毎年行われているALL ASIAN DX Contest CW が行われたが、おそらく初めてとなるフル参加をすることができた。「移動しない局」を使っての100W運用でローパワー部門にエントリーしてみることにした。いままでローパワー部門にエントリーしていたが、ほぼ5W運用ばかりだったのでそれなりにパワーを出すとどうなるだろうかというところもあった。
土曜日の開始時間にスムーズにスタートできるように、前日の仕事終わりに移動の時間をとった。仕事の終わりが遅いので、さすがにゆっくり準備というわけにもいかず、到着したのは24時を越えてしまった。バタバタと準備をして、コンテスト以外にもFT8の設定などに時間を取られて、結局3時ごろに終了。でも、最近目が覚めるのが早い。まあ大丈夫だろうという感じだった。
開催の6月だと、10mが伸びるコンディションではないかもしれない。でもタイミングを外したくないところもあり、スタートは一応北米を狙ってみた。だめかもしれないという予想が当たってしまってログも進まず、早いうちに21MHzにQSYする。ある程度は交信が見込めるバンドだったかもしれない。間を端折ってしまうが、7MHz・3.5MHzともほとんど使い物にならない。1.8MHzはJAの信号しか聞こえない。14MHzさえも思ったより伸びないので、日曜日はローテーターが回らずリフレクターの曲がっている八木をUPして使ってみた。幸いにもEU向けだったので、多少はログの進みが良かった気がする。ただ、記念局で経験した「いうことを聞いてくれないEU局」の混信状態は参った。交信相手がナンバーを送っている最中にコールしてくるもんだからリトライに時間がかかり効率が落ちる。自分の順番が回ってくるのが遅くなるだけなのになぜ信号を出すのだろうか?そんな信号を茂呂ともせずにコピーしきれれば良いのだけれど・・・。修行が足りません。最後まで走り切っての感じはこんな感じ。
普段、あまりログが伸びていないのに、1~2時間だけ異様に伸びていたりする。コンディションがあがったということなのかもしれないが、やっぱりコンテストに集中していないという感じかもしれない。土曜の夜は起きていられなくてぐっすり睡眠をとった。
ドイツのYL局がしきりに「59900 YL」と送ってきていた。つたない平文で「ルールが変わったのであなたは01を送らなければならない」と伝えたが、00YLの繰り返しで終わった。規約変更の周知が行き届いていない感じがする。これでこの局が失格になったらかわいそうだなぁと思った。得点にもマルチにもならないJA局も3局呼んできた。一応ナンバーを送ったり、理由を送信して599のレポート交換だけしたり。でもJA局はコンテストのログには残さずにハムログに入力しておいた。
シリアスモードじゃないじゃないかと怒られそうだが、6mやWARCバンドで珍局の出現に追っかけモードになり、コンテスト以外のDX交信もやっていた。DXCCのバンドニューを9つほどとることができた。
終了後は約束していたプロパンガスの交換を待ちながら雑用作業。通行の邪魔になりそうな枝を3本ほど切り落としたりしていた。風が強く心配なのでアンテナは全部おろしてしまった。常設のPCからデータを抜き取ったり、掃除をしたりしているうちにガス屋が来てくれたので、作業をお願いし、渡す必要があるものを渡して、必要な作業は完了。12時には帰路についた。時間も早いので、普段なら途中で移動運用していきたいところではあるが、翌日の出張の出発が早いので、なるべく体を休めておきたいという感じだった。空いている高速をひた走り、2時過ぎに帰着。
先日草刈りをしたばかりなのにすでにガンガン伸びていた。収拾がつかない感じがする。タイミングを見て草刈りしないといけませんね。落ち着くまで、まだまだやることがたくさんある。
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