全市全郡に参加する目的で運用場所に移動してみた。お昼ごろに到着という遅めの行動開始だったものの、運よくさいたま市西区で設営をすることができた。
コンテスト参加以外にもいろいろと試したりチェックしたりすることを準備していた。納品したばかりのJacklyの使用感をチェックしたり(これはコンテスト中に持ち具合などをチェック)、アンテナのチェックなども行った。
いままで、ギボシのダイポールに3.5MHz・1.8MHzのエレメントを追加して使用していたが、ふと思いついて、3.5/7MHzのトラップダイポールに1.8MHzのエレメントを追加して使用できるかの確認を行う。
ちょっと中心周波数が低いほうにずれているが、まあ使えそうな感じがする。JARLのコンテスト周波数が下側のエッジに設定されていたので良かったかもしれない。コンテスト中に気が付いたことなのだが、トラップコイルを入れているおかげで、アンテナを下げなくても2バンドを運用できる。3.5/7MHzは以前のままなのだが、1.8MHzの運用のために接続部をつなげておくと、1.8/7MHzの2つのバンドがアンテナの切り替え無しで使えることは利点に思えた。
28MHzの中心周波数を下げるためにエレメントを延長しておいた3バンドダイポールを測定しながら切りつめてCWの周波数に合わせた。両側を2cmぐらい切りつめる作業を3回ぐらい行った。
21MHzは良い状態のままだった。14MHzはちょっと下側にずれている。アンテナを展開するときにロープで引っ張り続けているので、経年変化もあったのかもしれない。もともとの作製の形は釣り竿を使ったロータリーダイポールだったので、張力による変化は想定していなかったかもしれない。機器内配線用の細いビニール線がエレメントなので、耐久性はあまりないのかもしれない。
設営などの作業が終わった後は、飛んでるチェックもかねて、IC-705で呼び回りをしてみる。21MHzに上がったところでにぎやかなバンドを見つけ、オセアニアDXコンテストが始まっていることに気づいた。規約を確認していなかったので、交信している信号を聞き、交換するべきナンバーを確認して、強い局を呼び回ってみた。14MHzはコンディションが良くないのか、ほとんど聞こえない。28MHzもそれほど良くは感じなかったのだが、かなり久しぶりに5W1SA佐久間さんと交信することができた。
コンテストの結果はこんな感じ。15時から始まり、全市全郡に被った運用時間なので、スタートから少しの間だけの参加となった。一応1000点を超えることができたので、満足かな。
その後、6m-SSBで少し運用をしてみる。コンテストは電信QRPのつもりでいるので、コンテスト以外でマイクを持とうかなという感じだった。
事前運用を振り返ってみると、普段はIC-705を430MHz-FMのCQメインで運用していたこともあって、付属のバッテリーで1時間・大容量のバッテリーで2時間ぐらいの使用可能時間かなと感じていた。今回は呼び回りが多かったせいで、1.5倍ぐらいの持ち時間があったように感じた。PHONEもSSBだったことが消費電力的に有利になったのかもしれない。
そろそろ終わろうかなと思っていた時に旧知の友人から声がかかったので、コンテストの直前まで話し込んでしまった。
10/10 記
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