全日本CW王座決定戦コンテスト
大げさなタイトルだが好感が持てる hi 縦振りでもパドルでも参加でき、電鍵の種類によって乗数が変わってくる。縦振り好きな人が多数参加してくるのも特徴。
430MHzの設備を片づけてからの参加になってしまい、12分の遅刻となってしまった。でも大きな差は出ないと思う。コンテストナンバーはシンプルでありコンテストという感じがする。コンテストナンバーにCW免許取得年の下2桁というのがあり、ところどころ歯抜けではあるが、1959年CW免許取得から2021年CW免許取得まで幅広く、いつでもCWの交信を目指す人はいるのだろうと思える。
4時間のコンテストを満喫できた。普段は599BK以外にも平文交信することもあり、コンテストでは予想外のナンバーを拾うのも嫌いではないほうだと思う。だから心情的には前週のコンテストのほうが楽しめるはずなのだが、真剣にコピーしているところにふざけたナンバーを送ってこられるとけっこうイラっとしたりする。QSYルールも(部門は無いが)QRPでの運用だと呼び負けることが多いので交信の効率もかなり落ちる。2バンド使って6時間の開催時間で約70交信だったことを考えると、4時間でシングルバンドなのに100交信を越える成果が残せた今回のコンテストのほうが、満足感は高いと感じた。まあ主催者の見ている世界が違うのだろうなぁ。コンテストと思わなければ楽しいのかもしれない。
自分なりに満足感を得て最後まで走り切ることができた。多少のミスキーイングなどはご勘弁を。後半になってくるとだんだんしっくりくるようになるのは、やはり縦振りの練習が足りないせいというか、必要な時にしか使っていないせいだろう。縦振りになるとどうしても一文字ずつコピーして一文字ずつ送信してという感じになる。この遅さは符号をひとまとめにして単語単位で頭に入ってくるのを阻害するような気がする。打ち込むか書かないと全容が明らかにならない。ヘッドコピーを目指す人はやはりパドルである程度早めのスピードで送受信することが大切なんだろうと感じる。(プロの通信使は違うのかもしれないけど・・・。)縦振電鍵を楽しみながらもそんなことを考えながら運用していた。
11/7 記
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