DX狙いの移動運用
DXに対するモチベーションが下がり気味ではあったが、コンディションが良いと耳にするとちょっと気になってくる。1交信しかしていない中央アフリカもQRVしているらしい。ちょっと様子を除いてみるかという感じで出かけることにした。目的地はアンテナが晴れればどこでもよかったのだが、とりあえずさいたま市西区のいつもの場所に行ってみる。スペースが空いていたので早速アンテナを上げてみた。少し風があり、車が揺れるのでちょっと不安な感じもあった。
先日、たまたま10MHzで見つけたT33Tが各バンドで頑張っているようだ。その時はFT8のソフトウェアJTDXでは、標準周波数ではF/Hモードにならないことがわからずに疑問を持ちながら調べていた。交信できている局はどんな対処をしているのだろうと思ったが、コールが拾ってもらえてレポートが来たら、手動で送信周波数を書き換え対処しているようだ。今日は3バンドで「RR73」まで進むことができた。もっとも過去のDXペディションで7MHz~28MHzのすべてでQRPで交信に成功しているので、どちらかというと交信成立するための練習みたいな感じになっていた。
お目当てのTL8ZZは18MHzで待ち構えて発見し50Wで交信できた。見えてから2局目にコールが返ってきた。もらったレポートの方が強かったようで、もしかしたらQRPでも交信できていたかもしれない。
その後J79WTAを発見し、こちらも交信できた。DXCCの個人用WKDリストには無かったので、ATNOかと思ったが、CFMしていないだけで、1交信はしていたようだ。それでもBand NEWなのでうれしいことには変わらない。
TL8ZZは21MHzでも交信することができた。だいぶ待っている間にあちこちのバンドに行って様子を見たり交信してみたりしていた。28MHzはコンディションが良いようで先ほどのJ79WTAがQRVしているようだがダイポールでは見えてこない。残念だが受信できないのでは交信にはたどり着けない。
日没も近くなり、そろそろTL8ZZが24MHzに出てくるかと思いしばらく待っていた。でも信号は入感してこない。前日のレポートでは日没から2時間ぐらい待てば入感があるかもしれないが、待とうという気力がうせてきて撤収を決めた。DXCCの空きスロットを3スロット穴埋めできたのだから十分な成果と言えるかもしれない。それにしてもずっとFT8をやっていることにちょっと疲れを感じてしまった。CWやSSBで狙っているときはどうやってパイルをかいくぐろうかとかコールが聞こえてきたときの緊張感とか、いろいろと楽しい思いをしていたような気がするがFT8だとじっとスクリーンを見ているだけのような感じであまり楽しさを感じられない。この辺がDX交信に対するモチベーションの低下につながっているのかもしれない。
良い天気で、富士山がきれいに見えました。
11/28 記
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