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2020年11月29日 (日)

埼玉県志木市移動

朝、とりあえず郵便局に小包の引き取りに行く。なにを送られたのか知らなかったのだが、来年のカレンダーだった。急いで取りに来るようなものでもなかった。

引き取りの後にそのまま車をさいたま方向へ走らせる。風は弱いようでアンテナ設営はできそうだが、コンディションが良くなかったらどうしよう。考えた結果、国内交信を楽しむ日にしようと決め、志木市の秋ヶ瀬のグランドに行くことにした。洪水の復旧具合を確かめたかったのと、コンディションの上昇を感じたら昨日の場所に行くこともできると考えた。もっとも一度上げたアンテナを撤収して別の場所で上げなおすというのは、よほど気持ちが動かないとやらないだろうなぁという感じではあった。

Shikishi_20201130084201

国内向けならやはり7MHzか。呼び回りからスタートする。正直なところ市町村でも未交信のところは少なくなってきている。それも遠方のオープンする時間が短いところばかり。NEWに出会えるのは期待していないが、交信できることが楽しいという感じでもある。なかなかコールサインを打ってくれないので呼びたくても呼べない相手がいたりする。今日は焦らずのんびりしようというつもりもあったので、ワッチしながらスマホをいじっていたりしたが、コールサインを打ったと思ったら、J-CLUSTERupされている局とは違う局だったりした。クラスター情報を見ただけで呼んでいたら、間違った相手のコールサインをログに残すところだった。聞き始めてから15分も相手のコールサインしか打たずに交信を重ねている局もいた。呼ばれ続けるからこういう形になるのかなぁ。でも、その気になれば自分のコールサインを挟むことはできる思うのだが・・・。「QRZ?」しか打たない局も、Q符号の使い方が間違っているよと言いたい感じ。まあ、呼び回りしているときはいつも感じることなんだが・・・。反面教師という意味ではインパクトがある。入門者にはまねしてもらいたくない感じだなぁ。自分も移動運用でCWを始めたころは自分のコールサインが挟めずに振り回されるように交信を重ねていたことがある。でも、なんか違う、これではだめなんだろうなぁと思うところもあった。聞いていて違和感を感じるのは、これが正しいやり方だと信じているように自信をもって自分のコールサインを打たない運用をしているように感じること。悪しき習慣だと思う。

7MHzは自分もCQを出して合計50交信ぐらいできました。10MHzで強力な4エリアの局をコールして交信。その後カスカスの沖縄局と交信し、CQも出してみる。CQに応答してくれたのは8エリアの局だけで、やっぱりスキップしているなぁという感じだった。FT8にも出てみるかとリグを変えたところに飛び込んできたのは、南アフリカの信号。50Wでコールしてすぐに交信できた。DXには開けているところもあるのね。南アフリカは他に2局ほどいたが、交信にはなならなかった。相手の局が向けている方向というのもあるかもしれない。でも信号は極東まで届いている。

FT8って、ソフト上にプリントされた情報だけしか状況を把握できない。呼んで拾ってもらえればこちらの信号がどれくらいの強さで相手に届いているのかわかるが、交信できなければその情報さえ手に入れられない。また、自分のところでクリアな状態であっても、相手の受信状態ではクリアかどうかはわからない。いかに相手のPCに自分の信号をプリントさせるか?見えない相手と戦っているようだ。会話のできないモードは楽しくないと思って手を出さなかった時期が長かった。でもやり始めてみると、いろいろと考えることもあったりして、それなりに楽しめるモードかなと考え方も変化してきた感じ。その後、順番にバンドを上げていき、24MHzまで進んだ。ここまでくると見える信号も少なくなる。でもセロではない。交信できないにしても、それなりに出ている局がいることは驚きである。この季節に・・・である。CWでさえも交信相手は見つからない。突発的なコンディションのオープンってあるんだけどなあ。CW好きの人もみんなFT8に移行してしまっただろうか?

最後(28MHz)まで進む前にそれなりの時間になってしまった。この運動場の河川敷は夜間走行禁止のためゲートが2か所閉まってしまう。もっともこの河川敷で農業を行う人のために通過できる道も存在する。閉じ込められることはないのだが、ルールを破ってまで居座る気持ちにはなっていない。目に余る行為でゲートが作られたり無線禁止とかにされる方が困る。いままで、良い運用場所が不法投棄などを理由で閉ざされたりして使えなくなってきた。もう遊び場を減らさないでほしいと切に思う。

11/30 記

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2020年11月28日 (土)

WW-CW さいたま市西区

Nishiku_20201130083801 WW-DXコンテストの開催日。出発はちょっとゆっくりだったものの、久しぶりのDXコンテスト参加で頑張るつもりではいた。14MHzデルタループに21MHz28MHzhさVDA3.5/7MHzのダイポールのフルシステムの設営を考えていた。想定していたさいたま市西区の土手上に場所は確保できたものの、妙に風が強い。トップヘビーになるアンテナは危険と感じた。VDAも釣り竿で上げる関係で、この風ではあおられすぎて安定した運用はできないだろうと考え、結果的にギボシのダイポール1本で運用を行うことにした。3.5MHzは追加のエレメントをつけることにした。でも、この場所だとダイポールの指向性的には余りよくないと思える。

Kx3

メインリグのK3がヘッドホン出力の不具合で修理をお願いしている。先週の霞ヶ浦で預けてきた。抜けたスペースにKX3を置く。一応バンドスコープのPX3もあるので、バンドの状況は把握しやすいかと思う。電源の入っていないP3がちょっと寂しそう。

ダイポールだけなら、伸縮ポールを伸ばすときはロープが付いているだけなので伸ばしやすい。でも風があるときは普段よりちょっと大変かもしれない。設営完了後は7MHzで少し国内局を呼び回る。すんなり交信できるのが気持ち良い。

コンテストは28MHzから運用開始。バンドのなかに信号は2つしかない。オープンしないときは寂しいバンド。オープンしていても気がつかれないこともあり、熱心にシングルバンドで参加しないと厳しいバンドかもしれない。例年はぽつんと南米の信号をキャッチすることもあるのだが、タイミングを外すと厳しい。

21MHzはそれなりに局数はいるようだ。ダイポールでも多少は交信できる。でもアンテナの指向性が向いていないような感じに5Wの出力ではなかなか相手に気づいてもらえない。8Q7モルジブも入感しているんだが、無理だろうとあきらめるのが早かった。14MHzは予想以上に厳しかった。信号もそれほど聞こえてこないし、パワー不足を感じる。ログがまるで進まないように思えた。3バンドを2周して日が落ちる前の7MHzQSY。南米あたりが聞こえてくるのを捕まえたい感じ。こちらも聞こえてはいるものの届かないことが多い。耳の良い北米局の信号も少なく、応答もいまいち。あえてQRPで参加しているのだから、文句を言える筋合いではないがあきらめることも多かった。国内向け運用局も、DXの入感(混信)が出始めて早めに終了しているのかもしれない。日がおちるころに3.5MHzQSY。国内向けでも交信できる局があれば呼び回るつもりだったが1局しか交信できなかった。コンテスト交信も少なく、いったん7MHzに戻る。先ほどよりは北米が強くなってきたようだ。それと引き換えに南米の信号は弱くなる。マルチが増えないのは残念だが、こればかりは仕方ない。聞こえる北米局を呼び回り再度3.5MHzQSY。そしてモチベーションが持続しなくなってきて、撤収することを決めた。

今年最後のイベントかなと思っていたので、車中泊で翌日の昼過ぎまで頑張るつもりで出発した。でも計画通りのアンテナ設営ができないと、成果につながらない。風もあり、時には車が揺れるくらいのときもあった。気温もだいぶ下がってきて、バンドチェンジで外に出るのもつらい。計画通りで行けば、手元のアンテナ切り替え器だけでバンドチェンジすることができ、外に出る必要は発電機の燃料補給だけになるはずだった。

夕方にかかってきた電話。郵便配達で小包を持ってきたということだったが不在なので持ち帰ると・・・。この時にはモチベーションも下がっていたので、翌日本局に引き取りに行くと言ってしまった。もう帰る気持ちになっていたようだ。気持ちが復活したらまた来ればいいやと思って早めの撤収となった。

途中経過のつもりが結果的に最終結果になってしまった。

Wwcw-rate_20201130083801 Wwcw-point_20201130083801

11/30 記

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2020年11月27日 (金)

QSL印刷 他

11月分のQSLカード印刷を行った。山と無線の記念QSLが届いたので、該当の日の交信と次の山移動の分に充てた。50枚だけの発注だったのですぐに終わってしまった。残りの交信分を自分のQSLで印刷する。1か月とはいえずいぶん枚数があった。4時間ぐらい費やした。

印刷の後に、歯医者に行く。ちょっと前から痛んでいたのだが、新型コロナの時期に口を広げて治療を受けるのもどうかなという気持ちもあった。でもほっておいても治るものでもない。自宅付近の歯医者に初診であることを伝えて治療が可能かどうか聞いてみると、隙間に入れてくれて治療に入ることができた。(歯医者さんってスケジュール予約とかたいへんです)かなり前に奥歯の蓋をした中が問題だろうと思っていたのだが、予想を外れて、その外側にある普通の虫歯ですとのことだった。汚れを削り取って処置してもらい虫歯のほうはもう痛まないらしい。あと1回来院するだけで処理が終わるようで、予想以上に短い治療期間で済みそうで、ほっとした。ただ、次の空き日が2週間後。やっぱり歯は治療に時間がかかる。

歯医者の後に、印刷したQSLJARLに届けることにした。時間があるので電車は池袋までにして、池袋から大塚まで歩くことにする。QSLJARLに預けて身軽になった。今度は会社に顔を出すために大塚―江戸川橋を歩く。用事が済んだ後は江戸川橋から池袋まで歩く。途中、久しぶりのラーメン屋に立ち寄った。スマホに入れてある万歩計は久しぶりに2万歩を越えていた。自分としては結構歩いたほうかもしれない。

11/30 記

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2020年11月26日 (木)

山と無線

Yamatomusen 昨年から冊子頒布を再開したのですが、申し込みし忘れ、今年は頒布していただきました。原稿は恥ずかしながらブログにupした内容の一部だったりします。次回は書下ろしで参加したいと思っています。

毎年フェスティバルと称して一泊のグランドミーティングが開催されていますが、自分は2日連続のお休みが取れなくて不参加が続いています。今年は新型コロナの影響で開催されず、その代わりに一斉移動をやろうという話になり、11月1日に開催されました。私も日帰りでお休みになったこともあり、筑波山に移動運用しました。今年は統一の記念QSLを作るということで、それも便乗し交信局宛ての50枚を発注し受け取りました。もっとも、前日に届いていたようですが不在と思い込み郵便配達さんが持ち帰ってしまったので、今日の受け取りになりました。朝一で本局まで引き取りに行ったのです。まあ、日本郵便なら引き取りに行けるので、確実ではありますね。

QSLを受け取ったことで、11月分のQSL印刷を行い、夕方にJARLに持ち込みました。これですっきりしたような気分で、また交信に精が出せます。12月は1か月分プラス(おそらく)NYPの交信までを印刷し、終了後にJARLに持ち込むことになると思います。QSLと一緒にログを持ち込みステッカーを貰ってくるという感じです。

残り1か月となった2020年。新型コロナウィルスの影響で交信数はかなり激減していると思います。ひそかに目標にしていた年間1万交信は未達に終わりそうですが今のところ8000交信ぐらい。12月に頑張れば年間最多交信数にはなると思います。たくさんの交信をいただいたみなさん、ありがとうございます。(といってもまだ一年の振り返りには早いですね hi)

ちなみに山と無線の記念QSLは11月1日の交信と、別の日の山岳移動の交信に使い、私のところでは売り切れになりました。残りはいつも使っているQSLになってしまいますが、お受け取りいただければと思います。新しいQSLはすでに準備済みですが、現在のものを使い切るまでもう少しかかるかもしれません。使用開始は来年かな。

11/27 記

 

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2020年11月23日 (月)

同軸の違いによる変化の測定(失敗かな?)

コンテスト終了後に、JH1JDIと連絡を取り、比較テストの準備をする。同軸切り替え機で、アンテナを即座に変えられるように配線を変える。似たようなモービルホイップは、同じぐらいの高さに設置してあるし、違うのは同軸ケーブルだけ。5D-2Vは経年変化もあるかもしれないが結構長く設営しっぱなしになっている。8D-FBのほうは、使用はしていなかったもののやはり結構年数がたっている。測定の前にSWRを計ってみるが、5D-2VSWR-1.2に対して、8D-FBのほうはSWR-1.8ちょっと高いかなぁ。どこに原因があるのだろうか? 本来なら同軸ケーブルの状態を測定確認してから行うべきテストだったかもしれない。

連絡を取り、430-SSBで交信を開始してから段取りを説明し、受信信号の強さを測定してもらう。S-5振れるぐらいの信号になればよいなぁという気持ちもあったのだが、こちらの出力を50Wにしてちょうどよい信号になったようだ。

結果としては、自分が予想したものとは反対となった。その差はわずかであるが、8D-FBのほうが信号が弱い。あちらで連続トーンを送ってもらった時は、リグのSメーター読みでドット一つの差で5D-2Vのほうが強い。S-4.8S-5の違いという感じ。8D-FBのほうが良ければ、同軸による違いはそれなりにあるという予想が当たっていたのだが、反対の結果となって、どこかに別の要因があるのだろうという感じになった。SWR-1.8というところが気になる。でも、考え方によっては既設のモービルホイップの回線に不具合は無かった。ということも思える。ただ、やはりアンテナの性能限界だからこれ以上良くならないよと言われている感じかもしれない。

最近GPも侮れないよという話があった。多段コーリニアなのだから、水平面に対する送受信のゲインは多少なりとも良くなるはず。1200MHzも含めてGPアンテナの設置も頭によぎった。設置工事もたいへんなので、しばらくはあとの話になるかもしれない。でも、自宅からもそれなりに運用できるようになるといいなあぁ。

以前、HFアンテナの、実際の送信信号の強さはどれくらいなんだろうという疑問を晴らすために、かすみがうらで300mほど離れて送信と受信の局を作り、基準となるダイポールとの信号差を測定し比較したことがあった。受信はスペアナを準備して可能な限り細かくデータを読み取っていた。ダイポールは自分のギボシを全バンドでデータを取り、その後いろいろなアンテナを立て送信する。垂直偏波の時はバーチカルを基準にしてそのほかのアンテナを測定する。この時はだいたい予想通りの結果が出ていたかもしれない。かすみがうらに泊まり込み、朝食の後は一日中アンテナを組み上げなおしていた。結果に納得することが結構楽しかった。あれからどれくらいたったかな。新しいアンテナを作り、それなりに集まったらまたやりましょうという話になったが、なかなかチャンスがやってこない感じ。UHFのアンテナをいっぱい持っていき、また測定にお付き合いしていただこうかなと思った。オーナーもそういうことは嫌いじゃないという感じなので・・・。

11/24 記

 

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東京UHFコンテスト

Ant_20201124082301 移動で参加することも考えていたのだが、結局homeからの参加となった。設置してあるモービルホイップに使っている同軸ケーブルが劣化しているのではないかという考えもあり、似たようなモービルホイップを接続し、同軸ケーブルを8D-FBにして、少しは良くなるかなぁという予想もありながらの参加となった。1200MHzは車から12段コーリニアを下ろしてきて設置した。コンテスト開始前に作業を行ったので、ちょっとバタバタしたが、15分前に設営を完了してコンテストを待てるようになった。430MHzは似たようなモービルホイップを使っても芸がないし、アストラルプレーンの動作具合を確認したいかなとか他にも試してみたいアンテナもあったのだが、結果的にコンテスト終了後にご近所に送受信信号の送りあいで同軸ケーブルの疑いを確認することができたので、選択としては良かったのかもしれない。

コンテストスタートは1200MHz-CWに決めた。オール埼玉の情報交換で、開始直後はCWもいますよという話があったのを思い出し、そこからスタート。開始前から電波をだしてチェックしている局をワッチして、スタートに備えるが、JM1EKMの信号が聞こえたことで、最初はこいつかなという感じになった。さすがにお隣の区なので、信号も強力。CQに変わった直後に交信することができた。その後は出てきた局を呼び回り、自分もCQを出してログを進める。印象ではけっこういるなぁという感じだったが、山に登っていればさらに多くの局に会うことができたかもしれない。FMに移って端から呼び回りをする。それにしても、1295.3MHz以上上まで信号が聞こえる。こんなにいるんだなぁという感じだった。自分のCQでも多少は呼んでもらえるがやはり平地ということもあり、それなりの伸び具合かなぁ。

430MHzCWをはじめに進めて、FMに移る。FMは聞こえていても交信できない局が多い感じがする。まあ出力を絞っているのはこちらの都合なので文句を言える筋合いのものではない。今回も2バンド両方とも出力5Wに合わせてある。1200MHzに関しては移動1Wという制限もあるので、フルパワー出さないにしても、移動局よりはハイパワーで運用していることになるかもしれない。

430MHz-CWJH1JDIが出ていて、今日は自宅で運用しているんだなぁと思った時に、コンテスト後に同軸ケーブルの違いによる変化があるのか試したいので時間を作れるか?とメッセンジャーで聞いたところ、快諾をいただいた。モービルホイップを仮設した甲斐があったかもしれない。

Kazuさんも山に登って運用しているらしい。自分がhomeから1200MHzに出ることは稀なので、これは交信しておきたい。1200MHzを探しに行くが見つからない。呼び回りかも?と思ってCQも出してみたがコールは聞こえず、残念だった。後から情報が流れてきたが、風が強く寒かったので、早めに下山したそうだ。それでも、それなりの局数をログに残してきたようで、さすがだ。でもお会いできなかったのは残念という感じだった。

Tk-uhf-rate Tk-uhf-point

結果は152交信。HomeからQRP運用なのでまあまあかな? 430MHz1200MHzの交信数に思ったほど差が出なかったのは、運用に重点を置いたというよりもやはりモービルホイップの性能ということかもしれない。

けっこう青梅市や西多摩郡の移動局がいたような気がする。場所取りに後れを取ったら参加しにくい場合もあるかもしれない。このコンテストに移動で参加するときは、よく考えて移動地を選択したほうが良い様だ。

11/24 記

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2020年11月22日 (日)

かすみがうら

Kasumigaura アメリカから一時帰国している8J1ITUメンバーのリクエストで、かすみがうらのシャックにオーナーが行くことになり、便乗して来訪をお願いしたのだが、もう一人増えて、結果的に、今年の8J1ITUでリモート運用を行ったメンバーが顔をそろえた。運用開始前から、接続具合や機器のコントロール状況をメールでやり取りするなど、事前準備から含めていろいろとコミュニケーションがあったこともあり、初めてお会いした人も旧知の友人のような感覚になっていた。

14時過ぎにお会いして一度シャックに荷物を運び、そこでいろいろと話が盛り上がる。気がつくと夕食の時間。旧知の間なれど、実は同学年だったことを知ったことで、若いころ夢中になった音楽の話などで、そのころ知り合いではなかったにもかかわらず、同じ時代に経験したことが似たような背景を感じさせてくれたりする。夕食も終えてそれでも話が広がり、結果的にシャックに戻り運用を始めたのは日付変更線を越えていた。

CWSSBで楽しめるようなコンディションにはならず、FT8で運用を行う。これが、耳を解放してくれるので、運用をしながらも会話は継続しているような感じもあった。さすがに深夜ということもあり、一人睡眠に入り、またしばらくして一人去る。シャックに残ったのは2人だけになってしまったが、交代で無線の運用を続ける。さすがにopしていないほうは仮眠というかうたたねというか・・・寝てしまうこともあった。今、話題になっている7Q7RUマラウイの運用も終盤に入り、ここに来る前に過去の交信をチェックしていて、14MHzとデジタルのクレジットが無かったことを見つけていた。前日に、朝方コンディションが良かったという情報を聞き、それまで頑張ってみようかなぁという感じではあったが、14MHzではなく10MHzで信号を発見して交信した。デジタルの空きスロットは埋められたが、14MHzは次回のお楽しみかなぁという感じになった。

結局、シャックに居座り運用を続ける。FT8なのにハイパワーでの運用はなにか言われそうな気もするが、設備に負担をかけないレベルでまあまあの出力で運用を続ける。北米向けの14MHz-6eleは威力を発揮したのか、コールが止まらない。ずいぶんアメリカの局をログインしたような気がする。そんな信号に混ざってカリブも聞こえる。キューバから複数局呼ばれたりして、けっこう無線家がいるなぁと感心する。でも自分の設営した設備では1局聞ければ呼ぶ方に必死になりやっと交信するような相手が向こうから呼んでくるのは快感といえるかもしれない。皆さんのお腹の具合を打ち合わせして朝を抜いてお昼を早くしようということになり、11時ぐらいまで運用した結果は228交信がログに残った。まだ詳しいチェックはしていないが、モードNEWもすこしあるかもしれない。作りすぎたかすみがうら専用のQSLを消費したい気持ちもあるが、アメリカ相手のFT8だとあまり紙QSLは消費しないかもしれない。

4人集まったことで、お昼は焼肉となった。いつまでたっても話は尽きない感じかなぁ。昼食を終えた後は、全員が無線を続けたい気持ちも引いてしまったようで、片づけをして終了となった。それにしても、かすみがうらに来てFT8しかやらずに帰るのは初めてかもしれない。渋滞もあった帰路ではさすがに眠くなり、谷和原のSAに立ち寄り1時間ほど仮眠して出発。渋滞も続いていたがすっきりした気分で車を進めることができた。普段運転中は何も聞いていないことが多いのだが、今日ばかりは懐かしい音楽が車の中に流れ続けていた。

11/24 記

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2020年11月21日 (土)

茨城県石岡市 足尾山移動

一年半前にかすみがうら連泊の時があって、一日だけ無線関連ではないお客さんが来るときに、座を辞してシャックを離れた時に、ここの登山口まで来ていた。登るつもりはあったのだが、あいにくの天気であきらめ、登山口の近くにある駐車スペースですこし無線をやって帰ったのだが、その時以来、気になっていた。今回も、かすみがうらに行くことになり、皆さんの集合が午後ということだったので、早めに出発してこの足尾山に立ち寄ろうと思いついた。(実は、かすみがうら行きを決めたのは前日だったのだが・・・)

早めに出発したつもりでも連休の高速は渋滞があった。予定通りに進まないのはちょっと焦りもあった。渋滞を通過してみれば事故も無く自然渋滞だったことがわかる。やはり人の出が多い様だ。

土浦北ICを降りて筑波山方面に向かう。先日登った筑波山がきれいに見える。今日も山頂は大勢の来訪者でごった返しているんだろうなぁ。スマホのナビに案内されトンネルを抜け、車を走らせる。前回に通った道はあまりにも曲がるポイントが多く、けっこう厳しいなぁという印象だったが、ICからの道は曲がるところが3か所しかなく、覚えやすい道じゃないかという気がした。

ハンググライダーの出発点がそばにあることで、林道に出っ張って飛び立つ準備をしている人もいて通りにくい。スクールの開校にぶち当たってしまったようだ。レジャーとして楽しむのは良いが、このスクールはキャパオーバーのような気がする。命の危険もあるスポーツ(と言ってよいかな)なのだから、それなりに管理もしっかりしなければいけないのではないかなと思える。羽の骨組みを踏まれて曲がったりしたら、空に飛び出した後に操縦に問題が起きたりすることもあるのではないかなぁ。

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登山口付近の駐車ができるスペースに車を停めることができた。実は、登山口前の場所に一度車を入れたら段差を超えるときに底をこすってしまった。ちょっといやな気がして、少し先の路肩の延長みたいなところに駐車した。結果的に下見となった前回の来訪が役に立った。

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登山口から神社までは石の舗装路、車からの時間も合わせて10分ほど。そして社の右側に見える階段を登り、約10分で山頂に到着してしまった。社からは全部が石段なので階段を登りに来ているような感じだった。

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山頂からみる景色は絶景としか言いようがない。近くに筑波山が見える。眼下には関東平野が平野だと認識させられるような広がり。そして秩父や群馬、栃木の山々が奥に見える。天気が良かったのが幸いしたと思う。短いアプローチで絶景を見たい人にはお勧めかもしれない。木立の葉が落ちているおかげでとなりの加波山の姿も見える。おそらく風が吹き始めるとかなりの強風になるのではないかと思った。360度遮るものが無い場所でまったく風が無い。かなりラッキーだったのかもしれない。

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石でできたベンチ(本来の目的はベンチではないのかもしれない)に荷物を置き、運用の準備に取り掛かる。430MHzのみを考えていたので、設営も簡単。でも今回も忘れ物をしていた。運用開始をfacebookupするためのスマホ。まあ仕方ないかな。渋滞があったことで車から離れるときに、SOTAの番号も確認してくるのを忘れてしまった。なかなか完璧な準備ができない。事前の準備が悪すぎるのかもしれない。でも、運用できずに下山したことはないような気がする。

見晴らしがよすぎると空き周波数を捜すのも大変。433.420で空き周波数を見つけ、チェックを行った後にメインで一回アナウンスをして戻ったらもう他の局に使われていた。再度空き周波数を捜して周波数チェックを行い、その直後に呼んでもらったので、呼び出し周波数に行かずにそのまま運用が開始できた。最初の交信で山から出ていることをアピールしていると、VFOを回す手を止めて待っていてくれる人もいるようで、比較的連続して呼び出しが続く。ありがたい。10交信ほど交信してそろそろ終了の宣言をすると、その後1局呼ばれただけで呼び出しが止まり、後ろ髪をひかれず終了となった。下山して本来の目的地であるかすみがうらに向かうことにする。

11/24 記

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2020年11月20日 (金)

サバイバル 最終日

富士見市から帰宅し、夜にhomeからワッチしてみる。未交信の局を見つけてコールする感じ。10交信上乗せして158交信で終了しました。

しかし、昼間から2mバンドが普通の交信でにぎやかというのは、普通では考えられない感じがします。移動運用で、予備の予備ぐらいにしかとらえていない2mバンド。昼間に出るたびに違法局の混信に悩まされ、あまり熱心に聞かなくなってしまいまいたが、グランドウェーブの伸びと回析・反射などの伝搬上の魅力、大きな設備を持った相手の耳に助けられての交信など、実は魅力がいっぱいというとこは知っていました。

得点における不公平なルールとログ作成のたいへんさを差し引いても、あまりある魅力を持つコンテストかもしれません。

11/24 記

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埼玉県富士見市移動

Fujimi 車を停めることができなくなった富士見市の土手の中間。オートバイの移動を考え、久しぶりに行ってみた。自分以外も車を停めることができないことはわかっているので、設営の青図は頭の中に描いてあった。HFのダイポールを上げるためにどちら方向に展開すれば歩行者の邪魔にならないか?考えるのはそれくらいだった。

Set

車を侵入させないために置かれた石、ちょうどテーブルとして使用させてもらった。昨日に引き続き7MHzから運用開始。K20 DXパドルも緩んだ部分を締めなおし再登場。いつものくせの打ち間違いはあるものの、慣れてきた感じがする。(実戦投入2回目ですから、なじむのが早い感じがする) 平日にもかかわらずプチパイルをいただけたような気がする。7MHzの後に様子はどうかなと10MHzにも出てみる。近いところではあるが1局コールいただいた。ダイレクトで電波が届くとは言いにくい近距離だが強力な信号だった。交信が終わるとすぐに近いDXからコールされる。平文を打った後に「73 TU」を貰うのはちょっと残念かな。

Vda_20201124081001

HFダイポールを下ろし、2mVDAを立てる。サバイバルコンテストの最終日とあって、まあまあ呼んでもらえた感じがする。

バイクはしばらくエンジンをかけず放置しておくとエンジンがかかりにくくなってしまう。昨日少し乗ったので、今日は調子がいい。これから寒くなるので、たまにエンジンを回してあげないといざというときに動かなくなってしまいそう。また近いうちにこのスタイルをやってみようと思う。

11/24 記

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2020年11月19日 (木)

東京都北区移動

サバイバルマラソンコンテストが始まって2m-SSB主体の運用となっていて、なんとなくCWでの交信がしたくなっていた。ちょうど新しいパドルの実戦投入ということもあって、北区の岩淵水門に移動して運用してみた。水門工事で作業者の車やプレハブが立っていたが、土手の上は結構広く充分にダイポールを張ることができる。以前下見を兼ねてこの辺を散歩していて、おあつらえむきのベンチも確認していた。

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給電点5mhのダイポール。そしてFT-817NEWパドル。うまく設営ができた。そして昨日購入した座布団が活躍。VVVを出してパドルの感触を確かめる。新しいパドルなので、普段よりほんの少しスピード遅めの設定。まだ満足していないうちに「VVV de 7K1CPT/1」を聞いてコールする局が出た。せっかちだなぁと思いながらも応答してしまった。QTHを打つ前から呼んでくれるのはコールサインだけで呼んでくれたということでもあり、ちょっとうれしい気分もある。その後に、平文バリバリのJH1JDI局が呼んでくれる。いろいろ打ってみたものの、ミスキーイングがやたらと出てしまう。原因がわからず冷や汗状態で交信する。交信後にわかったのだが、グランドの支柱がぐらついていたようだ。(原因はK20 DX PADDLEの項目に書きました)指でできる範囲で締め込み、運用を続ける。JH1JDIとの交信の直後に猛烈なパイルアップ。なんで?と思う暇もなく、なんとか応答を繰り返す。後で確認したのだが、J-Clusterupされていたようだ。FT-817だとあまりたくさんの局に呼ばれると飽和してしまって符号にならないときもある。なんとか聞こえる文字を返しながらの交信を続ける。

一通りの交信を終えて呼び出しがいなくなり、いったん周波数を離れて呼び回りを行う。パイルアップを受けるのも楽しいが、呼び回りも楽しいと思う。でも反応が無かったりするとちょっとがっかりかな? 2局目に見つけた沖縄移動の局。誰が呼んでもQRZ? 自分しか呼んでいないタイミングにQRZが返ってきたので、競合する人もスタンバイして、交信に協力してくれたものの、結局一文字もリターンが無くCQになってしまった。飛んでいないんだな、それとも相手の地域の状況が悪いのだろうか?私以外の局もなかなか交信できていない様子だった。

CQを出していた周波数に戻り、サイドCQを出すものの、呼び出しが無いので、アンテナを張り替えることにした。

04-vda

ダイポールを撤去して2m-VDAの設置。CQを出し始める。さっきミスキーイングでお恥ずかしい思いをしたJH1JDIが呼んでくれた。マイクを握ってのお話なので、先ほどの釈明・原因と結果を報告した。なんか言い訳できてほっとした感じ。

その後もCQを出すたびに1局ずつ呼んでくれる。サバイバルも終盤になってきて、みなさんじっくり未交信局を探すモードになってきているのだろうか。まあ、平日なので、これだけ呼ばれるのはありがたいと思える。

なんだか、11月とは思えない暖かい陽気。太陽の光が心地よい。たまに吹く風も冷たくない。まるで春の陽気ともいえる。ちょっと風が強くなってきてマイクに風が当たりそうだなぁという感じになってコールも止まったので終了することにした。機材を撤収し土手をてくてく歩く。バイクを止めてあるところまで戻り帰路につく。短い時間のつもりでいたので食料は何も持ってきていない。ちょっと遅めの昼食となった。

05-map

運用場所は、赤い矢印のところでした。

11/20 記

 

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K20 DX PADDLE

K20-1 JL1KRA中島さんのところで提供されているミニパドル。小さいわりに足元についている強力磁石がFT-817にしっかりくっついて、力強く操作しても不安が無い。けっこういいかも? 3Dプリンターで部品が作れるようになると、こんなものもできてしまうんだなぁ。

K20-2

磁石でくっつかない場合のために接着面のある金属プレートまでついていた。ミニプラグのケーブルも付属。手に入れてすぐに使える親切パッケージという印象。

K20-3

個人的なことなんだが、パドル操作が左手なので、長短点の割り付けが逆だった。リバースケーブルを作っても良いかなと思ったのだが、本体でひっくり返した方がなにかと便利かなと考えた。でも強力磁石にハンダコテが吸い寄せられうまく作業できない。思い切って底面のビニール線の真ん中を切ってリバースさせようとした。被覆を剥く段階で、1本被覆が全部取れてしまった。仕方ないのでそのケーブルだけ全部付け替える。ハンダ部分が磁石に近いほうでなくてよかった。

K20-5

作業したその日に移動してフィーリングを確かめようとした。(東京都北区移動の内容)その日2局目の交信でミスキーイングを連発。お恥ずかしい電波を聞かせてしまった。平文バリバリの方の交信だったが、自分の思い通りに符号が出ない。交信の後にグランドに接続されている支柱のゆるみを発見し、あわてて指で締める。ハンダ作業の時に緩んでしまったのか?よく確認しなかった自分が悪いのだが。

ベンチャーをメインパドルとして使っている自分としては、この3Dプリンターで作られたアームのわずかなしなりが、慣れてくると良い感じになってくるんじゃないかと思える。

お値段も安いし、ヒット作になるかもしれない気がする。

K20-4

11/20 記

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2020年11月18日 (水)

雑用

納税(電波利用料)や電車の定期券などの雑用を片づけ、木工ボンドが欲しくてダイソーに行ってみる。目的の木工ボンドはすぐに見つかったものの、余計なものにも目が行ってしまう。

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物見山で木のベンチに座っていた時にちょっとお尻が痛かったなぁと思い、クッションを購入。

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ついでに折り畳みの椅子(150円)軽量だけれども、耐荷重50kg。ちょっと心もとない。座ってみるとやっぱり不安かな。でも全体重をかけるわけでもないし、壊れても安いものだしと思ってしまうところが、100円ショップの恐ろしいところかもしれない。

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ユーチューブの山系動画でよく出てくるメスティン(500円)。おお!これがメスティンか。思わず買ってしまった。山ご飯もやってみたい気持ちはあるが、いつも無線が優先され、食べるのはおにぎり程度。ひどいときには空腹のまま下山して、おにぎりはただのウエイトにしかなっていないときもある。そんな山登りばかりなのに、山ご飯なんてできるのだろうか・・・。まあ、昔使っていたストーブもまだ使えるし、コーヒーぐらい作れる余裕ができたころに活用できるようにしたいかな。平日に山登りできる機会も増えそうだし、閑古鳥で2~3局交信して、のんびり過ごすこともそのうちあるかもしれない。

見ると余計なものまで買ってきてしまう。反省しなければ・・・。でも、今回は手を出さなかったが、ちょっとしたおやつやカップ麺の小さいやつとか、山登りの際にお供させたいようなものもたくさん見つけられた。ダイソーおそるべし・・・。

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2020年11月17日 (火)

埼玉県日高市 物見山移動

電車を使っての移動運用。目的地を日高市の物見山として出発した。2日前にも山登りをしているので、足に疲れが出ていたら、途中の日和田山の移動に切り替えてもいいかなというところで、こんな場所を選んだ。

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高麗駅で下車して出発する。駅の広場の柱は待ち合わせの登山グループがいて、写真を撮ったのですが非公開。以前来たのはいつだったか?だいぶ時間が経っていたかもしれない。トイレの位置が変わっていた。以前トイレがあったところから外の道に出る。なんか違うなぁ。前は反時計回りだったような気がする。途中に巾着田という案内看板があるので方向には間違いはないと思うのだが・・・。景色も記憶になく、ちょっとずれている気がして、思った方向に変更して進むと見覚えのある所に出てきた。無事、登山口までたどり着く。ここからは何の問題もないだろう。登山口前の駐車場には思った以上に車が止まっている気がする。平日ではあるが、たくさん登っているのだろうか?

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少し登って一の鳥居。男坂と女坂の分岐点。迷わず女坂を選ぶ。岩登りを楽しむのではなく、無線が優先。楽な方を選ぶ。

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二の鳥居。ここからの巾着田の眺めは良い。が見向きもせず。社も以前のままかな? 右側の登りに進み、日和田山を目指す。岩の険しかったところは手すりが付いていた。整備されているということなんだろう。以前、このあたりでアマチュアTVで有名なJA1AKAさんとすれ違い一言ご挨拶した。背中にしょった段ボールのパラボラが印象的だった。

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山頂と巻き道の分岐。こんなにはっきりしていたかなぁ。いまいち記憶がよみがえってこない。山頂に向かって進む。岩場を登って山頂に到着。狭さは変わりないが、なんとなく印象が違うのは、山頂を囲む木々の雰囲気が変わってしまったのかもしれない。

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写真だけとって先に進む。急な下りを終えると巻き道との合流。道しるべはあるものの、余計な道が一本あり、ちょっと迷った。そのまま進んで、高指山に到着。

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以前ここにあった通信用鉄塔が撤去されたと聞いていたので、一度見てみようと思っていた。すっきりとしていて、社屋だけが残っている。以前はそばまで近づけたのだが今は手前に柵が設置され近づけないようになっている。

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小休憩の後、先に進む。舗装路を下ったところにトイレがある市営の設備かな。きれいなトイレだった。物見山に向かう案内看板のところから舗装路を離れ進む。おそらく山頂はすぐそこだろうというところで、休みなさいと言わんばかりのベンチ。一息ついて山頂エリアに到着した。

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とりあえず写真を撮ってから、アンテナの設営。スマホの受信状態は悪い様だが書き込みは行えたようだ。2m-SSBで運用を開始する。Facebookの書き込みを見て早速コールしてくれたJH1JDIQSO。試してみたいこともあるそうで、後で430MHzで再度交信しようと約束した。その後はテンポよく呼ばれる。サバイバル・マラソンコンテストの最中ということもあり、平日の日中にもかかわらずたくさんの局が出ている。自分としてはコンテストで高得点を上げようというよりは、普通に交信できることがうれしい。山に登って2mに出ても違法局の被りで交信がしにくい印象があり、いつの間にか予備の予備みたいな使い方になってしまっている。そんなバンドで、この期間だけは気持ちよく交信ができると言えるかもしれない。

Kazuさんも呼んできてくれた。タイミングが良いのか、ほぼ毎回の運用で交信できるというところがすごい。まあ、こちらが呼ぶときも行動を事前に知っていることも多いのだが、今回も自分の予定で出かけた先で呼んできてくれたようだ。それにしても、ロケーションが良いのか?FT-817の付属WHIPでガツンと言う感じの信号で聞こえてくる。驚きである。旧大胡町だった前橋市からのコール。にわかに信じられないなぁという感じだった。

最初に交信したJH1JDIVX-83eleをつないでメインチャンネルでコールするも応答はない。二度ほど呼んで反応が無かったので、ベンチに設備を置いて、facebookに書き込み、VDAFT-817の撤収に取り掛かる。とほどなく、VX-8から元気な声が聞こえる。撤収の手を休め、VX-8と八木を持ち、応答するとともにサブチャンネルの空きを探しに行く。QSYして交信開始。相手が50Wだとどこに向けてもメーター振り切れになる。パワーを5Wに下げてもらうと信号がディップする方向が2か所ほどわかってくる。その中間に向けて交信を続ける。こちらは1W。相手は不安なく受信できているようだ。いろいろと話をしながら、八木の方向や偏波面を変えたりしてみる。垂直偏波と水平偏波では、こんなに違うんだなぁとちょっと驚き。そして、相手のアンテナの方向が筑波山向けだという。こちらを向いていない。若干こちら向けのアンテナでは、受信信号が落ちるようで、直接向けるより反射のほうが強いということにも驚きを感じる。テキパキと交信しハイスピードでログを進めるのも好きではあるが、こうした交信も内容が濃くて楽しいと思える。ひとしきり話し終えた後、そろそろ下山したいところもあって、ファイナルを送り撤収に取り掛かる。

下山は往路をひたすら戻る。2つのピークを越えてきたので登りも多少はあるのだが、休憩無しで一気に進んでしまった。もっとも、下りで足を捻ることも多いので、危ないところは速度を緩め慎重に超えるように心掛けた。登山口まで戻り小休止。汗が引くのを待ってからシャツを着替える。駅まで行ってしまうとさすがに人の目もあるだろう。もうここからはそれほど汗をかくこともないだろうと、人気のない場所で乾いたシャツに着替えると気持ちもすっきりとする。スマホを見て、Kazuさんの書き込みに一言コメントを書いた。でもそれ以外は帰りの電車の中での楽しみにとっておこうと画面を閉じる。

駅までの道は問題なく変えることができた。途中で無人販売所にあったみかんを一袋購入。200円。甘さと酸っぱさがおいしく感じられた。駅の前にたどり着くと電車が止まっている。ホームまで進むと、走り去る電車の後ろ姿。時刻表を見ると次の電車は25分後。もう少し早く到着していれば・・・。まあ、この路線の時は帰れなくなることもないので、あまり時間を気にしたことはないのだが・・・。タッチの差で乗り遅れるとちょっと悔しい。電車を待つ間、facebookに無事下山の報告をしようとしたら、バッテリーアウトで電源が切れてしまった。ただ、電車をじっと待つしかないかな。みかんを食べながら次の電車を待つ。

18時に最寄りの駅に到着した。山歩きも無線も楽しめた。杉林ばかりの行程で紅葉の良い景色は無かったものの、花粉症の自分としては春にこの辺りをうろつくのはきついと思うし、たぶん今頃の季節がベストタイミングなんだろうなぁと思う。

11/18 記

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2020年11月15日 (日)

秩父郡東秩父村

車まで戻り2mのアンテナを上げようと思っていたのだが、到着するとすぐそばにV/UGPを上げている人がいる。不在だったのだから当然いてもおかしくないことではある。試しに、どのバンドに出るんですか?と聞いてみた。目的は同じだったようだ。ほかのバンド/モードならいいですよとは言ってくれたが、あまり好意的ではないような印象もあったので、ちょっと考えますと言って、車に戻り、靴を履き替えてから場所を変えることにした。話がはずめば割人ではないと思うのだが、きっかけがつかみにくい様な感じだった。車のナンバーは群馬だったので遠征に来たのだろう。邪魔しないのが一番かもしれない。

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ふれあい牧場からいったん下まで下り、登りなおして二本木峠に登り、登谷山の登山口まで来てVDAを設置した。VFOを回して一通りワッチしてみる。近くに来ているであろう某局の信号は聞こえない。山の影になっているのか?もう終わってしまったのか?残念。ちょっと時間が遅くなってしまった。とりあえず、CQを出している局を呼び、飛び具合のチェックをしてからCQに移る。まあまあのペースで呼ばれる。でも、コンテストのようなペースにはならないように交信を進める。初交信やバンド初の方も比率的には多いような気がする。29年と11か月ぶりの交信という方もいた。そう、開局して間もないころに交信していただいてそれ以来という感じである。お互いがこの趣味を続けているとこんな出会いもあるんだろうなあという感じ。

25局をログインしたころにはあたりが真っ暗になってしまった。標高が高いとはいえ、前日の平地運用よりも交信数は少なかったかな。まあ、のんびり交信を進めていたのでこんなもんかもしれない。複数が同時に呼んでくることもあまり多くは無かった。コピーしやすい呼ばれ方だったかもしれない。

帰路につく。日曜なので渋滞が心配ではある。でも、それほどの疲れもないから、何とかなるだろう。高速では多少の混雑はあったが車が止まることも無く、走り続けられた。暖かいコーヒーを飲もうと立ち寄るつもりだった三好PAPAに入るための長蛇の列、大渋滞なのでパスしてしまった。やはり休日で人では多かったのだろうと思う。2時間のドライブで無事自宅に到着となった。

11/16 記

 

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大霧山移動

今日こそは山に行くぞという感じだった。7時前に出発。言うほど早くないと思われるかもしれない。ポストに不在配達の通知があり、郵便局に業務開始の7時に到着できる時間になってしまった。荷物を受け取り、そのまま関越道へ。久しぶりに東秩父村の大霧山に行くことにしていた。下山した後も車から運用できると考え、日曜日をフルに活用しようというつもりだった。

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目的地に近づく。粥仁田峠に車を停めるつもりだったが林道が崩落しているのか?手前で通行止めになっていた。仕方ないので以前ヘリコプターの緊急着陸マークのあった道の横に車を停めそこから歩くことにする。駐車場というわけではないが休日には多くの車が駐車しているところなので大丈夫だろう。靴を履き替え準備して出発した。

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粥仁田峠まで約10分の下り。そこから登り始めて約40分。50分程度で山頂に到着した。今回で3度目か4度目の大霧山運用。平坦なところが少ないので歩きながら休むことがあまりできない印象だったが、今回初めてノンストップで山頂に到着した。到着直後に息を切らせていると、先に到着していた登山者が、「これくらいで息を切らせていてはだめだよ」なんて声をかけてきた。「無線目的で機材やバッテリーをしょってきているんです」というと、「余計なものを持ってきているんだぁ」なんて言ってくる。好意的なつもりなのかもしれないが、言葉を選べないものだろうか?心の中で「余計なお世話だ。こっちはこれが目的で登っているんだ。余計なものなんて持ってきていない!」と思っていた。

03_20201116100201(フラッシュをたくという手段もあるのだが・・・)

気を取り直して、準備に取り掛かる。この山頂はベンチがいくつかあって、景色を眺める目的では一番後ろのベンチに陣取ってリュックをあける。ここまで来て・・・144MHzのアンテナを忘れた。準備の時に助手席から後方に移し、そこで靴を履き替えて・・・リュックに入れ忘れてしまったようだ。またやってしまったという感じ。周囲には慌てた姿を見せず、430MHz3eleVX-8を接続し無線のスタート。それにしても、釣り竿やFT-817という重りをもって登ってしまったのか・・・。

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運よく空き周波数を見つけ、メインへ行って短いアナウンス。そして一発目のCQKazuさんが応答してくれた。バンドの予告をしていないのに一発目で呼ばれるなんて・・・すごいワッチ力だ。驚いてしまった。その後はいつものペースで運用を進める。話が長い運用かもしれない。途切れず進むが、複数呼ばれたときのコールサインの断片を1交信終わった後に指定しても声がかからない。待っていられない人が多いのはやはり話が長いからなんだろうか?

SOTAのナンバーのつく山でもあり、チェイサーと呼ばれる人(SOTA運用を追いかけてくれる人)も何人かいた。ありがたいことだ。自分で山に登る人も少なくない。共通の話題があると話が盛り上がる。総じて話が長くなってしまったりする。日陰にじっとしていたこと、混信が出てきて聞きづらくなってきたこともあり、終了宣言をしたが、追っかけ強力な信号で呼ばれた。無視するのも悪いかなと応答すると秩父市の局。眼下に広がる秩父市は周囲が山に囲まれていてなかなか交信しにくいところ。まあ、無視しなくてよかったのかな。

05pc

運用は6インチモニターのつく手のひらサイズのPCを使った。まだ慣れていないせいか、キーボードの振れ具合が弱くて違う変換をされてしまったり、バタバタしながらの運用になってしまった。もう少しなれないといけないなぁ。なるべく使って慣れたいと思う。メインの目的は山頂でのコンテスト運用でCtestwinを走らせること。でも、まだそこまでは程遠い感じがする。画面が小さい関係で、細かい設定が変えにくい。これも今後の課題。

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日向に出てみると太陽の光が暖かい。ホッとする感じ。ちょうど12時なのでお昼にする。食事をしながら目の前の景色を見ると遠い山並みがきれいだった。無線目的で山に登るので、景色を眺める余裕がないときもある。今日は良い天気で、素晴らしい景色が広がっている。あの山にも登ったなぁなんて思いながら昼食をとった。

大霧山は山頂標識が逆光になってしまう。山頂にいる写真は余りよい出来にならない。露出を開けばバックの景色が白飛びするので、結局目に焼き付けておくことぐらいしかできないかもしれない。

自分的には早い時間なのだが、144MHzのマラソンコンテストに参加する目的もあったので、昼食の後に下山を開始する。

11/16 記

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2020年11月14日 (土)

さいたま市桜区移動

Kazuさんが新しいアンテナの試運転をするという話を聞いて、迎撃移動しようと思っていた。群馬に開けた山からワッチしようと思っていたのだが、寝坊してしまった。どの交通手段を使っても登山口までの時間がそれなりにかかるのはきついなぁ。結局近場のさいたま市桜区に行きアンテナの設営を行った。(ここでも1時間ぐらいはかかるのだが・・・)

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144MHzのアンテナはVDA。ある程度使ってみて有用性を確かめてみたいところではある。登山時に使用する目的で作ったので軽量ではある。山での運用なら手元で回せるつもりなのだが、このような設置だとなかなか回しに行けない。ほぼ固定での使用となった。

他にHFダイポールも張ってある。大きさを考えると、こちらの方が手間がかかっているように見える。7MHzを受信してみるとけっこうにぎやか。午前中は国内に良いみたいだ。でもバンドスコープを見ただけで、呼び回りはせず144MHzのワッチに進む。

Kazuさんの変調を見つけ交信後に呼んでみると、交信相手さんが運用している周波数だったようだ。失礼してしまった。1x1で呼んだので相手もどうしたものかと躊躇してしまったようだが、Kazuさんが反応しなかったので、相手が応答してくれてそのまま交信に入った。がちがちの2mマンではなく、移動運用でマルチバンドでお相手いただいている方だったのが良かったのかもしれない。

その後、またVFOを回して探し回る。また変調を発見したものの、今度も呼び回りで交信していたようだ。仕方ないので、空き周波数を見つけCQを出し始めると一発でKazuさんがコールしてきた。あまり出ていないバンドなので、様子を見るためにワッチしながら呼び回っていたとのこと。信号も強力に入感しており、アンテナの具合も良いみたいだ。

その後は144MHzの運用を続ける。Homeからは毎日3交信以内しかできていなかったが移動するとどんどんログが進む。55局も交信してしまった。後半のマルチが心配な気がする。思った以上に初交信の方が多かったように思う。このバンドに関する自分のアクティビティが低かったのかもしれない。グランドウェーブの伸びも良く回析などで思わぬところに飛ぶこともある。波長の関係でアンテナも作りやすく、巨大アンテナで国内DX交信している人もいて、相手の設備に助けられて遠距離交信できることもある。もっと運用の比率を上げたいところだが・・・。業務使用の目的外通信をする(もしかしたら無免許もいる簡素しれない)局がいまだに存在することも影響しているかもしれない。もっと活性化してほしいものではある。

HFのほうは、せっかくアンテナを上げたので、ハムログの裏側にFT8を立ち上げておいて、未交信局を呼んで5局ほどDXをログインした。

11/16 記

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2020年11月13日 (金)

サバイバル マラソンコンテスト

この日は、帰宅時間が遅くなる気がしていて、出勤前の6時台に無線機のスイッチを入れて、なんとか1局交信できた。ほかにも出ている局はいるようだがCQを出している側の信号は復調できないぐらい弱い。とりあえず1局できたので安心して出勤できた。

帰宅はそれなりに遅かったが、無線機の電源を入れてワッチするとけっこうにぎやかな気がする。1局追加することができた。

11/16 記

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2020年11月12日 (木)

3日目

サバイバルも3日目となる。帰宅して無線機の電源を入れた途端に飛び込んできたのが8J17CALL/1だった。サバイバルでは有効とならない相手だが、おそらくopはあの人だろう・・・という感じでコールしてみた。こちらには充分に強い信号なのだがレポートはあまりよくなかった。やはり飛びにも問題があるのかもしれない。この記念局とは2mでCWとFT8の交信はあったのだがSSBは初交信となった。アクティビティが高い。頑張っているなぁと感心する。

その後、強く聞こえている局をコールして交信する。8J1ITUのメンバーでもあるYLさんの信号が強かった。昨夜聞こえていたのだが信号はカスカス。ビームを使っているのかな?こちらの向いているときに交信できてよかったかもしれない。他に、初交信・バンドNEWの方を呼んで3交信。この日までに9交信となった。一応日数のマルチは今のところ取りこぼしなく進んでいる。

11/13 記

 

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6m and down 結果

コロナウィルスの影響で移動を自粛した6m and downコンテスト。結果が発表されました。

Rizaruto

homeからの運用では上位は無理と決めつけていましたが、結果は4位でした。3位との差はわずか101点。1マルチまたは3交信の差でした。もう少し頑張れば入賞ということだったのでちょっと残念。マルチでいえば5位の方と同率ですが、この部門でトップのマルチ数を上げていました。homeからの運用でも、結構いけるもんだなぁ・・・と。こうなるとしっかり寝てしまったことが悔やまれますね。過去のブログを読み返してみると、NEWマルチでありながら交信できなかった8エリア局をあきらめたことが悔やまれます。

と、ここまで書いておきながら、Kazuさんに入賞してると情報をいただきました。確認しに行ってみると、4位まで入賞だったようです。参加局数が多かったんですね。ラッキーでした(11/12追記)

普段の交信では呼び負ける6mのデルタループもけっこういけるもんだなぁと思いました。最近気になっている430MHzの同軸の損失がやはり影響が出ているんじゃないかな。これが改善できればさらに上を目指せるかもしれない。もっとも、コロナウィルスが終息したら移動で参加する局も増えるだろうし、自分も移動で参加するようになると思います。

いろいろと考えが広がる結果発表でした。

 

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2020年11月11日 (水)

サバイバル 2日目

この日も帰宅してから3局交信。近場の方と交信しすぎると後半のマルチが心配・・・というのは言い訳で、初交信の方と交信したくて呼び続け50分もかかってしまったりして、くたびれてしまいました。なかなかログが進まない感じです。まあ、50W出せばそれなりに飛ぶのかもしれませんが、そこは自分のこだわりというか・・・。目標に達するまではQRPで交信数を伸ばしたい感じです。

 

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2020年11月10日 (火)

QSLチェック完了

残り1/3ほどになったQSLのチェックを一気に終わらせる。

未発行の交信のQSLや再度しっかりとチェックするQSLの枚数がちょっと多い気がする。かなり前の交信でQSLを送っているのに「PSE QSL」で届いたものは到着していない可能性があるので再発行することになる。「コンテストはNo QSL」といわれていたものも相手からQSLが届くと印刷して送る。そのほかなんだが、どうも増えた原因はFT8にある様に思う。自分のログに発見できない交信データのものは、FT8が多い。交信成立と判断するポイントが違うのだろうか?なかなか判断するのが難しい感じがする。

QSLチェックをしていて感じたことは、予想以上に1st QSOの方が多かった。CWをやらない方とFT8で交信できているのが原因かもしれない。これはこれでありがたいと思っている。JARL会員局名録に出ていない局からも何枚かQSLをいただいた。転送作業の負担を減らすためにも発行していなかったものもあるので、そちらも印刷に回す。この、一枚一枚の作業は意外と時間がかかる。なるべくこれを避けるために相手が受け取れる状態ならQSLは先に転送に回すようにしているのだが、こればかりはゼロになることはないんだろうなぁ。

印刷にかかわるところは後日回しにして、今日からスタートしたサバイバルコンテストのこともあり、144MHz-SSBをワッチしてみる。この日の交信は3局。1stQSOの方も一人いた。昨年はエントリーに必要な最低交信数に達しなかった。仕事が忙しかったのだった。今年は達成できるかな?期間中に移動して144MHz-SSBにも出てみようと、ちょっと考えている。木曜・金曜の仕事が終われば一段落すると思う。

11/11 記

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2020年11月 9日 (月)

工事

日曜日は仕事があり、無線はお休みになってしまった。空けて月曜日。荷物を開き始める前にやっておきたかった工事を2件申し込んでいて、それがこの日だった。給湯器の交換工事と電話線の工事。どちらも立ち合いが必要なもので、お休みをいただいていた。工事業者の到着する時間は、午前中と午後中。特定の時間を指定できないため、待っている時間が多くなりそうと思い、JARLから転送されたQSLのチェックを一気に済ませてしまおうともくろんでいた。

QSLのチェックは順調に進んでいると思われたが、思ったよりも工事業者さんが早く来てくれた。特に、午後の電話線工事は、お昼前に電話があり、「そちらの時間は午後の最終の予定だが、希望であればお昼休みの時間帯に先に片づけられる」とのこと。どうも、前の工事が近所であったらしく、移動時間を節約する意味でも、早く作業することができると提案するための電話だったようだ。早く終わってくれるのはありがたい。こちらからもお願いし、工事を午後一番の時間に開始してくれた。

そんなこともあって、早めに立ち合いの必要な工事が終了する。電話線のほうは、Wifiの設定など自分でやらなければならないこともあり、そちらに時間がかかってしまう。言葉の言い回しがメーカーによって違ったりしたので、けっこう悩んだ。でも終わってみれば比較的簡単な作業だったのかもしれない。

そんなわけで、中断したQSLのチェックは2/3ほどで終わり、残り1/3は後日回しということになってしまった。

11/11 記

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2020年11月 7日 (土)

コンテストログの提出

日曜と火曜に行われたコンテスト等のログ提出がやっと終わりました。

山と無線への運用報告は設備などの追加リクエストなどもありましたが、これで終わりかな?

QRPコンテストは写真を小さくしたりして添付。自作部門とはいえキットなので外観だけの写真にしました。

最後は鶴見川コンテスト、わずか8交信でしたが、流域内局と1交信もできていないので、チェックログで0点として提出しました。チェックログになってしまうことで、気合が入らず一番最後になってしまった感じです。

コンテストというイベントに参加して交信を楽しんだ以上、ログ提出は義務だと思います。でも、現在は郵送のみの受付だと参加を躊躇してしまっている。間違えて参加してしまった時などは、報告しなくて申し訳ないときもある。でももう、ログを印刷して封筒にあて名を書いて切手を貼ってポストに向かうという作業に戻れない気がする。

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2020年11月 4日 (水)

QSLカード発送

Qsl_20201107090801 会社に行く前に大塚のJARLに立ち寄り、10月分までのQSLを預けてきた。コロナウィルスの影響でちょっと間が空いてしまった。かなりの量と思えるのは、「Go toトラベル」の東京除外が解除されてから約1ヶ月の間に参加できるコンテスト・移動できる日にかなりアクティブに運用していたこともある。ちょっとすっきりしたかな。

そういえば、WAKUの申請書を作っていなかったので、忘れてしまった。ハムフェアが無くなったことで、ブースに展示する理由も先延ばしになってしまって、気が緩んでしまったかもしれない。

11/7 記

自分の記憶を確認する意味でも、日記としてブログを続けていますが、QRLでUPが遅くなってしまい、新鮮味が欠けているかもしれない。いちおう書く前にWORDで下書やメモ書きなどを残して、完成したらUPしているのだが、今週はちょっと無線以外でもQRLです。

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2020年11月 3日 (火)

QRPコンテスト

Photo_20201107090701 メーカー機使用と自作機使用の部門に分かれるQRPコンテストは、いつも自作機の部門にエントリーしている。今回も自作機の部門での参加とした。運用場所はさいたま市桜区の荒川土手上。近いところで1.9MHzのダイポールが張れる場所ということでここに決めた。ギボシ接続のダイポールに、1.9MHzエレメント・3.5MHzエレメントを追加しての設営。50MHzはデルタループをトップに上げる。K2HFバンドをカバーし、XV50トランスバーターで50MHzに出る。一応全て自分で作ったものでの参加とした。

Xv50

13時スタート。50MHzから出るか7MHzから出るか悩んだが、7MHzのコンディションがだんだん落ちてくるだろうと考え、こちらを優先した。予想外にコンディションが良かったこともあり、50MHzの運用がちょっと遅くなった。まあ、登山している人もまだいるだろう。50MHz1エリアにとって有利な部分だと思う。それだけ無線人口が多いというところもある。ただ、シングルバンド参加の局はSSBだとラグチューモードになっていることもあり、コールサインがわからずなかなか呼べない。3分待ってもわからないとさすがにVFOを回してしまう。当人にとっては楽しい交信なのかもしれないが、声を出さずに待っている者にとってはものすごく長い時間に感じてしまう。

とりあえず呼び回りCQも出し、HFハイバンドを聞いて回って7MHzに戻る。HFハイバンドは誰も出ていないような感じ。7MHzはまだコンディションが残っている。けっこう良い感じでログが進んだ。最近は3.5MHzの国内オープンが早いと思い、QSYしてみたが、電波を出している局が少なかったのか、いまいちログが伸びずいったん50MHzQSYする。時間が過ぎると出てくる局もあり、ちょっとログを進めた。

日没近くなると3.5MHzは強力なQRP信号でにぎやかになり、良い感じでログが進んだ。中には呼ばれているので交信しておこうという感じで呼んできたのか「599」しか送ってこない局がいて「NR?」を送ると「59929」。「PWR?」を打つと、やっとわかったようで返事が無かった。おそらくハイパワーで呼んでくれたのだろう。ログには0点と記録した。

1.9MHzは難しい。コンディション的に強い信号の局の範囲は狭いようで、あまりログが進まない。そもそも1.9MHzに出てくるQRP局が少ないのかもしれない。早々に引き上げ3.5MHzで再度ログを伸ばす。そして最後は50MHzで交信数を追加して終了。実は、立ち寄りの用事があり、コンテスト終了の1時間前ぐらいに終わるつもりでいた。ちょっとオーバーして2005分に終了を決めた。

有効交信は207と昨年を50交信以上上回ることができた。自分的には満足。自作機マルチバンド部門には競合局はいるだろうか?昨年2位の方も参加していたようだ(かなり強力な信号だった)最後の1時間が奈落の底へ突き落される可能性もある。一応得点としては、昨年のメーカー機部門の1位を上回ることができたので、最終的にどうなるか?結果が楽しみではある。

2020-qrp-rate 2020-qrp-point

11/7 記

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2020年11月 1日 (日)

茨城県つくば市 筑波山移動

Photo_20201105011102 参加している「山と無線」のML1泊ミーティングの代わりに企画された山岳一斉移動の呼びかけに参加を表明していた。ふだんは直近になって移動運用を注視したりすることがある自分のスタイルだと、予告運用はなるべくしないようにしているのだが、中止になったハムフェアのための夏休みを返上していなかったので、そのまま休みが確定していて、移動予告が可能となった。本当は榛名山に1泊で2山登ろうという気持ちもあったのだが、TX0Tの追っかけのために一日使うことにしたため、日帰りの山移動にしようと予定を練り直した。過去に行ったことのある筑波山は前回ケーブルカー横の登山道を使用したので、今回はロープウェイ側から登ってみることを決めた。

朝、5時半過ぎに出発したものの、ロープウェイの駐車場に到着したのは7時半ごろ。やはりそれなりに時間はかかる。すぐに準備して出発したものの、最初の階段を10分ほど登って、リュックに入れ忘れたものを思い出し車まで戻る。短い時間ではあったが、けっこうショックだった。

ずっと続く階段を登っていると結構しんどい。最初のすこし平坦なところまできてちょっと気持ちが緩んだ。茶屋跡と呼ばれる広場まで登り休憩。やっと半分といったところだろうか。しっかり休んで再出発する。茶屋跡でラジオを聞いていた人がいて、ふと思いつき、ハンディ機のVFOを回してワッチしながら歩くと少し気が楽になった。ちょうど鶴見川コンテストが始まったところらしく、なんとなくQSOを聞きながら電波の受信具合を聞いていたのだが、右から左へ聞き流しているような感じで印象に残らない。よく交信する局のコールさ委員だけは耳に残っていた。山頂が混雑して無線ができそうになかったら、コンテスト参加局を呼んで、少しログに残せればいいかなということが頭に浮かんだ。

Photo_20201105011001 この辺から奇岩といわれるものが祭られていたりする。大きな岩が真っ二つに割れているものとか、二つの岩の真ん中にもう一つの岩が挟まって乗っかっているだけのようなもの。その下をくぐり抜けるような感じの道があったりする。胎内くぐりと呼ばれるところでは、回り込んで通過できるのだが、リュックを下ろして一応くぐり抜けてみた。ご利益があるかどうかはわからない。Photo_20201105011103

日曜ということもあり、たくさんのハイカーが登ってくる。子供は元気に駆け回っているし。学生のグループは声高に話をしながら登っている。自分のペースが守れなさそうだと先に行かせてしまうのだか、声はいつまでも響いていた。狭い場所では渋滞になる。同じ目的地に向かって進んでいるので、これも仕方ないことかもしれない。Photo_20201105011104 筑波山の最高峰(女体山)に到着すると、やはり狭い山頂エリアは人だかり。運よく隙間で山頂標識と一緒に写真を撮ることができたが、ここで無線をやる雰囲気ではない。階段を45段下がった社の横でハンディ機1Wに付属ホイップで鶴見川コンテストでCQを出している強い局を呼び回って8局ログインし、女体山での運用を終了し男体山のほうに移動を開始した。

Photo_20201105011101 男体山、こちらも2度目ではあるが、なんとなく前回と印象が違って見えた。登っている最中にも感じたが、こちらに来る人も多い。時折渋滞が起こる。休憩にはなるのだが、思い通りに前へ進めないのはつらいかなぁ。山頂の社と気象観測所跡の間の階段横にヘンテナとFT-817をセットした。VFOを回して呼び回りを始めたが、最初に見つけたのが山と無線一斉移動参加局のJA1CTC。これは呼ばなくては・・・。5KHz上の被りが少しあるものの話の内容はわかりそうなのでコールする。すぐに拾ってもらい、2往復ぐらいの間に強力な混信が目的の信号をマスクするようになってしまった。ちょっと後味の悪いファイナル。なんでこんなに広がって聞こえるんだろう?(下山してから思いついたのだが、CWの運用を主軸にするため、CWフィルターを入れてある。フィルターは一つしかないので、SSBフィルターを入れることもできず、無防備な状態だったことが原因かもしれない。)

Photo_20201105010902 その後、金山に登っているJK1TCVを発見。さっそくコールする。すると、私が呼び回っているのを見つけ、先回りでCQを出していたそう。みごとに釣りあげられてしまった。ほかの友人2局の運用があることを教えてもらい、VFOを飛ばしてその周波数に行ってみることにした。群馬の仲間2局目と交信。交信が終わると、こちらを呼ぶ信号が聞こえ、5KHz-UPを指定する。信号が聞こえなかった周波数でチェックすると、「使っているよ」という声。こちらから聞こえない相手と交信している局がいた。あわててさらに5KHz上がると宣言して、当該周波数でチェックし、呼んでくれた相手が付いてきてくれているか確認するとすぐにコールしてきてくれた。その局との交信が終わると、さらに呼んでくれる局がいた。重なったうちの1局の2文字を指定して受信すると、運用している情報のもう1局だった。最近は無線機を作らず体を作っている(運動している)友人だが、私が登山するのを聞いて、自分も山からQRVして交信したかった。そう言ってくれた。なんども顔を合わせている友人ではあるが、こういう行動をしてくれるのはとてもうれしいと思った。ちょっと長話になる。周波数が普段よりも高いこともあり、交信後に呼んでくる信号はなかった。このきっかけで、普段出ている50.225まで下りる。この辺でのCQは聞いてくれている局も多く、次々と呼んでもらえるようになった。最後も自作のDSBで呼んできた局。少し長話になる。50MHz-SSBの交信30局で2局の自作機使用局と交信できるのは比率的にかなり高いのではないかと感じる。

交信を終えて、すこし寒く感じられるようになり、ケーブルカー駅の前の広場まで下りて、名物といわれるうどんをいただく。登っているときは汗をかくほど暑いのだが、じっとして無線をやっているとかなり冷えてしまうようだ。下山をどうしようか? 岩場ばかりを登ってきた印象があり、冷えた体でまた足をひねってしまうのを恐れ、下山はロープウェイを利用してみようと思った。女体山の付近まで登ってロープウェイ駅に向かうと、乗車を待つ人の列で大渋滞している。まいったなぁ。一度ロープウェイを使うつもりになったら、歩いて下る気持ちが無くなっていた。結果的に乗車を待って、順番が回ってきたのは40分後だった。コロナウィルスの対策で乗車定員を半分にしているらしい。つまり、ふだんなら20分で乗れるはずだったということだろうか? まあこういうこともあるのかもしれないぁ。

帰路は、ゆっくり進むところもあったが車が止まるほどの渋滞も無くまあまあ快適に帰宅できたかもしれない。しかしそれなりに時間はかかるなぁと感じた。

たくさんの楽しい交信と山歩きを満喫しました。ありがとうございました。もしかしたら、電波をキャッチしながらも待ちきれず、VFOてしまった方もいるかもしれない。話が長いのはいつものことで申し訳ない。Homeでラグチューするのが難しい状況で、ラグチューしたいから山に登っているようなところもある。テキパキしたショートQSOを重ねるのはコンテストで楽しめているから、山ではこんな感じになることが多い。

Photo_20201105010901 11/5 記

 

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