日高市 物見山 375m
当初の予定では金曜から日曜まで本業のほうでスケジュールが埋まっていた。たまたま金曜に一日だけ自分の担当している仕事が入ったことで、シフト変更となり土日が自由になってくれた。週末は同人誌「山と無線」の参加局による一斉移動の予定があった。どこに行こうか考えて、土曜日は日高市の物見山に行くことに決めた。少し前に高指山に行ったときに、帰路で物見山を通ったばかりだったが、運用はしていなかったので良いかなという感じだった。Youtubeを見ていて、山頂標識の場所のほかに「本物の山頂」というのがあることを知り、確認してみたいと思ったことも、選択した理由の一つだった。
いつものように高麗駅に降り立つ。警察官がいて何かな?と思ったのだが、ハイキング客に登山届を出すようキャンペーンをしていた。せっかくなので登山届を書いて少し話をしたら、粗品を出してくれた。もらえるものはもらっておこうという感じで受け取った。そうこうしているうちに、駅前のハイカーはみんな先へ行ってしまったようだ。
何度も通った道を登山口まで進み、そのまま山道に入る。一の鳥居を抜けて女坂を通りにの鳥居へ到着。ちょっと振り返り巾着田を見てから、巻き道を通り高指山まで進んだ。普段は荷の鳥居で休憩するのだが、今回はそのまま休憩なしで高指山まで進んだ。山頂標識の前まで行ってから下のベンチで小休止。そして物見山へ向かう。山頂に到着すると誰もいない。駅にいたハイカーの人たちは日和田山を目的地にしていたのかもしれない。
山頂標識まで行ってから右に進む。林の中を進むと三角点が現れた。ここが本物の山頂といっても林に囲まれた小ピークは休憩するような場所でもない。山頂標識のある広場まで戻って、恥の方でアンテナの設営を開始した。ベンチ代わりになる木のところは頭の上に枝が生い茂っていてあまりよろしくない。少し傾斜があるが、上が開けている場所に6mヘンテナを上げてみた。
最初は呼び回りで、山岳移動している局に声をかけて回る。2局はすんなりと交信できたが、パイルになっている局があり順番待ちが長そうで、あきらめて空き周波数を探す。天気も良いので移動局が多いようだ。50.265まで上がって周波数を確保できた。CQをだすとほどなくコールがあり、その後は交信が終わるたびにもう1局というようにコールしてもらえたので、良いペースで運用ができた。CQを空振りしたところで呼び回りを行い、その後バンドチェンジをする。簡単に運用できる1200MHz。DJ-G7に3ele八木を付けCQを出してみる。運用開始が遅かったのか? 4交信で続かなくなってしまった。その後は430MHzに変えて空き周波数でCQを開始する。こちらはけっこういいペースでコールしてもらった。14時ごろに終わるつもりでいたのだが、30分ほどオーバーしてログを閉じた。山頂のお昼ごろはかなりにぎやかだった広場には誰も残っていなかった。
帰路は日和田山を経由する。山頂には2つの親子グループがいるぐらいで、こちらもピークは過ぎているようだ。でも、登りやすい山ということもあってぽつりぽつりと登ってくる人もいる。
二の鳥居に戻ってからは往路を逆に下り、駅まで戻る。天気も良く、気持ちの良い山歩きと運用となった。
50MHz-SSB 28交信
430MHz-FM 15交信
1200MHz-FM 4交信
144MHzはアンテナの出番がなかった。週末なのでバッティングの可能性も考えて準備したがそれなりに荷物が多くなってしまった。
10/31 記
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