ハムってパーティ
「ハムってパーティ」というのが初日となった。JARDの初心者向け講習会を卒業した人がQRVするきっかけとなるイベントだそうで、4回目ぐらいになるのかな?いままで存在は知っていたものの、頑張ってもメンバーになれる可能性は無く、一般としての参加というのがピンとこなかったので参加したことが無かった。でもちょっと考え方を変えてQRVするきっかけとしてイベントに参加してみるのも良いかなぁという気分になり、430MHzのアンテナを設置して運用してみた。
ナンバー交換をする以外はとくに変わったことは無く通常の交信というような感じ。共通の話題があれば話は広がっていく感じになった。同時進行でFT8の未交信局の呼び回りなども行っていた。6時間ぐらい運用して、ハムっての交信は16局。1時間ぐらい話した人も3人ほどいた。のんびり話をするのも悪くない。FT8の話題になって、8N*OLPの話も出て、相手の未交信のエリア局が14MHzで出ている話を430MHzでする。交信しながらOLP呼び、穴が埋まったことを喜んでもらい、自分も未交信のエリア局を一つWKDすることができた。残り2つ。9エリアがEU向けで運用しているのを見つけたが相手の八木がこちらを向いていないのだろう。こちらからのコールには反応が無い。18MHzにQSYしてそこでも発見できたがこちらも届かない。残念だ。でも1つ穴埋めできたのは大きいかもしれない。
初交信の相手も少なく無く、これから何度もお会いするかもしれない可能性の第一歩になるのかもしれない。アイボールしたことのある相手が買い物の運転手をして待ち時間に見つけてくれてコールしてくれた。なんかうれしい感じがする。なかなか会う機会を作ることができないのだが、コロナが落ち着いてきたらまたグランドでも時間を共有できればいいなぁと思う。
再開局したOMさんとの話も長かった。昔話を聞くのは嫌いじゃない。むしろ好きな方だと思っているが、時代の変わりようと無線界の変化の話をしているうちになんだか将来に悲観的な内容になってきた。時代の変化に合わせて新しい楽しみ方に接するのは悪いことではないと思っているのだが、話していくうちにちょっと話し方がトーンダウンしていたかもしれない。「なんでも興味を持ったらやってみよう。自分に合わないと思ったらやめればいいんだ。」という感じでも良いのではないかな。私自身もアマチュア無線にどっぷりつかっているという感じではあるが、ちょっと自分に合わない運用形態というのもいくつかある。疑問を感じながら続けていくよりも、他に興味が広がるところもたくさんあるのだから、そこを伸ばせばよいのだ。そう思いたい。新しく免許を取得して運用のきっかけになるイベントをやっているんだから、入門者が交信の楽しみを感じられるようなチャンスをつかんでくれるとうれしいかな。そういう意味では「ハムって」というイベントも悪くないのかもしれない。20交信という数も、できる人にとっては簡単だが、始めたばかりの人にとっては達成感があると思う。自分が開局したときはログ帳の1ページ目が終わるまでに何日かかっただろう。
開催期間は2週間ほどある。時間のあるときに自分もアクティビティを上げていきたい。
8/15 記
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