引き続き参加したい気持ちではある。

10/29 記

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東京CWコンテスト

東京に住んでいるので、地元のコンテストという意識はあるものの、homeのアンテナでは戦力的に力不足。移動するにも移動場所があまりないなど、いろいろと障害が多い。都外局同士の交信も有効なので、交信を楽しむ分には近県に移動しても参加はできるコンテストでもある。でも、結果的にhomeから参加することにした。

スタートの時間を過ぎてからの起床。7時少し前にPCを立ち上げコンテストの準備。まあ、大きな工事はあったものの、アンテナはそのままだし、リグも工事の後は真っ先にQRVできるように復旧させた。HFの状況はいまいちだが、144/430MHzに関してはすぐに使える状態。とりあえず2バンドだけでもコンテストに参加する。

ひととおり呼び回り、CQを出しても、多くの交信をログインした後に朝食を取ったり洗濯をしたり。少し時間が経てば新しい参加者が出てきたり、マルチバンド参加の方が高いバンドまでQSYしてくる。散発的にあらわれる未交信局を打ち落とすには、頻繁にワッチするしかない感じ。144MHz430MHzのどちらかをチェックログとしてどちらかにエントリーするつもりだが、それでも交信数の伸びは大したことはない。11時まで運用してこんな結果となった。

2020-tkcw-rate 2020-tkcw-point

但し、ログの提出は144MHzシングルになると思います。(月曜からの宿泊仕事で作業が遅れています) 

一応、15時から始まるストレートキーコンテストのほうを今日のメインと考えていたので、11時に終了してから出発することになった。

 

10/29 記

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2020年10月24日 (土)

朝霞市 アイボール

 数日前に女子からのお誘いがあった。こんなことはあまりないので断る理由もない。まあ、入門の人が移動運用の見学に来るということだったので、デートという感じにはならないかなぁ・・・hi(不謹慎でした)

 何時ごろ行くのか聞いてみたところ、7時~8時には設営を開始していたいとのことだった。郵便局に不在到着の荷物を取りに行くので、間に合わないかもしれないが、なるべく早く行くとのあいまいな約束になった。結果的に8時前には到着したのだが、某局は6時半ごろには到着していたようだ。ただ、7MHzのコンディションはまだ上がり切っていなかったようだった。

Asaka_20201029093601  しばらくお話をして、入門者さんが到着する前に多少でもログを進めたいとの話だったので某局はアンテナの設営された車に戻る。自分は第2の目的である洗車に取り掛かった。車を洗っているうちに、声を掛けられる。今日の主役の登場。でも洗車が途中だったので、失礼して作業を続けながらお話しさせていただいた。コールサインを取得して2か月で積極的に活動している姿勢は素晴らしいと思った。私が2か月目の時はログに一桁の交信数しか記録されていなかった。

 運用を中断して近づいてきた某局は、「こんな交信ができたんだよ。八丁味噌がね・・・」(すみません。意味わからないかもしれない)と嬉しそう。過去にJA1AA庄野さんがオペレート中に楽しそうな表情に変わったり、交信後に「こんな交信をしてしまった」と嬉しそうな表情をすることがあった。この表情に惹かれたんだよなぁ。やっぱり楽しんでいる姿を人に見せることが、その趣味に人を引きつけるパワーになるんだと思う。

朝霞水門で楽しい時間を過ごした後、3人でレストランに移動し昼食をとることになった。ここでもいろいろと話をしていてだいぶ長居してしまったかもしれない。当初の予定では、この後、コンディションが上がってくるかもしれない時間にWW-PHONEに参加することも考えていたのだが、なんだか満足感でいっぱいになってしまったので、帰宅してゆっくりすることにした。無線は翌日も楽しむ予定をしていた。

10/29 記

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2020年10月23日 (金)

電信電話記念日コンテスト

 18時から始まるコンテスト。自宅にSTAYしていた。天気予報では12時~15時に雨が降り、他は曇りの予報だった。12時になる前から雨が降り始め、やんだ頃に出かければよいかなぁという気持ちだったが、15時近くなっても止む気配がない。勇み足になるかもしれないが出かけてみようということに決めた。16時ごろ家を出て、朝霞水門についた時にも小雨がぱらついていたが、「これくらいなら・・・」という気持ちで設営を開始すると、ほどなく雨も上がり、設営に支障は出なかった。

Asaka_20201029093201  ぎりぎり暗くなる前の感じ。お空はどんよりとしている。コンテストが開始されるまで、呼び回りをしたりしながら過ごす。明日お会いする予定の某局とSNSでやり取りをしていて、50MHz430MHzに出るとのこと。50MHzだけは上げていなかったが、車の屋根の上に低いながらもデルタループをのっけた。朝霞市内なので、状況のアンテナでも交信はできるだろう。144/430MHzもモービルホイップだけだが、多少は交信できるのではないか? まあ、おそらくは80mがメインになるだろうし、隙間に少しでも交信数が増えればよいぐらいに思っていた。

 スタートは40mとしたがログが進まない。こんなにコンディションが悪いのだろうか?と疑問に思ってしまう。80mは後回しにして、散発的に出てくるV/UHFを先に回ろうと決めた。

 430MHzは、それなりに少ないかな・・・という感じがしたが、144MHzは予想外にたくさんの信号を聞くことができた。楽しくなってしまう。50MHzは自分のアンテナの設営状況が悪いのか?それともコンテストに参加する局が少ないのか?あまりログが進まなかった。某局とはとりあえず1バンドで交信。QSYを要求するほどではないので、時間が経ったら探してみようという感じ。ひととおり回ったかなぁというところで80mQRV。みなさん信号が強い。呼び回りをしていて、最後まで進む前に空き周波数を見つけたのでCQを出し始めてみた。QRPでも結構順調に呼ばれログが進むのが楽しかった。落ち着いたところで思い返すと遠方が多くて近場は極端に少ないような気がする。どうもスキップ気味のコンディションが厳しいようだ。再びV/UHFを回る。そして160m。それほど爆発しているわけでもないが、多少はログが進み、こちらを見てみるとワンホップまでの近場ばかり。80mと正反対のコンディションに感じた。そしてまた144MHz。なぜいちいち書くかというと、自分の予想外に良かったという感じだった。ロケの良い場所で、ちゃんとアンテナを設営して参加すれば、それこそもっとたくさんの交信ができたかもしれない。来年のコンテストに参加できるようならこのブログ楽しいかいを読み返して戦略を練るのも良いかもしれない。来年のコンテストは参加できるだろうか・・・。と、この話は鬼が笑うかもしれないなぁ・・・。

 22時頃まで楽しむつもりでいたのだが、結果的に少し延長してしまって、23時ちょっと前に無線機の電源を切った。

2020-nttrate

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10/29 記

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2020年10月18日 (日)

オール千葉コンテスト

先週の全市全郡コンテストが消化不良で過ぎてしまったので、1週空けてのオール千葉コンテストは乗り込みで参加したいと考えていた。前日の天気予報では千葉県のみ雨マークが出ていたのでちょっと不安にもなったが、雨の中で参加したこともあるので、まあいいか、どうにかなるだろうという気分だった。昼からのコンテストだったが、朝はちょっと早めに出発した。場所取りというより、せっかく行くのだから午前中もなんらかの形でQRVしたいという気分でもあった。目的地に到着する前にふと144/430MHzのアンテナを積み忘れていたことを思い出した。前日に完璧に準備しておかないとなにかしら忘れ物があったりする。仕方ないのでモービルホイップで少しでも交信ができればいいかと頭に浮かんだ。目的地は野田市の土手の中腹。うまく場所取りができた。ダイポールは1.9MHz28MHz50MHzはデルタループ・144/430MHzはモービルホイップを釣り竿で10mhに上げるというスタイルになった。

Noda

お天気はいまのところ快晴。雨の心配はないかなという感じだった。飛んでるチェックというわけではないが7MHz-CWで呼び回りしてみる。その後10MHzで数局呼んでからCQを出してみた。国内は近場がスキップしている感じで遠めの局と交信できる感じだった。交信の間にモービルホイップのつながった430MHzのメイン周波数にしておいたのだが、あまりにも受信できる信号が少ない。おかしいなぁと思いながら、一段落してから他のアンテナ(Band)もチェックすてみることにした。144MHzはある程度聞こえていた。送信してSWRをチェックしてみるが、不具合はなさそう。アンテナと一緒に5D-FBの同軸ケーブルも忘れていたので、車載のアンテナのなかから25m5D-2Vをつないでいた。コンテスト開始は430MHz-CWにしたのだが、4分であきらめがついた。運用中に頭に浮かんだのは「これがUHFの減衰なのか?」ということだった。正直なところ、長く伸ばせば減衰が顕著になることは本などで知識の中にあったつもりなので、開局してから30年の間430MHz15m以上の同軸ケーブルを使用したことはなかった。ある意味良い経験となったのかもしれない。144MHz-CWではこの設備の割にまあまあ交信できたような気がする。

 話をすこし戻して6mのデルタループをチェックしたときに、Hi-SWRがでて、これも同軸を疑い、伸縮ポールを下ろして同軸ケーブルを変えたり、いろいろやってみたが原因がつかめない。エレメントパイプの接触不良か?という気分になり、少しこすり回してみる。SWRが通常の低さになったので、とりあえずアンテナを上げなおしてコンテストに備える。144/430MHzの後に50MHzQRVするもののいまいち飛びが良くないような気もする。それでも、全くできないわけではないのが判断を鈍らせる。伸縮ポールのトップにヘンテナかスカイドアを設置すればよかったのかもしれない。

 HFに移り28MHzはやっとのことで4局交信。だが、少しでもマルチを上乗せするつもりで探した県内局は1局も交信できず。次の21MHzは予想外の0交信。14MHzは九州2局をログインできたが、県内局はおろかお隣の13県さえも交信できなかった。ただ、CQを出しながら144/430MHzをワッチしていて6局上乗せすることができた。聞こえない430MHzで県内局と16県が交信できた。ロケの良いところに移動してくれたのだろうか?

 そんなわけで、15時頃に7MHzまでいけるか?と思っていたが14時頃には7MHzQRVすることになった。それでも良いコンディションは遅かったのかもしれない。近場がスキップするコンディションで関西あたりでもQSBが伴い信号が落ち込まないうちにナンバー交換しなければ・・・という気分になる。それでも1時間半粘ってみたが予想よりはるかに下回る交信数。早めに3.5MHzQSYすることになった。3.5MHzは近場のコンディションが良く、遠くはなかなか聞こえてこない。7MHzと同じくらいの時間を使って1.8倍の交信数となった。日が落ちるまで粘れば3.5MHzも遠距離ができそうな気がして、粘ろうかという気持ちもあったが、マルチを増やすことを考えて、日が落ちる前に1.9MHzQSYすることにした。最後の45分を1.9MHzに使い、結果は以下の通りになった。

2020-chiba-rate 2020-chiba-point

 発電機の持ち具合は、先日にチェックしたときのことを考えて、1145分に給油満タンでスタートし、コンテスト中は給油無しで過ごせるようにエコモードで運転し、コンテストを乗り越えることができた。終了後に給油し運用を継続する。1.9MHzでコンテストを好まない局と交信するためにCWCQを出してみたが、閑散としたバンドにCWの信号は聞こえてこなかった。そんな中でFT8の信号が聞こえ、急遽セッティングをしてコールしてみた。慌ててしまい、前回使用した50Wのままで送信してしまった。もらったレポートを見ると、5Wでは厳しかったのかもしれない。ちなみに相手は県内の局だった。あらためて5Wに設定してCQを出してみたものの他の局の信号は見えてこなかった。1840もワッチしてみたものの、ハイチを呼ぶ信号はプリントされるもののご本尊が見えてこない。このアンテナでは厳しいのかなと感じ、3.5MHzQSY。国内向けにCQを出したり呼び回って少しログを進めた。DXの周波数ではCXウルグァイの信号が-13dBぐらいまで上がってきたが、50Wで呼んでも反応がなかった。ロシアの局を1局ログイン。7MHzに移り、まあまあ見えていたのだが、なかなか交信に至らず、VK51局ログインして撤収することを決めた。

 コンテストと前後の運用を合わせて260交信ぐらいログインすることができた。交信いただいたみなさん、ありがとうございました。県対全国のコンテストで参加する場合、可能であれば県内局として参加することが楽しむためのポイントかもしれない。ただ、呼び回りの時には難しさも感じる。グランドウェーブの伸びが悪かったりするとけっこう呼び負けることが続く。さらに呼ばれ続けてしまうとコールサインを打たない局もちらほら存在する。マルチだけは毎回聞かされるので、欲しいマルチだったりするとなおさらイライラが膨らんでくる。「QRZ ?」を打つよりは自分のコールサインを打つようにしたほうがランニングがスムーズになるし、パイルアップをこなしているような気分で楽しいと思うのは私だけではないと思うのだが・・・。この楽しさを知らないで、パイルアップに振り回されていることを楽しいと思っているようならもったいない気がする。

 10/19 記

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2020年10月10日 (土)

全市全郡コンテスト

残念ながら日曜日に仕事が入ってしまい、けっこう朝も早く、全市全郡コンテストの参加は厳しいものがあるなぁという感じだった。でも、せっかくのコンテストなので多少なりとも足跡を残そうと、スタート時間から少しだけ参加することにした。数日前から室内の状態を生活できるように戻し始めているが、交信のための無線設備の部分は前日に復旧させた。HFは天気のせいかSWRを低くさせる確認はできなかったものの、144/430はモービルホイップだけなので、ほとんど変化はない。この2バンドを使用しての参加とした。

144MHz-CWの隙間のあるコンテスト周波数でCQからスタートするものの、やはりQRPではそれほど呼び出しも多くない。しばらくして呼び回り。そして430MHz-CWQSYし同じように運用。1時間半ほどであきらめて就寝とした。翌日の出社時間が遅ければPHONEを行っても良かったのだが、深追いしすぎて疲れを引きずってしまってもよろしくないかなと・・・。

結果は発表するほどではないのだが一応張り付けておくことにする。

 

2020acagrate 2020acagpoint

10/12 記

 

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かすみがうら 無事再免許終了

今年の前半に変更申請が出されていた設備共用で取らせていただいた1KWの無線局は総通側の忙しさと修正の必要な内容などで、発給が遅れていた。その申請書に着手するまではひたすら待つことになるのだろうと思うが、なかなか連絡が来なかったこともあり、有効期限の2か月前になって電話で対処方法を相談したところ、「とりあえず再免許申請を行ってほしい」とのことででした。過去に書き込みを行ったように、この再免許は電子申請で行い、スムーズに手続きが進み2週間ほどで新しい免許状が受け取れました。

残り1か月を切ったこの日、新しい免許状が届きました。封筒を開けると3枚の紙が入っています。1枚は書ききれないときに付属する「別紙」というやつですが、残りの2枚は似たようなものに見えます。よく見ると、新しい5年間有効の免許状と発給日から今年の有効期限までの免許状。つまり、26日間有効の免許状も一緒に届いたということになります。この短い期間有効な免許状は初めて手にしました。だからといってなんだというようなことではありますが、なるほど、こういう風に行われるんだなぁというかんじで納得しました。

11月から有効となる免許状の効力が有効となったときに、この26日間有効の免許状と約2か月間有効の免許状を返納という形になりますね。返納する前にスキャナーでデータを残しておこうという感じになりました。

21008 21008_20201012170301

コロナウィルスの影響もあり、なかなか某所へお邪魔するきっかけがなく、この免許状の効力を発揮する運用もご無沙汰気味ではありますが、久しぶりに活用してみたい気分ではあります。

 

10/12 記

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2020年10月 9日 (金)

復旧

Photo_20201009205501 住居の工事が終了してから、普通の生活ができるよう復旧作業を進めているが、生活空間を復旧しきる前に、とりあえず無線機周りの復旧作業を行ってみた。144/430MHzはもとのように戻すことができたが、HFのほうはSWRが高く、SG-230のチューニングが取れない。雨のせいだろうか? 短縮ダイポールを付けた18MHzは伸縮ポールを上げていないので、同じようにSWRが高く感じる。とりあえずは全市全郡に少しだけでも参加できるよう準備はできたかなという感じ。もっとも、翌日の仕事が早いので、2~3時間ぐらいしか参加できないだろうと思う。

Swl-log 掃除をしながら不用品をまとめていて、SSTVのSWL-LOGが出てきた。TSC-100を手に入れて、ワッチというか画像を見ていた。でも、開いてみると数局しか書いていなかった。交信の様子をワッチしていて、「なんか違うなぁ」と思ったのか?実際の交信は行った記録が無い・・・というか交信していない。TSC-100とTNC-231も出てきた。パケットも結局やらなかった。RTTYはMMTTYが出てからの運用開始だったようで、TNC-231も活用した記憶がない。いろいろと模索している時代だったなぁと思い出したりした。

 

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2020年10月 8日 (木)

工事完了

住居の工事は6日と7日の2日間で終了となりました。あとは生活環境を元に戻すべく室内の作業となりますが、この機会に手の届かなかったところを掃除したり、レイアウトを少し変えたりしながら進めていこうと思っています。となると、これから時間がかかるようになると思いますがぼちぼち進めていくようにします。車での移動には設備をほとんど車載済みであること、徒歩移動用のハンディ機などは出せるようにしてありますので、室内作業に飽きたら移動運用には出かけたいと考えています。

月曜日に飛び込んできた仕事は火曜日にプラン作成と予習なので、自宅でもできる内容ではあるのですが、工事があったため出社して作業を進めました。宿泊は隣町に住む妹の家に泊めてもらい、あちらの家族と夕食。久しぶりに人と一緒に飲んだビールがうまかった。本番日の7日水曜日は、現地でだいぶ話が違うようなこともありましたが、まあまあうまく終わらせることができたかなぁという感じでした。

23時半ごろに帰宅して、それから資材の搬入スペース確保のために駐車場に置いていたバイクと自転車を回収し、有料駐車場に止めていた車も元の場所に戻せました。工事の終わった4畳半は思いのほか広く感じましたが、とりあえず夜中なので寝る場所を確保して就寝。今日はゆっくり起きて少しずつ復旧作業を進めていこうかなと思います。

いるいらないの判断ができなかったもの、ごみ収集のタイミングが合わずとりあえず空きスペースに押し込んだものなどもこれからまとめていくつもりですが、それにしても不用品をずいぶんため込んでしまったなぁという印象でした。記憶の中から消えていたものなども出てくると、それを見てしまうということもあり、なかなか作業が進まないということもありました hi 以前よりは快適に過ごせるように考えたいと思います。

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2020年10月 6日 (火)

QRL

今日と明日の2日間、住居の工事があり戻りづらいこともあり、便乗して車中泊の移動運用に行こうかなぁと準備していたが、前日の夕方に急遽仕事が入ってしまった。ちょうど仕事が空いている日程だったので特に伝えていなかったこともある。失敗したなぁ。夜になって車に積んでおいた移動の道具もおろしてしまった。

週末の全市全郡も仕事が被っている。ちょっと巡り合わせが悪い。まあ、このご時世で仕事が入ってくるだけありがたいともいえるのかもしれないが・・・。残念な気持ちはリセットして、また空いているときに楽しむ計画を考えよう。ハムフェアは中止になったが、時季外れの夏休みはそのままキープしているし、遠慮しないで4連休とれる日はどんな予定を立てようか?

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2020年10月 4日 (日)

埼玉県朝霞市移動

YLさんを追っかけまわすコンテストに参加表明していた友人に、呼び回りしに行くよと言ってしまったこともあり、同じ市内に移動することにした。コンテストは前日の12時から開催されているものの、山に行きたかった事、このコンテストのための車中泊は気持ちが持続できないだろうということもあり後半となる日曜日に移動すればよいかなという安直な考えを持っていた。

Asaka2

いつもの朝霞水門に場所が確保できた。6mデルタループとHFダイポール、それに144/430のモービルホイップがあれば充分探し回れると思っていた。まあ、ピンポイントで交信サービスするだけではなく、聞こえている局は呼び回ろうと考えていたので、並行して行われている鳥取コンテストや移動サービスの予備周りも並行して行う。6mまではK3に接続し、144/430FT-991FT-991はバンドスコープで待ち構え、信号が見えたら聞きに行く。HFはダイポールを7MHzに合わせ、アンテナをそのままにしておいてリグのバンドを変え、気配を感じたらアンテナを切り替える。これで出てきたバンドは全部フォローできると考えていた。

YL・パーティコンテストと鳥取コンテスト、どちらも該当局しか交信できない。VFOを回してもなかなかログが進まない。YL局は2000番台と5000番台を送っている局を探さなくてはならない。ふと気がついたのだが、JLRSメンバー局と交信しないとチェックログになってしまう。ログに記録されているのは2000番台の一般YL局ばかり。5000番台を送っている沖縄局を見つけコールすると「/1 ?」が返ってきた。特定されたと判断し、コールを打つと、送信にかぶせて呼んでいる局がいる。特定されたのはこちらだと言わんばかりに送信する。かぶせてきた局もしつこくかぶせてくる。そのうち沖縄局はかぶせてきた相手のほうに応答してしまいナンバー送信してしまった。指定無視局のほうに行ってしまうのはなんとも言えず悔しい感じがする。QRPであったことで強く相手に届かなかったこともあるのかもしれない。気を取り直して終了後にコールするが沖縄局の信号が聞こえない。何度読んでも反応しない。やっと見つけた5000番台だったのに・・・。ますます指定無視局が憎たらしい感じがした。

お目当ての局が聞こえてこない。7バンドをめぐっていてどこでQRVしていても聞こえるはずだと思っているのだが・・・。やっとのことで7MHzに出てきたところを捕まえることができた。周波数をメモリーし、ここから信号が消えたら他のバンドを探しに行こうということで他の局を探し回る。5000番台を探さなければ・・・。先ほど見つけたがこちらの信号が届かなかった2エリアの局が強くなって聞こえていた。なんとか5000番台GET。チェックログにならなくて済みそう。その後1局捕まえる。なんともログの進まないコンテスト。3月の雛コンテストはOMとの交信も有効なので多少はログが進めることができるが、秋のほうは何とも厳しい。鳥取コンテストも県内局しか交信できないので、こちらもなかなかログが進まない。6エリアのYL局。何度か交信していただいている局でPHONEの交信の際にこちらのコールサインも覚えていてくれたことがあった。「/1 ?」があったので、交信できるかと思ったが、一文字も取れなかったようで「SRI」が返ってきてしまった。交信サービスするつもりだった市内の局は7MHzで信号が出続けていた。交信の可能性を考えれば7MHzに居座るのも当然と思える。こちらがオールバンドで待ち構えている確証はないのだろうから。CQ空振りを続けているが、コンテストの主役側にQSY要求するのは気が引ける。6バンドの取りこぼし。12時の終了寸前に8エリアのメンバー局と交信できてコンテストは終了となった。9交信のみ。

Jlrs-rate Jlrs-point

鳥取コンテストの成果もこれだけ。

Tottori-rate Tottori-point

通常の呼び回りが一番多かったかもしれない。記念局も多く出ていた。8N7YGP/78J150KYS/18N1M8N1IZA8J8CLN特に8N1IZA(新座市)は各バンドとも強力で、アンテナを切り替えずリグのチューナーを使うだけで交信できたりした。CWopは誰だったんだろう?知り合いのような気もする。CW507241814MHzSSB50MHz6交信できてしまった。一つできればいいかなと思っていたが、こんなにたくさんのバンドで交信できるとは・・・。

午後は、50MHz-SSBをメインに運用してみた。未交信や最近交信していない局がいれば呼び回り、ラグチュー目当てにCQも出してみた。平地でのCQながらも呼んでくれる人も多く楽しめた。初交信なのに40分も話してしまった方もいた。過去の交信が表示されているのに初交信の局がいた。そう。再割り当てでもらったコールサインの以前の持ち主と交信したことがある例。実は自分にとっては初めてのことだった。やはりこういうことはあるんだなぁ。その方も、もともとは別のコールサインを切らしてしまって取り戻すことができず再開局となったと話していた。いまだに言い間違えられるコールサインだが30年も使っていると自分の名前のような感覚になっている。誰もほかに使われたことのないものを使い続けていられることはありがたいことなのかもしれない。JA1の再割り当てが開始されたときにずいぶん悩んだのだが、変えなくてよかったのかもしれない。(別のコールサインで運用することも悪いことではないとは思っているのだが・・・。)

夕方になってHFDXを探してみる。あいかわらずCWの周波数には信号がほとんどいない。うっすらTESTを打っている局はいた。FT8を見てみることにした。10MHzが比較的良いような気がする。まあ、珍しいところは自分のところでは受信できなかったりするのだが・・・。ZD7をコールする局が良く見えた、ご本尊は2回ぐらいしか復調できない。アンテナに違いがあるんだろうなあ。10/14MHzで数局交信して日没となり撤収を決めた。

運用を行うと、最優先でログのまとめに取りかかります。通常の交信とコンテストログ・それにFT8のログの抽出とまとめ。それを終えてからブログの下書きを始めています。写真を撮ったときはuploadするサイズに変更などを行ってからブログのupload。そんなわけで、どうしても運用から数日後のUPになってしまいます。この2日間も交信した相手から楽しみにしていますと言われたりしました。対応が遅くなり申し訳ないです。(言い訳を書いてしまいました hi

10/5 記

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2020年10月 3日 (土)

飯能市 伊豆ヶ岳移動

新型コロナウィルスによる経済低調に対する改善を目的に設定されたGotoトラベルのイベントも「東京を除外する」という措置によって必要以上に東京を重視されてしまうような空気が感じられていた。その「東京除外」も10月から解除されて少しは空気感が変わるかもしれない気がしていた。感染発覚者も極端に減っているとは思えないところだが、自己防衛に気を使いながら生活を立て直す必要があるだろう。

正直なところ、この半年で全く移動しなかったわけではない。でもかなり気を使ったような感じだった。10月になったからといって気を使わなくなるわけではないが、電車を使って移動するのもありかな・・・という感じで、久しぶりに埼玉の山に行くことにした。目的地は行き慣れた伊豆ヶ岳にした。朝6時に家を出発。登山開始地点の正丸駅に着くまでに2時間近くかかる。全くお手軽運用とは言えないかもしれない。乗り換えの飯能駅ではあきらかに山歩き・ハイキングですという姿の人でホームがいっぱいになっている。週末というのはこんなもんなんだろうなぁと思ってしまった。電車が到着すると一気に乗客がなだれ込みいすがほぼ埋まるほどだった。(もっとも2両編成なので乗者可能な人数も多くはないのだが・・・)

目的地の正丸駅でも多くの人が下車していた。山歩きの前のトイレも並んでいるような感じだった。8割ほどの人が出発するのを見送ってからゆっくり出発。山道に入るところのそばの正丸峠に行く道は以前と変わらずロープで使用禁止になっていた。そういえば舗装道路をさらに上に向かうハイカーも少なくなかった。正丸峠に向かうルートがあるのかもしれない。何度も言っている道なので迷いもなく歩き進める。山道を進んで最初の休憩を場所ではなく1時間歩き続けたところと考えていたのだが、駅から50分歩いたところで腰を下ろしてしまった。久しぶりの山歩きで緩いながらも登り続けだったので、ちょっときつかったか? 2度目の休憩は五輪山。約30分後になった。見晴らしの無いベンチのある山頂だがここで休憩をとる人は少ない。伊豆ヶ岳の目前なので先を急ぐ人ばかりである。

Sancyou

五輪山を下って以前は男坂と呼ばれた鎖場の前(現在は通行止め)を通り過ぎる。女坂に向かう道も崩落のため通行止め。前回来たときには案内看板は無かったと思うが、しっかりした新しい道しるべが作られていた。1015分に山頂到着。広い山頂エリアのあちこちに休憩のグループがいたがそれほど混雑という感じではなかった。まだお昼には早い時間なので、通過して先を急ぐ人が多いのだろう。運よく山頂三角点の奥の一番高いところに場所を確保できた。記念写真を撮る人の邪魔にもならない良い場所。早速ヘンテナを設営し、運用の準備をする。持ってきたピコ650.200250をワッチしてみるがすでにたくさんの局が出ている様子。フィルターがあまいせいか、帯域の広がっている信号がいるのか?クリアな周波数を見つけにくく、別水晶の50.150200の中から190付近にVFOを合わせ、運用を開始した。(のちに周波数を教えてくれた局がいて50.1885だったようだ。)

Hentenna

最初のCQから呼び出しが続く。さすが週末、そして障害物の少ない場所ということもあり、1Wという出力はまったく非力に感じない。人口の多いエリアからもっと離れ標高の高いところから運用するとだいぶ印象が変わるのだろうか? なかなか遠征する機会もないのだがそのうちチャレンジしてみたい。移動運用勉強会のメンバーからも呼んでもらう。新型コロナの影響で久しく集まっていないが、やはり直接会って話をすることも大事だよなぁと思う。もっとも少人数で飲んでもいいかなという話も合った。

印象が強かったのは自作DSBで呼んでくれた局が2局もいたこと。自作派もしぶとく残っている。自分も眠っている自作機を引っ張り出して使ってみたくなった。もっとも調整しなおして、安心して使えるようにしておかなければならないかもしれない。過去には出力70mWの自作トランシーバー4時間交信し続けた(呼ばれ続けた)こともあったのだから、弱い出力は登山という形でいくらでもカバーできると思える。

話しが広がるとどうしても1交信が長くなる。そんな中で(初交信の方から)「フォネティックコードを使うようにしてください」と注意されてしまった。インターナショナル・フォネティックコードにこだわり、当然ながらフォネティックコードを使っている意識があったのだが、どういうことだろう? 話をしてみると、「ピー」と「ティー」は聞き取りにくいです、という。確かに自分のコールサインは韻を踏んでいるような感じで、「シー」「ピー」「ティー」は確かに聞き分けにくい。自分でも認識しているからこそフォネティックコードを使ってしっかりわかりやすくしているつもりではあった。運用スタイルとしては当然ながらCQは必ずフォネティックコードを使う。呼び出しを受け、相手とお互いにコールサインを確実に認識しあえるまでは続ける。ただ、その後の会話の内容に入ったところで通常の「エー・ビー・シー」に変わる。10分以内ならコールサインの発声を省略しても良い段階でもコールサインを付加するようにしているわけで、問題無いと思っているのだが、この会話に入ったところでVFOを合わせたことでこのような印象になるのかな?と交信の後、しばらくして頭に浮かんだ。交信が終了しても続いて運用する意思があるときは必ずCQを出すようにしている。そして次の局とコールサインの確認ができるまでは、当然ながらフォネテッィクコードを多発していると認識している。そのところをちゃんと聞いていただきたいなぁと思った。もちろん相手の局は間違いなくこちらのコールサインをコピーできていたのだから。

14時に終了するつもりでいて、その時間になった。まだ呼んでくれる信号が確認できたので、下山時間になったこと、ショートでよろしければ呼んでくださいと付け加え受信に移る。自分と交信するために待っていてくれた人は残らずログに残したい気持ちがある。欲張りかな。1410分に5交信を上乗せし終了となった。合計37交信。ピコ6に入っていたエネループは交換の必要が無かった。アマチュア局と山頂でバッティングしたときのために用意した430MHzハンディ機と3ele八木も使用せず。リチウムイオンの予備バッテリーも使わず。機材を厳選すればもっと荷物は軽くなり、歩きが楽になるだろうか? なによりも三脚が重いといつも感じる。ヘンテナと6m長の釣り竿を支えるために頑丈なものを選んでしまったが、このあたりを検討しなおしたいところもある。

Peak

下山の準備ができたところで、山頂標識の前でスマホ自撮りに苦労している人に「とりましょうか?」と声をかける。自分も単独登山ばかりなので。ちょっと気になってしまった。下山は1時間で一気に舗装道路のある所まで下った。足をひねったりするのはいつも下りなので、気を付けて下山する。林の中は早い時間に暗くなり足元が不安になるのだが、舗装道路まで戻ってしまえば明るさに不安はなくなる。ベンチに腰を下ろし長い休憩をとる。とりそびれた昼食も遅くなりながらもとることができた。20分ゆっくりしているうちに山道のほうはかなり暗くなってしまった。自分の後には3つのグループしか下山してこなかった。

舗装道路を駅に向かう。駅に到着して時刻表を見ると、1分後に電車が来る。次の電車の時間が30分ぐらいなら着替えと休憩をしてゆっくりしようと思っていたのだが、特急の通過をはさんで1時間近く待たなければならない・・・と考えているうちに電車がホームに入ってくる音がする。あわててホームに進み、車両の前についたところでドアが開いた。車両の奥に一人しか乗客がいなかったので、失礼して汗をかいたシャツを着替えホッと一息つくことができた。

10/5 記

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