発注していた品物が届いたという知らせを先週末に受け取ったので引き取りに行くために車を出した。その流れで近場のPOTAポイントからすこし電波を出そうと考えていた。戸田公園は今年の元旦に自転車で移動した場所だったが、PCのバッテリー落ちでぎりぎりアクティベーションできたところだったので、再度挑戦したいと思っていたところだった。その時に駐車場の存在も確認していたので車でも来られることも知っていた。
平日でもあり駐車場は空いている状態だった。アンテナを張りやすいところに車を止め設営に取り掛かる。設営を終えたぐらいでぽつりと雨が落ちてきた。雨ぐらいだったら大丈夫とCQを出し始める。すると遠くでゴロゴロと音がしてくる。あっという間に雨が強くなり雷の音も近づいてくるので、これはたまらないとばかりにアンテナを下ろし地面に這わせた状態で通り過ぎるのを待った。
30分ぐらい経っただろうか、雷も通り過ぎ雨も弱くなってきたのでアンテナを再度取り付けて運用を再開する。7MHz-FT8はまあまあテンポよく呼ばれ、とりあえずはアクティベーションは問題なく成功となった。欲を出して10MHzに出てみると、静かなバンド内でも国内と数局交信することができた。さらに欲を出して14MHzに出る。近場の局からも呼んでもらえて、なんとなく順調だなぁという感じになってきた。18MHzでも先ほどの局が呼んでくれる。これはもしかしたら?と思い、21MHzにQRVするとすぐに呼んでもらえた。「ありがたいことに追っかけをしてくれている!」こうなると他にも呼んでもらうためにCQを垂れ流すよりはテンポよくバンドを変えていき、相手の待ち時間を減らす方法で行くしかない。待ち時間が長ければ他に行ってしまうかもしれない。交信の後にCQは一回だけ。そのとき呼ばれなければすぐにバンドチェンジする。思った通りすぐに呼ばれ交信が成立する。この勢いで430MHzまでお付き合いいただいた。真横に土手があり、V/UHFでは期待薄だろうと思っていたのだが、図らずも10バンド交信ができてしまった。感謝。最初の時にハムログに入力した際、相手のQTHがさほど遠くない場所だということを知れたのも良かったのかもしれない。
その後、6mで少しログを伸ばし、順番にバンドを下げていく。7MHzまで戻ると、仕事を終えた方たちに呼ばれるようで、交信のテンポもかなり良くなる。コールが止まったときに、駐車場の閉門の時間もあるし、そろそろ撤収をと思ってSPOTにQRTを打ち込む。顔を上げるとHLからコールされていた。慌ててリターンするも、その後相手の送信は無く、あきらめて離れてしまったのかもしれない。残念。
雷と土砂降りがあったとは思えない感じで、路面はすでに乾いていた。
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