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2024年5月 5日 (日)

QRP Sprint Contest

12時を回って50MHz-SSBからコンテスト交信をスタートした。呼び回りをしようと思ったが思ったよりも聞こえない。以前は山岳移動で積極的にCQを出している局も聞こえたような気がしたが・・・。呼ぶ相手がいなくなるとCQも出してみる。あまりコールが無い。思い切ってCWの周波数に切り替える。あまりにぎやかとは言えないがはじから呼び回りCQも出す。でもあまりログが進んでいないような気がする。まあ、中空き時間の15時までは忍耐の時間でもあるし、こんなものだろうか? HFにアンテナを切り替え28MHzから回ってみる。運用局の少ないところは執着しないつもりではいたが、28MHz21MHzには本当に信号が聞こえない」。14MHzでちょっとにぎやかに感じたのは、参加者がこのバンドに集中してしまったのかもしれない。開けている6エリアはスムーズに交信が進むが、他のエリアの入感は少ないという感じだった。コンディション的に厳しいのは仕方のないことだと思える。

比較的こまめに各バンドを回ってみるが、14MHzでは近場のマルチが取れず、21MHz28MHzでは電離層反射の信号がとらえられない。近場も出ている局が少なく、なかなかログが進まないという感じだった。50MHzはできるだけ滞在時間を多くしてみた。自作機などのコアなQRPerもいるので、感動の交信もあるかもしれない。山と無線のメンバーも、山の上から参加表明していたので、電波をキャッチしたいという気持ちもあった(終了後の情報では、こちらの信号は聞こえていたらしい。相手はQRPpでの参加だったらしく、交信できなかったのは残念)。

Qrp2

前半を終了して42交信。まあこんなもんかなと思いながら、3バンドダイポールを下ろして3.5/7MHzのダイポールに1.8MHzの追加エレメントを取り付けて設営を行う。午前中には無風だったのだが、ちょっと風が強くなってきてしまった。設営をする際に、ダイポールのエレメントが根元から切れて落下する。アンテナを仮修復して再度上げなおす。休憩時間が1時間あるので、ある意味焦らず対処できた。45分ぐらいは事案に余裕が持てるだろうと思っていたが、修復に時間がかかり30分弱の空き時間となった。上げっぱなしの50MHzFT8の運用を行いながら遅い昼食をとる。そんな感じで後半のコンテスト時間になった。

デリンジャー減少の心配はあったものの、7MHzはまあまあにぎやかだった。数局呼び回りでログを進めた後は空き周波数でCQを出し始める。かなり良いテンポで進められたと思う。最初の一時間はランニングが主体で、1H70交信をログインすることができた。QRPのコンテストではあるが参加していただいている局の多さが際立つ感じだった。IC-705の受信に関しても自分なりに感じ取れるところもあった。呼び回りもしながら18時ぐらいまでは7MHzに注力するつもりだった。3.5MHzは日が落ちないとなかなかログが進まないと思えた。8J4VLP/4もコンテストに参加していた。コールすると名前を打ってきた。おそらくあの人だろうという感じはあったのだが、名のらない相手に名前を打つのは気が引けるので「GA OM」で済ませた。コンテストなので、ここでラグチューモードになるわけにはいかない。

18時になる前に7MHzでの交信相手が尽きてきた感じがあった。この後に出てくる局もあるかもしれないが、2バンドダイポールを使用しているのでQSYが楽。すぐに戻れるという利点はある。3.5MHzで最初に聞こえてきたのは、Kazuさんだった。いままでどこでも聞こえなかったのは80mのシングルバンドにエントリーするということだったんだなぁ。QRPpの信号は安定していて強力だった。その後何度も受信(確認)していても安定度が変わらず入感してくる。よく調整されているのだろうと感じた。3.5MHzに出ている人はそれほど多くなく、呼び回りもすぐに終わってCQを出すが、あまり呼ばれない感じだった。いったん7MHzに戻り未交信局を探したりCQを出したりする。少し日が落ちてきたところで3.5MHzに戻りログを進めようとするが、7MHzのようなにぎやかさは出てこない感じだった。この調子だと1.8MHzはさらに局数が少ないだろうか? 最後の30分を1.8MHzに充てることに決めた。終了前の1930分ごろにQSYを決める。1.8MHzにするためにはエレメントの接続が必要なので、いったんアンテナを下ろして作業する。上げなおしてバンドをワッチしてみると、1局しか聞こえずしかもかなり信号が弱い。空いてるであろう周波数でSWRのチェックをすると異様に高い。信号も40%以下のようで、これでは使い物にならない。以前このスタイルを行った時には問題なく動作してくれたはず。コンテストの残り時間が少ないなかで原因を探る時間は無いと感じ、1.8MHzは捨てることにした。アンテナを上げ下ろししなくてもQRVできる7MHzQSYして、未交信局を探しログを進める。思ったよりも交信数を上乗せできてコンテスト終了時間となった。終了間際の10分間でマルチが追加できるというおまけもあった。

Qrp-rate_20240506121501 Qrp-point_20240506121501

目標を200交信としていたが、残念ながら届かなかった。でもまあ楽しめたかなぁという感じではある。たくさんの方にお相手いただきありがとうございました。QRPというコアなコンテストではあるものの、たくさんの方の参加があることはQRPファンにとってはありがたいことだと思う。リグのパワーを絞って交信にチャレンジしてみると、飛び具合に新しい発見があるかもしれませんね。

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コメント

ナンバー交換ありがとうございました。
コンディションいまいちな感じでした。

投稿: TCV/Kazu | 2024年5月 8日 (水) 22時31分

Kazuさん こんにちは

コンテスト、お疲れさまでした。
交信ありがとうございました。

後半はもう少し伸びるかと思いましたが、7MHz以外はきびしかったような感じがしました。3.5MHzは予想外に伸びませんでした。

投稿: 7K1CPT/Yama | 2024年5月 9日 (木) 21時36分

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