さいたま市桜区移動 大都市コンテスト
秩父の山に行こうと考えていたが、天気予報で日本海側の悪天候が秩父まで伸びる時間帯もある様で、無理せず近場の移動運用をすることにした。さいたま市桜区はダイポールも張れるし、15時から始まる大都市コンテストに参加するのには用場所かなという思いで場所を決定した。最近はほとんどバッティングしない感じになっている。
お昼ごろ到着し、3.5/7MHzのダイポールを上げた。3時間のスプリントなのでHFハイバンドを回ることも無いかなという感じだった。それに加えて430MHzの8段コーリニア・144MHz用にモービルホイップを取り付けておいた。リグはIC-705。コンテストまでは時間がある。POTAの呼び回りや交信の少ない144/430MHz-FT8で交信を進めていた。
コンテスト開始は7MHz-CW。直前まで東海コンテストがあったようだがそちらは呼び回りしていなかった。東海コンテストを終えた局の空き周波数でスタートからCQを開始する。IC-705での、コールが重なったときの復調状態が心配だったが、1局ずつ良いテンポで呼んでもらったせいか取りにくいところはなかった。でも開始30分を過ぎたぐらいで、やたらと被る局が現れる。ちょっと送信をやめて確認しに行ったら、100Hzしか離れていないところでCQを出している。いくらなんでも近寄りすぎ。占有周波数帯幅を知らないわけではないだろう。コンテストの被りはある程度容認するが、これでは近づきすぎ。しかも、こちらの信号が聞こえていないとは思えないぐらいの強い信号。マナーの欠落した局は印象に残るんだよね。今後は聞こえてもこちらから呼ぶことは無いだろう。多少意地を張り続けたが、被りがあると呼んでくれる局も少なくなる。帯域を絞ってこちらの信号に応答してくれる局もいるのだがさすがに近すぎると思える。大都市のマルチの局が県番号のみの局に周波数を取られるのは残念。悔しいがあきらめて呼び回りを始めた。ローカルコンテストなので呼び負けで時間がかかることも無く良いテンポで交信が進んだ。
パラついていた雨が少ししっかり降るようになり、北の空に閃光が走った。雷だ!まだ遠いが風向きを考えるとこちらに近づいてくるかもしれない。命がけでコンテストに参加するほどのこだわりも無いので、すぐに外に出てアンテナと伸縮ポール・それに8段コーリニアを撤収した。コンテスト開始から1時間経たずに撤収は悔しい。撤収が完了したときには上着がずぶぬれになってしまった。でも、雷のほうはあれから見えてこない。残しておいたモービルホイップを使って144/430MHzでログを進めようと決めた。もちろん危険を案じたら車をすぐに動かせるようにしてある。
430MHzx-FMでは思ったよりもコンテスト参加の信号が聞こえていた。CWのほうは少なかったがそれでも参加者はいるようだ。144MHzもCWとSSBを回ってみる。呼ぶ局がいなくなるとCQも出してみる。途中で青空も見え始め、コンテストは最後まで走り切った
。青空にはなったものの、風はかなり吹いていたので伸縮ポールを撤収したのは正解だったかもしれない。でも準備していた3.5MHzに出ることができなかったのは残念だった。
天気が悪化しているときも秩父の山のほうは山の輪郭がはっきり見える感じだった。もしかしたらあっちの方が天候が良かったのかもしれない。ただ、お昼前後に雲に覆われているときもあったので、どっちを選択しても雨を回避することはできなかったかもしれない。
余談であるが、一番上の写真、なんかすっきりしている。車止めの柵がなくなっている。工事車両が通過するのか?それとも何かの大会があるのか?邪魔にならないかと心配したのだが、地元の人の話によると盗まれたらしい。警察も来ていたと話してくれた。鉄として売り払われるのだろうか?犯罪で金を稼ぐよりまともに働いたほうが良いと思うのだが、当人にとってはそういう考えにはならないのかな。できればはやく捕まって後悔してほしい。柵がなくなると、走っている自転車のスピードが速くなるようだ。横断する人にぶつかって事故にならなければよいなぁと思う。
| 固定リンク
コメント