最近はYoutubeを見ることが多くなってきた。いろいろな山の風景や山頂の様子を見ることができたりする。そんな中で高指山の山頂が写っているものがあった。NTTの中継施設があったときは柵の外側からしか見ることができなかった気がする。中継施設が廃止になったあとは立ち入り禁止のロープがあって近づくこともできなかった。どんなふうに変わったのか見に行ってみようという気分になった。
高麗駅から何度も通った道を進む。道端に彼岸花が咲いている。まだ夏が終わっていないような感覚なんだけど、季節はそれなりに進んでいるという感じだろうか。
定番の、二の鳥居の風景。巾着田もきれいに撮れる。平日でハイカーが少なかったおかげで人の入っていない写真が撮れた。一般的にはここから日和田山に行くところではあるが、巻き道を使って高指山を目指す。
車止めの場所もロープは無く山頂への案内看板がついていた。階段を登りきると新しい山頂標識に出会えた。林に囲まれたエリアにしか見えなかったところが、ここまで上がると奥多摩方面だけはすこし開けて見える。周りの木々が育ちすぎてしまったという感じなんだろうか?
一段下がったところで無線機を設置し430MHzで運用を開始する。バッテリーの予備を忘れたつもりになっていた。(実際にはもっていっていた)IC-705についているバッテリーですこし長持ちさせようと思い、出力を2Wに設定した。思った以上に電波が弱かったかもしれない。1交信するごとにCQの空振りが挟まる。まあ平日でもあるし標高332mではこんなものかもしれない。予想外にバッテリーインジケーターのドットが早めに欠けた。最近充電したばかりだと思っていた。バッテリーをつけっぱなしにしていると放電してしまうのだろうか? 1時間と少しで8局と交信して終了することにした。下にある広場のベンチで昼食をとる。
ハイキングコースでよく出てくる北向地蔵を見に行こうと思いつき、早めの運用終了としていた。次のピークの物見山に向かいここで小休止。この場所では以前に運用も行っていた。その時は来た道を戻ったので、この先は歩かなかった。でも子供のころに通った景色を思い出すかもしれない。
北向地蔵までの道は30分ほど、でそれほど遠くは無いようにも思えたが、半分ぐらいが痛みのある舗装道路だった。山の作業のために舗装したものが年月の経過で表面が傷んできたんだろう。もっとも通行に支障があるような痛みではない。杉林で視界が開けない中を歩いているので、物足りない感じがする。上り下りは少なく、歩くことに辛さはないのだが、妙に長く感じてしまった。
北向地蔵に到着して休憩をとる。歩いてきた道と並行してきれいな舗装道路が通っている。あまり大きな感動は得られなかった。舗装道路を渡って下山の道を進む。右に行ってもひらりに行っても降りられるようだ。左側は近道と書かれていたがロープが張ってあった。通行止めかと思ったが注意書きにバイクはだめでハイカーは良いらしい。ロープをまたいで先に進んだ。歩いていると路面に雨の流れで削られたような溝が何本も見られた。自転車だとタイヤを跳ね飛ばしてしまうということだろうか?
この下山路もやたらと長く感じる。川沿いに歩いているときに、暑さに耐えきれず、川に降りられるところを見つけて顔を洗った。その後も景色の変わらない下山路を進む。T字路にぶつかり、そこからは完全に舗装された路面を歩くことになる。五常の滝は今日はお休みの様だ。もっとも、空いていても通過していた気がする。延々と森の中を歩き続ける。ベンチを見つけて腰を下ろしてしまった。YAMAPを開いて場所を確認する。駅まではもう少しの様だ。今回は分岐点が多く、どちらに行けばよいか迷った時にYAMAPが進むべき方向を教えてくれた。ありがたい。
駅に到着し、自販機でコーラを買い一気に飲んでしまった。今回は水筒2本にペットボトルのお茶を一本もってきていたのだが、すべて消費してしまった。そのわりにトイレに行くことが少なかった。それだけ汗で出て行ってしまったのかもしれない。汗で重くなったシャツを着替え、一息ついたぐらいで電車が到着となった。いいタイミングで駅に着いたようだ。電車が早くつきすぎるとバタバタしてしまうが、ちょうどよい感じで下山の処理ができたと思う。ただ、YAMAPの行動終了のボタンを押し忘れて、高麗駅まで歩いたように記録されてしまった hi
9/14 記
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