FCWA CW QSO Party
このQSOパーティは冷やかし程度の参加したことが無かった。なんとなく仕事や別の用事があったのだろう。規約を見るとQSOパーティといってもコンテストのような感じがする。今回は一日空きになったのでフル参加してみようと思った。WARCバンドでも交信してよいことと、交換する情報が名前(ハンドル)というところも、正月のNYPのような感じだろうか?
運用場所はどこでも良かったが、日没後にローバンドに出るためにアンテナを張れるところが優先順位が高かった。さいたま市西区の土手に行ってきると駐車スペースもあり、この場所で運用することを即決した。
最初は7MHzまでのギボシダイポールを一本だけ設営して運用を開始。7MHzは午後のコンディションにQRVするつもりで10MHzからスタートした。思ったよりもスキップ気味で14MHzのような感じ。期待したほどではないがそこそこ交信できた。パーティを意識していない局のCQにも応答して交信数を増やした(パーティのログには入れていない)。こうなると14MHzはさらにスキップしていそうで、九州/北海道以外は期待できないだろう。
案の定、6交信のみであきらめた。こうなると18MHzより上は期待できないかもしれない。18MHzはCQを出してみたが早いうちにあきらめる。21MHzより上はアンテナを合わせず、ワッチのみしてみたが、まったく気配を感じないようで、7MHzにQSYして運用をしてみる。最初は呼び回りを行い、空いている周波数を見つけてCQお出してみた。ログは順調に進んでいる。
1.8/3.5MHzのアンテナを追加するときに、W3DZZと1.8エレメントにするか、ギボシDPに1.8/3.5の追加エレメントを追加するか考えたのだが、結局1.8をフルサイズで運用するために後者の設備にしてみた。W3DZZは小さな延長コイルだが少しでも良い条件でQRVするためにコイルを使わないフルサイズダイポールを選択することした。3.5MHzは良い感じでログが進む。さすがに夜のメインバンドという感じがする。パーティに参加していない局も見つけてコールしたが、その中にバンド未交信の局も含んでいてラッキーな交信もあった。
1.8MHzは出ている局が少ない。とりあえず聞こえる局は端からコールする感じになった。空き周波数も多く運用しやすいと思えたが、同時に開催されているARRL-160mもあるので、気配はないか気にしての運用となった。WW狙いの局のCQを出している人は、交信したことのない人ばかりだった。一応、1.9MHzのほうもチェックしてみると、記念局がCQを出していたのでコールして交信する。本来ならば、1.8/1.9の切り替えエレメントを外しに行かなければならないのだが、そのまま交信できてしまった。
一度3.5MHzに戻ってさらに交信を重ねる。もう一度1.8MHzに戻ろうかどうしようか考えたが、満足感があったので終了時間まで1時間を残してそのまま運用終了となった。
ノイズの多いローバンドやトップバンドでIC-705がどれだけ使えるかというのも気になっていたところだが、あまり不安は感じず使うことができた。バンドスコープの助けもあって、新規に出てくる局に気がつきやすい。いろいろと使い方を広げてチェックしてみるが、良いところばかり発見してしまう。どんどんKX3の出番が少なくなってしまう。
ログはCtestwinを使用した。ハムログで直接入力すれば過去の交信からハンドルを知ってしまうこともできるのだが、交信の際にしっかりと聞き取る訓練と思い、あえてコンテストログをまっさらな状態でスタートした。緊張感があって楽しいと思った。
12/8 記
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