2週間前の砥山運用の時に、紅葉の見ごろはいつかな?ということを考えていた。2週間たってしまったが、状態はどうだろうか? 紅葉を楽しむのと同時にサバイバルコンテスト参加もかねて三頭山に登ることにした。
この辺りの森は赤くならない木々も多い。でも、そんな中での色づいた木々も良いのではないかと思う。都民の森の駐車場付近は色鮮やかな木もあった。
鞘口峠で最初の休憩。「さやぐちとうげ」と読んでいたが、都民の森の案内看板には「さいぐちとうげ」と書かれている。こちらの方が正しいのかな? 休憩の後に足を進めようとしたが、進む方向が2つある。いままで使っていた方向は急登ありと書かれていて、左の方向がお勧めと書いてあった。普段使っていないほうの「回廊の道」という方を使って登ってみることにした。急登りを使わず少しずつ登っていく道のほうが体に優しいかも? それでも、けっこうな距離がある。ペースが遅いせいか、後続に追いつかれる。とりあえず抜いてもらうために休憩をとる。まだ鞘口峠から半分ぐらいしか進んでいない。ふと思ったのだが、足元の登山道にはカエデの葉がたくさん落ちている。駐車場付近ではちょうど見ごろだったかもしれないが、400mほど高度を上げるともう紅葉のピークは過ぎ去ってしまったようだ。
分岐に差し掛かり、見覚えのある景色があった。なるほど、急登の道と合流するところか。さらに進む。進む先のピークのところが山頂エリアかなと思って進むと、さらに奥がある。「登山あるある」だなぁ。少しずつでも足を前に進める。見晴らし小屋の分岐があり、とりあえず進んでみると。見晴らしのみで、下がる道になる。短い距離ではあるが、せっかく上ったのにもったいないと思ってしまう。
さらに進み、東峰への分岐と西峰へ向かう巻き道。今秋の目的地は中央峰なので東峰の方向に進む。一応展望を楽しみ、東峰を通り越して中央峰へ進む。山頂標識で写真を撮る。そういえば三角点は1527mの東峰にあり、1531mの中央峰には無かったように思う。西峰はどうだったかなぁ?見栄えのする山頂標識と広いスペースは西峰なので、そちらが人気だろう。
中央峰の標識と休憩ベンチの間ぐらいに三脚を立てアンテナの設営。リグに電源を入れログの縦鼻をしているといつの間にかリグの電源が切れている・おかしい?いろいろとやってみたが電源は入らず、リグの不調か?と疑い始める。このままでは運用できない。運用できない状態で長くいても仕方ない。昼食をほおばり、撤収して下山することにした。今回は三頭大滝を見たいと思い下山路を普段と違う道にしてみた。西峰へ行く道と分ける下山路を進むと。目の前に長い階段が見える。ここを下がり始めると、本当に長い階段。そして避難小屋と三頭大滝方面の分岐まで来て、今度は石の上を歩き続けることになる。木の階段も長く続くときついが石の下山路もきつく感じる。ひたすら下り続ける。この道を登りで使うのはきついだろうなぁ。両側を山の壁に挟まれ眺望も無い。ひたすら石段を登り階段を登る。できれば遠慮したいところではある。
テラスのある場所で、すこし休憩。そして川に沿ってひたすら下山。やっと橋が見えてきて、竿の後に大滝前の小屋に出る。手前にトイレもあり、一息入れる。どんな滝なのか気になっていたそして写真も撮っておきたい。滝を見るための橋もある。そちらの方にも進んでみる。なかなか写真に納まる良いアングルが見つからない。「ここがもうすこしこうなれば・・・」いろいろと考えてしまうが、自分の理想を考えてしまうのは身勝手な感じだろうか?写真を撮ろうとすると欲が出るが、自分の目で見るだけなら満足な景色だなぁと思える。良い感じに色づいた景色だと思う。
三頭大滝から駐車場へ向かう道は平たんな道が続く。木材のチップを敷き詰めた道は登山目的ではない観光客も足を運べるよう整備されているのかもしれない。途中真っ赤に染まった紅葉があり、これはいいなぁという気持ちになったが、その真下というかどこから見ても写真のアングルに入ってしまうところに工事の作業があって絵にならない。自分の目に焼き付けるだけでシャッターは押さなかった。都民の森はどこかで必ず機械音が聞こえてくる。それだけメンテナンスが必要なのかもしれない。駐車場まで戻り靴を履き替えると、せっかく来たのだから無線をやりたいと思い、ロケの良い場所に車を進めることにした。
11/13 記
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