さいたま市西区 迎撃移動
2日前に桜区に行った時にJO2ASQが北海道を回っていることを知った。他にも穴埋めをさせてもらえそうな予感がしていた。8J1ITUの担当opがKazuさんであることも知り、交信できそうな気がする。桜区移動の時に28MHzのコンディションが良いことも感じた。総合的に考えて、迎撃移動をすることで1日楽しめそうな気がしてさいたま市西区に移動してみた。
西遊馬を選択したのは、車止めの柱を使って28MHzのVDAを上げてみようと思っていた。うまく場所が取れたので、HFのダイポールと28MHzのVDAを設置する。HFのコンディションが落ち込んだ時のために430MHzのアストラルプレーンも設置しておいた。
7MHzから呼び回りを始める。国内の信号が強く入感している。テンポよく交信をしている局を呼び回る。自局のコールサインを打たずに交信を繰り返す局もいて呼ぶに呼べない場合もある。7MHzはバンドNEWとなる地域も少なく、ほとんどが6エリアや8エリアということもあり、この時間帯に入感してこないだろうし、コールサインを打たないのなら通り過ぎるしかない。そうこうしているうちにJO2ASQ/8の信号を発見した。雨竜郡秩父別町とアナウンスしている。10MHzより上は交信できていない。7MHzで交信してもらった時に「CU UP」と打って存在をアピールしてみた。交信の後はその周波数を気にしておいて、信号が消えたらひとつ上の周波数をチェック。10MHzにQSYして信号が聞こえるのを待つ。両方のバンドから信号が消えてしばらく経つ。もしかしたらサテライトかな?パイルが予想できてもサテライト優先だからしばらく待つしかないかな。
そうこうしているうちにKazuさんが運用情報をSNSにアップしてきた。50MHz。このバンドはあきらめても良いかなと思ってアンテナの設置をしていなかった。まあ、せっかく出てきてくれたのだから・・・とルーフにデルタループを組み上げる。当該周波数に合わせてみるとCWでCQが聞こえる。伸縮ポールのトップに設置しているときより弱くなるもののコールするとすぐにピックアップしていただいた。そのうちSSBも出るかなとVFOをそのままにしていたら信号が聞こえなくなった後にバンドスコープにSSBの信号が見える。モードを合わせてみるとしっかりした信号が聞こえる。予想外だったのがSSBの信号の振れ具合のほうがドット一つ分強く振れている。SSBのほうが信号が強いんだなぁ。伝えてみると、コンプのかかり具合が良いのだろうとのこと。なるほどこういう感じになるのか。電波の出所が同じ別モードの信号を聞くことができて参考になる。
けっこう時間が経ってしまったし、JO2ASQ/8は10MHzを通り過ぎてしまったかなぁ。一応運用周波数を確認してみてもいない。まあ仕方ないかな? FT8の信号を見て、10.136以外の場所で信号が出ていないか? (DXペディション局の運用が無いか?)を確認していたら、バンドエッジになにやら信号が見えている。CWの様だ。周波数を合わせて聞いてみると、JO2ASQ/8の信号がたくさんの局に呼ばれている。なんでこんなに外れたところに? そう思いながらもコールを開始する。ほどなく交信することができた。先にアンテナを14MHzに合わせておいて、10MHzの信号が消えるのを待ってみる。信号が消えた後に14.060を聴いてみるものの、信号は聞こえてこない。もしやと思いVFOを広い範囲で探してみると、こちらも思い切り離れた14.099で信号を見つけることができた。それにしても普段と違うのはなんでなんだろう? それに、この周波数設定はインターナショナルビーコンに近すぎるんじゃないだろうか? パイルが広がってビーコンの邪魔になる可能性がありそうで気になる。本人は被らない周波数で出ていても呼ぶ局が散っていれば結果的に影響がでそうな気もする。そうでなくても世界中でビーコンをワッチしている人は、近くで始まった交信に気が付く人は少なく無いような気もする。一応気にしながらもコールして交信してもらった。そのあとの18MHzではコンディションが悪いようでご本尊の信号が受信できない。呼んでいる局の信号は時折聞こえているのだから、もうあきらめかなぁ。一応、その上の周波数もワッチしてみたものの結果は同じだった。未交信のバンドスロット4つを埋めることはできなかった。
お昼過ぎに、HFのコンディションもいまいちと感じて、430MHz-FMで運用をしてみた。ハムってパーティもあるし、アストラルプレーンアンテナの具合を見る良い機会かもしれない。まあまあ良い感じで交信を重ねることができた。数局交信したところで、横に原付白バイが止まった。久しぶりの職質かな? 対応するつもりで一度運用を中断し、話をしてみた。どうやら通報があったらしい。とくに周りに迷惑をかけているわけでもなく、問題があれば対処するつもりではある。お巡りさんも通報があると動かないわけにはいかないので余計な作業が生まれてしまうという感じの様だ。わざわざ通報するような人はどんな人なんだろうか? 天候が許せば車の扉は開けてあるし、気になる様なら声をかけてくれれば対応できるようにはしてある。この日も数人の方に声をかけられて、気楽に話をしたりしていた。人と話ができない悲しい人なのかもしれない。
その後は7MHzと10MHzで国内の呼び回り。28MHzは別リグでFT8を受信し続けている。今日は28MHzのコンディションがあまり良くなってくれない。ケニヤが-10dBぐらいで見えていたが呼んでも反応が無く、良いアンテナを持っている局は他のアフリカ局を呼んでいるのが見えていたが、反応は鈍いように思えた。自分の方としてはかろうじてクェートを1局ログインすることができたぐらいで、先日のようなEUの信号が多くみられることはなかった。風も吹いてきたので28MHzはあきらめてVDAを先に撤収してしまった。
7MHzと10MHzでは、聞こえている局、テンポよく交信を伸ばしている局を呼び回る。コールサインを打たない局はスルー。8J1ITU/1も両方のバンドで発見して交信することができた。ハイバンドのコンディションがいまいちだと、記念局もハイバンドを避けてしまうかもしれない。この辺で迎撃移動も終了かな。自分としてはちょっと早めではあるが明るいうちに撤収を開始した。
5/9 記
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