QSLチェック完了
5月1日に受け取ったJARL転送のQSLチェックが完了しました。たくさんの方にQSLの発行をいただき、ありがとうございました。
思わず手を止めてしまうような、アピールのQSLもありました。チェックがなかなか進まない感じもありますね。基本的にはQSL発行をする形にしていますが、コンテストなどで長くQSLの受け取りをしていない方にはJARL転送で交換するルートが無いのかもしれないしQSL交換に興味がないものと判断して発行をやめている相手もいます。そんな方からのQSLを受け取ると返信のためのQSLの印刷も行います。けっこう時間がかかってしまうものです。受け取ったときに返信する形を実行している方もいらっしゃるようですが、おそらく、自分がそれをやるとQSLチェックと印刷に余計に時間がかかってしまうと思われ、先に送ってしまう形をとっています。もし、QSL交換はもういいやと考える方は、何らかの方法で伝えていただければ合わせるようにしたいと思います。
QSL交換は、アマチュア無線を続けていくうえで良い習慣だと思っているので、同じバンドで交信しても発行しています。QSLカードはアワードを目指すために必要なものだけではないと思っています。写真面でその人の趣味や方向性をアピールしているQSLは好きです。白紙に交信データのみを書かれている方のものでも、交信に重点を置いている人なんだろうなぁと思います。どんなものでも発行してくれる相手には感謝です。最近はコンテスト交信に加えてFT8の交信などで、名前やQTHが空欄のままになっているところも少なくないので、それを埋める作業も加わっています。免許状検索で穴埋めをする人もいるようですが、私のように移動しない局が2か所にあるような場合、正しい情報とは限らないので、交信の際に相手が伝えたことか受け取ったQSLで確認できたこと以外はログデータに反映しないようにしています。(こちらのQTHが間違っているQSLはけっこうあるんですよね。)
今回も、何枚かは相手に送り返す形になりました。データの記入状態などでモードの間違いとか日付が間違っている。交信の事実が無いなどです。こういうことは気を付けた方がいいよという警鐘のつもりで返信しています。再発行してくれるかどうかはあまり気にしていません。自分としては、アワードは交信の積み重ねが取得に到達したら申請すればよいかなと考えています。アワードを目的として交信相手を選ぶような感じにはなっていないので、あまりCFMに関しては注力していない感じです。でも、WACAやWAGAまでカウントダウンしていた時は、やはり空欄の地域を探していました。達成してしまうと、むきにならなくなるかもしれません。
今回は、ちょっと残念な記入のあったQSLがありました。
自分としては和文はほとんどやっていないし、迷惑になるような混信も与えないようにコンテストにも参加しているつもりです。自分に対して伝える内容なのか? 自分も同じような思いはありますが、共感しろということだろうか? なんだか自分に向けて送られてきた内容に嫌な気分を感じて、信号を見つけても呼びたくなくなるような気分になっています。
コールサインを検索して、交信履歴が出てこないQSLがありました。よく見ると、
自分宛ではなく、自分が運用した記念局宛てのQSLでした。2年前の自分にとっての最後の8J1ITU運用。リモート運用でログを進めていたけど、この日は木下さんもかすみがうらでオペレートしていたっけなぁと思い出させてくれます。木下さんがいたら、「8J1ITUあてのQSLが届いたよ」と報告していたと思います。やはりチェックの手が止まってしまいました。
QSLのチェック完了に伴い、メインPCのハムログデータを移動用PCと山歩き用PCにコピーしました。すべて最新のデータとなったので、交信時の過去交信チェックがしやすくなると思います。
QSLカードは交信証明書という面が強く、データのやり取りができればよいという考えだと思いますが、電子QSL的なものが活用され始めています。早く受け取ることができることや、JARL会員になる必要が無いことなど、そちらにシフトされている方も少なくないと思います。こちらの都合ではありますが、使用しているハムログのRemarks欄は運用したときのデータ記録などでフルに使用しており、電子QSLに添付するための情報を書き残す余裕がありません。eQSL・H-QSL等は利用していませんのでご理解いただければと思います。
JARLの転送は転送量全体が増えているようで、1年ぐらいの時間がかかるようになっているようです。自分としては無事に届いてくれれば、1年ぐらい待つことは問題ないのですが、新規入会の方が1年分の会費が切れる頃になっても転送QSLを受け取っていないということもあるようで、この辺は問題なのではないかと感じています。JARLはQSL転送だけをやっているわけではないことは理解していますが、JARLとしても会員サービスの筆頭に挙げられるQSL転送サービスの遅延は最初に解決すべき問題なのではないかと思います。せめて8か月ぐらいで受け取れるようにしてくれれば新規会員をつなぎとめることができるかもしれません。(個人的には新規入会の方だけでも早めに転送できるようなことができないのかなぁと思います)
ハムフェアでは、2年連続で出展料の値上げがありました。これに伴い出展を見送る団体もあるように聞いています。値上げしても出展者の減少となればお金は集まりません。
数年前にはアワードステッカーの実質値上げ。会長曰く、JARLが負担していた分を元に戻した(負担を減らした)という言い訳ではありますが、実質値上げしたようなものです。申請者は減るでしょう。会員サービスが低下する中では会員の減少が伴い、結果的に会費による収入が減る。まさに負のスパイラルに入っている感じがします。終身会員になったころからできるだけJARLにお金を落とすつもりで、販売品を買ったりアワード申請したりしていましたが、今はもう自分が必要と思うものにしかお金を出す気分にはなれない感じです。AJAアワードなど、ステッカーを1周させるまでに4万円以上かかるアワードを完成させようという気持ちになるかどうか、考えてほしいと思います。
ちょっと話が脱線してきてしまいました。
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