土日に不具合を感じたもの、破損したものを修復してテスト・測定などをするために朝霞市に出かけた。ついでに運用も少し行いたいというところもあった。
最初は、修復した車に取り付ける延長コイルバーチカルを支えるステーを確認する。破損したのは右側の小さいパイプの部分で、アルミ角棒に固定している部分のネジが切れてしまっていた。これは新しいものに交換するというだけの作業だった。ついでにアンテナそのものの周波数特性も測定しておいた。
この後に伸縮ポールを伸ばしてダイポールを上げる。気になった同軸ケーブルを使って測定してみたのだが3D-2Vの同軸ケーブルが2本も不具合が出ていたようだ。一度に2本おかしくなると、他が原因ではないかと考えてしまうので、答えが見つかりにくくなってしまう。やはり、強風だったので、5Dの同軸ケーブルを使えばよかった。(先端が片方BNCのケーブルは3Dで作ってあったので、そちらを使ってしまったという感じ)
リュックに入れて移動するとき用の延長コイルバーチカルも設営して測定しておいた。7MHzばかり使っているが、タップにミノムシクリップを接続することで、10MHzと14MHzにも使用できる。ただ、中心周波数は目的バンド内にあるもののSWRは2から2.5ぐらい。アスファルトの地面にグランドエレメントを貼っていたことも有るかもしれないが、もう少し低くなれば気持ちが安心する。基本的にはアンテナチューナーを使わずにアンテナ自体で調整することが大切だとは思うが、ここから先はチューナーを頼ることも有りかもしれない。不要と思い手を出さなかったIC-705用のアンテナチューナーが頭に浮かんでしまった。まだ生産中止にはならないだろうけど、手に入れておいても良いのかなぁ・・・。
今日できる測定が終わったところで少し運用をしておこうという感じになった。KazuさんがPOTA運用しているので交信していただき、1ポイントいただくことができた。他にもPOTA移動している局をコールする。なんだか、今回は自分が公園内にいないので申し訳ないような気がする。
FT8も運用してみる。エラーも出ず快適に交信ができるようだ。安心した。もう一度CWに戻って、CQを出し始めた。フルサイズのダイポールを使っていると、輻射効率も良いようで良い感じでコールしてもらえる。けっこう楽しい。自分がQRPクラブの役員をやっていた頃の会長からもコールがあった。7年ぶりぐらいだったか。九州に戻られているのでお会いする機会もできないのだが、電波を聞くことができてうれしい感じだった。群馬エコロジークラブの仲間で今年のお正月ミーティングに都合で欠席された方からもコールがあり、うれしかった。今度はアイボールしましょうとお互いに送りあった。
FT8でレポート交換だけの交信が多いので、CWではなるべく一言添えて交信するようにしている。何度も交信していて、ハンドルネームを知らない方にそれとなく聞いてみたら返事が返ってきて、ログに記録することができた。なんだかうれしい。599-BKだけの交信より反応があれば楽しみが広がっていく感じがする。コピーできなければ聞き流してもらってもかまわないので、聞こえたらぜひお相手していただきたい。こちらからの質問に返事が無くても気にせず終わりにするようにしている。他の局が聞いていても違和感を感じないようにするので、遠慮なく交信しましょう hi
よくあることかもしれないが、聞いていて音圧感が弱く感じられる信号がSメーターを見るとS-9で受信できていることもあり、RITで信号の芯を探しても強く感じないことがある。逆に強い音圧感があるのにそれほどSが振れていない信号もあり不思議な感じがする。耳Sでレポートを送ることが多々あるので、あとで「あれ?」と思ったりする。
結局、調整がメインと言いながら59交信してしまった。最近はPOTAの運用でエレメントを短縮させたアンテナを使っていることが多いので、フルサイズのダイポールを使って運用すると格段に交信が楽になる気がする。
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