IC-705
IC-705は自分の運用形態に合っているところも多く、機能豊富で最近のメインリグになりつつある。パドルを直接接続し内部のキーヤーを使えることは今では当たり前のことかもしれないが、メッセージメモリーの作りやすさと送出するやりかたも良い感じに思えている。(QRPコンテストは外付けキーヤー無しでやってみた)また、FT8の運用におけるPCとの接続なども設定さえできてしまえばうまく動作させることもできる。最近では専用チューナーのAH-705も導入してしまった。
そんな中で受信性能などに関してなるべく検証してみようと気にして参加したのがQRPスプリントコンテストでもあった。以前から気になっていたことではあるのだが、強い局に呼ばれればそれなりに聞きやすく反応できているんだけれども、聴感上弱いなと思った信号をSメーターで確認するとS-7まで振れているということが少なからずあった。579を送るには躊躇してしまいそうな感じ。いわゆる599BKタイプの短い交信であれば何の問題もないかもしれないが、そこから平文交信に突入したら、QRMやQSBによっては受信符号の欠落もあるかもしれない。R-5(完全に了解できる)を送っておきながら内容の再送を要求するのは恥ずかしい感じもする。じっくりと使い込み対処方法を身につけたい感じもする。完璧にゼロインしていない信号を相手に短い交信を繰り返しているといざというときにRITに手が伸びないことも少なくない。微調整することで了解度がグンと上がることも少なくないので、これだけでも癖になるようにできればよいのだが、受信が厳しい信号の時以外には明瞭度を上げようと動くことが無いのが現実という感じもする。ポイントを考えながら使い込んでいきたい。
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