144MHz 3ele Yagi
福岡コンテストの後に、新作の144MHz 3ele-Yagiをチェックする。分解した状態でこれだけのパーツがある。
カメラ三脚を利用して組み立てた感じが、こんな感じ。最初にアンテナアナライザーで特性を確認したが、室内で測定したよりも中心周波数が上になってしまった。中心周波数が146MHzぐらいでSWR-1.2ぐらい。でも、使うであろうSSB/CW周波数でもSWR-1.3ぐらいなので、このままでも使えそうな感じがする。プラスチックの目玉クリップは、エレメントをねじ止めしただけでは固定するのに不安があったので、後で追加した支え用のもの。結構役に立っているような気がする。毎回テープで補強するのはちょっと美しくないかな。
エレメント接合部には圧着端子がついている。つまみ付きのネジで固定する・BNC端子から直接給電していて、バランは省略している。
車の外に簡易テーブルと椅子を出して、運用を開始。IC-705を使ってCQを出してみた。最初から遠方の山梨局に呼ばれる。けっこういい感じに仕上がっているような気がする。交信を重ねているうちに、相手のQTHに合わせてアンテナを回したり、信号の強い場所を探してみたりして、ビームの切れ具合なども感じた。
福岡コンテストの時から続けて使っていた付属のバッテリーが2時間と少しで怪しくなってきた。外付けのリチウムイオンバッテリーを接続し運用を続ける。台風が連休にぶつかり最後になってやっと晴れてくれたので山に登っている人も結構いたような気がする。144MHz-SSBもけっこう運用者がいるようだ。このアンテナを使っての山からの運用が楽しみになってきた。
運用している間に福岡コンテストの終了時間が過ぎてしまった。144MHzのセットを片付け、設営しておいた3バンドダイポールを3.5/7MHzダイポールに変更し、呼び回りを開始する。自宅のLWでストレスがたまっていたこともあり、電波の飛び具合を実感できる感じがここちよい。パイルアップにも飛び込んでいける。それなりに時間がかかったりもしたが、聞こえる局の9割ほどは交信できただろうか。
運用を開始してから6時間となり、PCのバッテリーがそろそろかなという感じになってきた。無線機のバッテリーはまだ余裕がある。そういえばリチウムイオン電池を新調したFT-817も持ってきていたのに、出番が回ってこなかった。バッテリーの減り具合チェックをしそびれた感じがする。日没前に撤収を始め、いつものように買い出しのために帰路についた。
9/26 記
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