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2021年1月 4日 (月)

NYP 3日目 さいたま市西区移動

2日間しゃべり続けていたせいか、やっぱり疲れが出たかもしれない。ちょっとのんびり起きた。NYP6日間となり、可能な限りイベントを利用して成果を上げようと考えていた。3日目に考えていたのがHF-CWでのNYP。たくさん交信していながらHandle(無線での名前)を知らない局も少なからずいる。NYPは名前の交換なので、おのずと知ることができたりする。

2日間の交信の中で数名の方との話題に1.8MHz-SSBのことが出ていて、気になっていたことがあった。自分の使っているダイポールアンテナは、1.910に中心周波数を追い込んだものと、それに追加エレメントを加えて1.820付近に中心周波数を追い込んだものを使い、国内向けとDX向けの両方に対応できるようにしていた。どちらの周波数に合わせても反対側の周波数はSWR-5.0ぐらいに跳ね上がる。新たに運用が可能となったSSBの周波数はその真ん中ぐらいのところで、使用可能な状態となっているか、実測してみたいということがあった。

 

1.8MHzのフルサイズダイポールを上げられる場所として、さいたま市桜区を目指して出発する。目的地には(おそらく)7MHzのダイポールが上がっていた。どなたかな?とご挨拶しようと近づいてみたものの、車の中はカーテンが敷かれているような感じで見えなかった。仕方ないのでそのまま場所を離れ、さいたま市西区の運用可能な場所に行ってみた。幸い場所を確保できてアンテナの設営を開始する。

Nishiku_20210105062901

1.8MHzのフルサイズダイポールを張っていながら、お昼ではまだ早い。測定をする前に、7MHzに合わせて、ちょうど開催されているオール兵庫コンテストの呼び回りをする。一通り呼び終わった後に7MHz-CWNYPCQを始める。割と良いテンポで交信は進んだものの、1時間ほどで頭打ちとなる。そろそろコンディションが落ちてくる頃か?3.5MHzが聞こえてくるまで1.8/1.9MHzの測定を行う。FT8の周波数1840SSB上限の1875を気にしているとどちらも運用可能な状態であった。ただ、FT8の運用の可能性を考え1.810に同調するほうを選択した。

アンテナが決まったからといってまだ3.5MHzには早かったかもしれない。かといって7MHzもいまいち。兵庫コンテストで未交信の局を捜しながらfacebookを読んだりしていると、160m-SSBの交信にチャレンジしようという話になり、スケジュールの話などが進んだ。

その後3.5MHzQSYしてちょっと早いと思いながらもNYP向けのCQを出してみる。伝搬地域が限定的なような気はするもののまあまあ良いテンポで呼んでもらえた。だいたい599BKの約3倍ぐらいの時間を使ってのやり取りになるので、そういう意味では良いテンポになったのかもしれない。日が傾いてくるとだんだん呼んでくれる局が増えてくる。それに合わせるように、キャリアを出して交信を妨害するような奴も出てきて難儀するようになった。目的の相手の信号が確認できるうちは無視を決め込んでいたが、目的の信号がコピーできなくなるような有害な混信になってくるとそうとも言っていられない。妨害局の思うつぼかもしれないが呼び出しが止まったところでCLを宣言した。直後に呼んでくれた局もいたようだったがあえてコールサインを聞いてしまう前に周波数を離れた。

スケジュールの時間にはまだ少しある様なので、160mのバンドの様子をワッチしてみる。思ったより良く聞こえる。空き周波数もある様なのでうまくスケジュール交信できるかなぁという感じではあった。でも時間が近づくにつれて混んでくる気もする。ちょっとスケジュールを早められないかという連絡を入れるが返事がなかなか戻ってこない。スマホも必ず相手が携帯しているということも無いのだろう。自分もそうであるから仕方ない。空き周波数を連絡し、スケジュール時間の3分前に空き周波数のチェックを行う。でもこればかり送信しているわけにはいかない。2分を切ったところでフライング気味ではあるがちょっと長いCQを出してみた。いったん受信に移ると2エリアの強力な信号がこちらを呼んでくれている。もう呼び出しに応答するしかないと思った。よくワッチして交信相手を探している局は大切である。やはりそれなりに素晴らしい設備で出られているようだ。160m-SSB1st QSOを成功させることができた。交信の後はCQではなくKazuさんを呼び出してみる。S-9振れているノイズレベルのなかで、まあまあ判別できる声が聞こえる。変調に合わせて動くSメーターが確認できない状態なので耳で聞くレポートを送った。後半ではときおりノイズに埋もれるようなときもあったが、スケジュール交信に成功。イニシャル的にはお互いが1stというわけにはいかなかったが、この点はぎりぎりまで待ったつもりだったので許してほしいと思う。

その後は、CQを出して交信を続けることにした。1局ずつ呼んでもらえるような感じが続き、比較的ゆっくり交信できる感じだったので、相手の設備を聞いたりして交信を進めた。好意的に設備紹介の応じてくれた局が続きありがたい。こちらの信号の受信状態も教えてもらい参考になった。160mCWでは短い交信になることがほとんどで、気がついていなかったのだが、かなりゆっくりとしたQSBがある。相手の信号がS-9オーバーの強力な信号ばかりだったこともあり受信に支障はなかったものの、新しい発見だったともいえる。

CQが数回空振りになったところで、他に運用している局を呼び回りに移る。強い信号の方を呼び出して交信し、終了すると、相手局ではなくこちらを呼んでいる信号が聞こえる。ちょっとブレイクさせてもらって空き周波数を捜して出るから見つけてほしいと短く伝えすぐにVFOを回す。バンドスコープで近いクリア周波数を見つけて声を出す。それらしき信号が聞こえないのでCQでつなぐことにする。1局交信が終わったところで識別信号のない信号が1KHz上がれという。混信は感じられず、意味が分からなかったのだが、とりあえず1KHz上がってどちらですか?と送信する。この時初めて相手がコールサインを名乗ってきた。相手が言うには、混信の少なくなるよう80mで行われているような3KHzセパレートで運用するものだという。わざわざ教えていただいてありがたいことだが、80mの悪しき習慣だと思っていることが160mにも持ち込まれているんだなぁとがっかりした。28MHz以上のFMにあるようなチャネルスタイルの周波数認識は、相手の声に合わせてVFOを調整するというアマチュアの訓練ともいえることを排除するような決まり事ではないかと思える。それに、出ている局全てが3KHzセパレートで出ているわけではない。実際に3KHzセパレートではない信号の混信に悩まされ交信相手の信号が聞き取りにくいこともあった。クリアな周波数を耳で探す上下の周波数を確認するなどの無線技術の向上を妨げるものだと思っている。経験の長いOMの推奨することではないなぁと思った。以前、80mで周囲に混信を与えないように下の運用局の上限周波数から500HzずらしてCQを出していた時に同じようなことを言われたことがある。もしかしたら同じ局だったかもしれない。無線機の操作の技術向上さえも妨げてしまうOMの指導がアマチュア無線をつまらなくし、無線人口の減少に寄与していると思うのは考えすぎだろうか? 「簡単にできるアマチュア無線」「お手軽運用」が人を成長させることに大きなブレーキをかけていると思う。手探りで新しいことにチャレンジしていた時代の日本は、他に例をみないほどの高度成長を遂げたと思う。便利なものであふれている今の時代は人が成長しにくい時代なのかもしれない(話が大きくなりすぎたかな?)

周波数直読できない古い無線機を個人の無線技術でメンテナンスを続け運用している局や自作の無線機で出るような技術のある局は出てくるな!というようなマナーはアマチュア無線界から排除したいと感じてしまった。個人的には周波数直読できない80mのトランシーバーを一台だけ所持しているのだが、使ったら怒られるのかもしれないなぁ。残念である。

せっかく電波を出し始めたので、その後もしばらくCQを出して交信を続けた。みなさん工夫してトップバンドの運用にチャレンジしている。このことは素晴らしいと思う。会話で得られる情報は大きな収穫だったともいえる。最近、PCの機嫌が悪いようで、運用中にログがフリーズしてしまった。慌てて手書きのメモにしてログを継続する。かなり慌てていることが電波を通して伝わっていたと思う。その後はお待ちいただいた2局と交信して運用を終了した。

いろいろあったNYP3日目。今日の交信は80交信ほどログに残すことができた。

1/5 記

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