Asia Pacific Sprint Contest
リモート運用でコンテストに参加することがCWの練習を行いたいと考えていた。ちょうどよいコンテストも見つからない。やってみようという気持ちになったのがタイミングが悪かったのかもしれないが、ちょうど開催されるAPスプリントにチャレンジしてみることにした。今回の開催は7/14MHz-CWとなる。正直なところ、リモートの設備としてはあまり良い条件ではなかった。7MHzは南東向けのビームが下がっている状態で母屋の壁に向かっている状態。14MHzは6ele八木も下がっていて、ビームを回せない。そんな条件の中での参加はどのような感じになるか? このところの感じでは14MHzは開催時間の前にコンディションが落ちてしまい、あまり良い感じではないだろうとは思っていた。
スタートの20時。14MHzからスタートするものの、UA0がかすかに聞こえる程度で交信に結びつくような感じに思えない。7MHzに移ってみると、それなりに聞こえる局はいるものの、アンテナの方向と障害物のせいかこちらの新郷がつかみきれないような反応。コールサインをなんども送信しなおしたりしながらやっと交信に結びつけられたのが3局。VKが最後まですすまずUA0が3局。UA0もアンテナが斜め後ろとなり電波を出す方向としては最悪という感じだったろうか?
再度14MHzに移ってみると先ほどよりは信号が聞けるようになる。呼び回りで3交信をログインしたものの、それ以上交信は伸びない。ログを見直してみるとLY・UT・LZとEU方面だけでUA0がいない固定6eleの方向にうまく合致したスーパーステーションのみがログインできたようだ。
QSYルールを練習するとは言えないぐらいの交信数。6局ログインして、2時間のコンテスト時間も1時間ちょっとでモチベーションが持続できず途中離脱してしまった。翌日の仕事も考えると疲れだけを残すのもどうかと思い、早めに終了することにした。
わかってはいるものの、良くできたアンテナシステムだが、クランクダウンした良くない条件ではパフォーマンスを発揮しきれないという印象が強く残ることになる。
2/15 記
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