あるていど移動の準備はしていたのだけれども、土曜日に出かける気持ちが沸き上がってこず、考えているうちに出かけるべき時間を過ぎてしまったような感じだった。移動するのならいつものように電信QRP部門になるだろう。トップバンドのアンテナを展開できる場所を確保できるか? 平地ならなんとかなってもV/UHFの交信数に影響する。見晴らしの良い高所を考えているうちに出かける気力が下がってきてしまった感じがする。雑用もすこし片付けながら、普段QRP部門では排除されている1200MHzの運用が頭に浮かんだ。自宅のベランダに設置してある12段コーリニアも設置してから1交信しか実績がない。コンテストならばそれなりに成果を残せるかもしれない。
結果的に自宅からの参加となり、局種係数もx1となると上位を狙うような感じにはならないだろう。昨年の結果を見ると、関東では2位以下がほとんど移動していない。このバンドで上位に行くには移動は必須だが、シングルバンドにこだわる人も少ないのかもしれない。
21時のスタートから電信で運用を行う。バンドエッジにいた局はパイルを抜けないので後回しにして、空いている周波数で少し交信して戻ってみるとすでにいなくなっていた。オールバンドで参加する局は全体の得点を見据えているから呼ばれなくなったらすぐにQSYしてしまうのだろう。結果的にこの局とは最後までこのバンドで交信することができなかった。
バンドが静かなせいか、かすかすの信号でもしっかりコピーできるのはありがたい。でもやはり局数が伸びない。ゆっくりとした進み具合で1時間半経過の時に、CWでの交信をあきらめ、FMも交信し始める。といってもCQ出してもなかなか呼ばれず、呼び回りが中心となる。そのFMも30分ほど回って、CWにも戻ったりして、これ以上ログが伸びる気がしないので、就寝とした。
朝早くからこのバンドに出ている局もいないだろうと、9時に開始。山から出ている局が協力なのだが、ほかの局は弱い場合が多い。こちらの信号も届かないのかもしれない。景信山から出ている友人は運用初めの時だったのか少し話してしまった。小仏城山の友人は、コールしたことに喜んでくれたのか、ラグチューモードになってしまった。コンテスト参加なのだから早めに切り上げてもいいのだけれど、山の上の方が話してくるので、こちらも続いてしまう。20分ほど話してしまい、あちらのコンテストに戻るという意思でファイナルを送った。こちらとしては暇なのでラグチューするのは構わないのだけれど、あちらを待っている局はいるだろうに。マルチバンドで参加していたら、自分ならあきらめて通り過ぎる候補になっているはず。
CWに移って少しログを伸ばす。実はこうしている間にも、PCの中ではFT8のソフトが動いていて、7MHzの未交信局が出てくると交信していた。コンテストをさぼっていたわけではないので許してほしい。あまりにもログが進まず、景信山の運用を再度見つけたのでしばらくワッチしていた。交信している相手の信号がほぼ聞こえない。でも交信は続いている(進んでいる)15分ほど聞いていただろうか? もう1200MHzでログは進まないというあきらめも出て430MHzのコーリニアも伸縮ポールを伸ばしてしまった。
430MHz-CWでCQを出し始める。けっこう良いテンポで読んでもらえて気分が良い。1200MHzよりは持続力があるものの、やっぱり呼ばれなくなる時は来る。呼び回りをしたり、1200MHzの様子を見に行ったりしたが、結局ログの進みが鈍化しすぎて、FMをワッチ氏に行ってしまう。どれくらい聞こえるかというぐらいにしておこうと思ったのだが、友人のCQが聞こえて思わずコールしてしまう。1局交信するとどうせならもっと交信しようという気分になり、空き周波数でCQも出してみたりした。目的外のバンドに時間をかけすぎると目的の1200MHzの様子を見に行く機会が減ってしまう。でも、楽しく過ごせなければ運用している意味がないという感じで、結局長居をしてしまった。一度CWに移って少しログを進め、13時半頃に昼食休憩を取った。
昼食を終えると睡魔が襲ってきて目を閉じてしまった。目覚めると14時55分。終わりの時間になってしまった。結局お昼までで終わってました。
休み過ぎがわかるレート。1H当たりの交信が伸びているのは430MHzの時だけ。
ポイント。当初の予定通り1200MHzでログ提出。いやスタート時は電信1200MHzを考えていたのだから、FMも運用した時点で、作戦変更という感じだった。シングルバンド部門にするために削除した430MHzの交信が1200MHzよりも1.5倍。
マルチ 近場しか交信していないことの記録。栃木さえも出会えなかった。
ログ入力を終えて、1200MHzの生涯交信数がやっと800を超えた。1000交信できるまであと何年かかるのだろう? コンテストなどはチャンスなのだが、普段参加しているQRPの部門には1200MHzはほとんど含まれない。運用に使用する機会がない。でも、これをマルチバンドに組み込むと、マルチの面で大都市の局しか上位に行けなくなってしまうだろうから、こればかりは仕方ないだろう。そうなるとQSOパーティの時ぐらいが交信のチャンスだろうか。8月にはHAMTTEパーティがある。前回から1200MHzも使用可になったので、活用したいところではある。
8/8 記
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