オール埼玉コンテスト
昨年は規約改正により県外局どうしの交信が有効となり、この規約改正を受け入れられず不参加としていた。不参加ではログも出さないし、こちらの思いを伝えることもできない。今年はフルに参加し、やるだけやったところで感想・意見を書いて提出することにした。NYPでも訪れた東秩父村に向かった。朝も早かったので場所取りは問題なかった。HFの4バンドをEFHWでこなし、伸縮ポールのてっぺんには430MHzの3段コーリニアを据える。車のルーフから144MHzの2段コーリニアと1200MHzの12段コーリニアを設置する。1200MHzの方は良いタイミングで50MHzのデルタループに差し替えるつもりだった。
運用開始は1200MHz-CW。そしてFMへ。呼び回りはのんびりモードの局が多く、CQで交信した局のみになっていしまった。アンテナの変換コネクターが使いまわしだったで、430MHzを飛ばして144MHz-CW。多少ログを進めた後に14MHz-CWに出る。県外局がCQを出して呼ばれている。コールしても県外局に呼び負けるので順番が回ってこない。そんな場面ばかり。CQを出しても呼ばれない。県対全国のコンテストに乗り込みで参加した意味がない。21MHzは運用局が少なかった。28MHzの方が少し多かった感じだった。
7MHzはそれなりに呼ばれるのだが空振りになるのが早い感じだった。参加者が少ないのだろうか?呼び回りで県内マルチを稼ごうとしたが、CQを出している局が県外局ばかりで、あまりマルチは増えなかった気がする。
1200MHzのアンテナを50MHzのアンテナに交換して運用を再開する。ちょっとSWRが高い気がする。一度アンテナを下ろしアルミの接続部をガシガシこすって再度立ち上げる。完ぺきではないものの多少はSWRが下がった気がする。しばらく使っていなかったからメンテナンスが行き届いていないのかもしれない。CWの時にボタンを押す時間が長すぎてメッセージメモリーを消してしまった。手打ちで少し対処したが止まったときにメッセージを打ち直した。別のチャンネルにもメモリーしておくべきだった。高所での運用なので多少は交信できたけど、想定よりも少ない感じがした。その後は144MHzと430MHzのCW、144MHzのSSBを運用。最後の1時間は430MHz-FMに充てるつもりでいた。たまたまかもしれないが、すぐに空き周波数を確保できたのでCQを出し続ける。最後に回したので未交信の局しかいないはず。まあまあのテンポで呼んでもらえることができたが、慌てるほど呼ばれたわけでは無かった。430MHz-FMは呼んでくれる局が県内局が多かった気がする。マルチも増えるのでありがたい。V/UのFM限定の人はVFOを回しても交信済みの局ばかりになっているのかもしれない。バンドスコープではあちこちで電波が出続けている。最後まで走り切ったものの、交信数は一昨年よりも下がったような気がする。高所移動なので目標を300交信としていたが70交信ぐらい少ない結果というのはやはり呼ばれ続けられていないことかなという気もする。呼び回りも、待ち時間が少ないであろう局かニューマルチが取れる局以外はあまり時間を使わないようにしていた。自分の中ではハイバンドで費やした時間が響いてきたのかなという気もする。
提出したログには意見欄に自分の考えを含めて感想を書いておいた。ただ、受け入れられるかどうかはわからない。県外局から「楽しかった」と書かれた意見が多ければそちらの意見が重視されるかもしれない。県対全国のコンテストのあり方をどうとらえるかの違いによっては、私の意見は自己中心的な考えと思われるかもしれない。それはそれで仕方ないかなとも思う。ただ、交通費と労力を使って乗り込みをする人の思いは小さくはないと思っている。今年、県内に乗り込みをした局はどれくらいいたのだろうか?あの人もこの人も参加していなかった気がする。あの人は県外局参加なのか?コンテスト中にいろいろな思いが頭をよぎっていた。
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