埼玉県志木市移動
朝、とりあえず郵便局に小包の引き取りに行く。なにを送られたのか知らなかったのだが、来年のカレンダーだった。急いで取りに来るようなものでもなかった。
引き取りの後にそのまま車をさいたま方向へ走らせる。風は弱いようでアンテナ設営はできそうだが、コンディションが良くなかったらどうしよう。考えた結果、国内交信を楽しむ日にしようと決め、志木市の秋ヶ瀬のグランドに行くことにした。洪水の復旧具合を確かめたかったのと、コンディションの上昇を感じたら昨日の場所に行くこともできると考えた。もっとも一度上げたアンテナを撤収して別の場所で上げなおすというのは、よほど気持ちが動かないとやらないだろうなぁという感じではあった。
国内向けならやはり7MHzか。呼び回りからスタートする。正直なところ市町村でも未交信のところは少なくなってきている。それも遠方のオープンする時間が短いところばかり。NEWに出会えるのは期待していないが、交信できることが楽しいという感じでもある。なかなかコールサインを打ってくれないので呼びたくても呼べない相手がいたりする。今日は焦らずのんびりしようというつもりもあったので、ワッチしながらスマホをいじっていたりしたが、コールサインを打ったと思ったら、J-CLUSTERにupされている局とは違う局だったりした。クラスター情報を見ただけで呼んでいたら、間違った相手のコールサインをログに残すところだった。聞き始めてから15分も相手のコールサインしか打たずに交信を重ねている局もいた。呼ばれ続けるからこういう形になるのかなぁ。でも、その気になれば自分のコールサインを挟むことはできる思うのだが・・・。「QRZ?」しか打たない局も、Q符号の使い方が間違っているよと言いたい感じ。まあ、呼び回りしているときはいつも感じることなんだが・・・。反面教師という意味ではインパクトがある。入門者にはまねしてもらいたくない感じだなぁ。自分も移動運用でCWを始めたころは自分のコールサインが挟めずに振り回されるように交信を重ねていたことがある。でも、なんか違う、これではだめなんだろうなぁと思うところもあった。聞いていて違和感を感じるのは、これが正しいやり方だと信じているように自信をもって自分のコールサインを打たない運用をしているように感じること。悪しき習慣だと思う。
7MHzは自分もCQを出して合計50交信ぐらいできました。10MHzで強力な4エリアの局をコールして交信。その後カスカスの沖縄局と交信し、CQも出してみる。CQに応答してくれたのは8エリアの局だけで、やっぱりスキップしているなぁという感じだった。FT8にも出てみるかとリグを変えたところに飛び込んできたのは、南アフリカの信号。50Wでコールしてすぐに交信できた。DXには開けているところもあるのね。南アフリカは他に2局ほどいたが、交信にはなならなかった。相手の局が向けている方向というのもあるかもしれない。でも信号は極東まで届いている。
FT8って、ソフト上にプリントされた情報だけしか状況を把握できない。呼んで拾ってもらえればこちらの信号がどれくらいの強さで相手に届いているのかわかるが、交信できなければその情報さえ手に入れられない。また、自分のところでクリアな状態であっても、相手の受信状態ではクリアかどうかはわからない。いかに相手のPCに自分の信号をプリントさせるか?見えない相手と戦っているようだ。会話のできないモードは楽しくないと思って手を出さなかった時期が長かった。でもやり始めてみると、いろいろと考えることもあったりして、それなりに楽しめるモードかなと考え方も変化してきた感じ。その後、順番にバンドを上げていき、24MHzまで進んだ。ここまでくると見える信号も少なくなる。でもセロではない。交信できないにしても、それなりに出ている局がいることは驚きである。この季節に・・・である。CWでさえも交信相手は見つからない。突発的なコンディションのオープンってあるんだけどなあ。CW好きの人もみんなFT8に移行してしまっただろうか?
最後(28MHz)まで進む前にそれなりの時間になってしまった。この運動場の河川敷は夜間走行禁止のためゲートが2か所閉まってしまう。もっともこの河川敷で農業を行う人のために通過できる道も存在する。閉じ込められることはないのだが、ルールを破ってまで居座る気持ちにはなっていない。目に余る行為でゲートが作られたり無線禁止とかにされる方が困る。いままで、良い運用場所が不法投棄などを理由で閉ざされたりして使えなくなってきた。もう遊び場を減らさないでほしいと切に思う。
11/30 記
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