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2021年9月 5日 (日)

パラリンピック終了

閉会式をもってパラリンピックのプログラムが終了となりました。目を離せなくなる試合も多々あり、スポーツの祭典というのは良いものだなぁと思いました。

 

プログラム終了とともに、JARL開設の記念局も閉局となります。5月からたくさんの運用が行われました。8J*OLYMPICと8N*OLPに加えJA1TOKYOと21もの局が各バンドを盛り上げてくれました。最初はなかなか交信できず、ログが進まないこともありましたが、次第にパイルアップも弱くなったところで交信できたりと、最終的な結果では70交信弱の成果を残すことができました。JA1TOKYOは比較的距離の近い西東京市での運用の日にお休みだったこともあり、ほんとうに多くのバンドで交信できています。どのバンドもQRVするときに自分も同じバンドにいれば交信できるといった感じだったと思います。

 

弱い電波でも交信の可能性が高いFT8というモードによって、これだけ多くの交信が残せたような気がします。全交信の半分以上。また、OLPシリーズでは全局とFT8で交信しています。CWでも届かない相手と交信できているところがありがたいところではありました。ちなみに、すべてQRP/5Wでの交信です。

 

必要以上に長いコールサインは発声するのが面倒なのか、交信が終わり「QRZどうぞ」と自分のコールサインを言わないオペレーションも聞かれました。CWでもありました。悪い見本のようなオペレーションが当たり前のように行われているのはちょっと疑問に感じてしまいます。(JARLを代表する人たちのオペレートですからね)もちろんちゃんと「オーエルワイエムピーアイシー」や「ティーオーケーワイオー」と正しく発声している方のほうが多かったですが。

 

それと、「QSL 1way」という言葉をよく聞きました。以前のJARL記念局の運用では「QSL 1wayという表現は使わないように」という注意がありましたが、いまは無くなったんですね。まあ、これはどちらでも構いませんが。ビューローに送られる無駄なQSLを一枚でも減らそうという趣旨なのかなという気もします。個人的には、記念局であっても受け取ったQSLをログと照合して確認するのであれば発行する意味があると思っていますが、送られても何もせずなら受け取る必要はないのでしょうね。ただし、ログチェックしないということは、オペレーターがミスコピーまたはミス入力しても誰も気づかず、交信相手は首を長くして待っていてもQSLは届かないということになります。QSLチェックの大変さなどを考えると、8J1ITUのQSL発行ポリシーとともにミスコピーがあってもその時に相手をした局が確認出来たらQSLを発行するという考えは労力を伴うたいへんな仕事だったなぁという気がしています。

 

記念局の運用にかかわったみなさん、ありがとうございました。

 

9/6記

 

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