コンテスト中に思ったことなど。
しっかりと周波数チェックをして運用を始めたのに「混信してる」と言われたこと。こちらには全く信号が確認できないんですけど、どちらで混信してますか?と聞くと、「私が交信したい相手を待っていたが、あなたの信号が混信してきている」という。それではあなたは交信していて混信を受けていたわけではないのですね。こちらは移動局なので1W送信だし、同じ周波数で交信している局に混信を与えているわけではないのではないか? 受信しているだけの局が混信をアピールしても、それが通ればどこの周波数も使えないことになってしまう。今一度「有害な混信」とはどの範囲を指すのか勉強してきてほしい。結局最後までコールサインを名乗らなかったその局の信号は消えたが気分が悪いので周波数を変えることにした。
430MHz-FMは空き周波数が見つけにくいほど混雑している。山の上のロケーションの良いところに来ると、かなり遠くまで聞こえてきてしまう。そんな中で見つけた空き周波数で周波数チェックを行い、運用を開始する。しばらくして、電波が出ている気配が感じられる。こちらの信号が弱いせいで、届かない場所で運用が始まってしまったのかもしれない。信号が存在する程度で復調もできない程度の信号はほっておくことにしてCQを続ける。呼んでくれる局もいるのだが、場所によっては混信で聞き取りにくい場合もあり、やはり呼ぶ気になれないかもしれない。混信していることを伝えたくてもこちらの信号が届いていないのだからどうしようもない感じ。結局周波数を離れることになる。仕方のないことではあるのだけれども、やっぱり残念な気がする。50W運用すれば解決することなのかもしれないが・・・。
郡の番号まではコンテストナンバーに必要なので、そこしか相手に伝えないのだが、少なからず町村名まで聞いてくる局がいる。カジュアルコンテスターという感じだろうか。多くの場合「教えてもらえますか?」という感じなので、教えない理由もなく伝えるようにしているのだが、1局だけ「町村名がわかりません!」というちょっととげのあるような感じに思える反応があった。必要ないことを伝えなかったのだからこちらに落ち度があるわけではないと思えるが、話し方次第で印象はかなり違って感じるところもある。「東秩父村ですが必要ですか?」と言ってしまった。いい大人なんだから話し方や伝え方を考えるべきである。きっと自分の考え方だけである程度のところまで出世したんろうなぁ。上から目線の会話は人を寄せ付けなくなりそうだ。周囲から疎外されないよう反面教師にすることかな。
コンテストと並行して運用したFT8は7MHzでは振るわなかったものの10MHzではたくさんの国内交信ができた。10MHzのログが伸びるのは2サイクル前のことだったろうか?CWの移動運用を始めたばかりのころで、パイルアップに必死になって対応していたような気がする。
FT8のログは思ったより進み100交信を超えていた。コンテスト終了とともに寒くていられないのですぐに撤収を開始した。その中でも1200MHzのアンテナとHF-LWを撤収する間、430MHz-FT8で少しログを伸ばしていた。交信相手がいなくなったところで430MHzのアンテナも撤収して帰路に就く。
今回の運用の裏目的で230交信以上を目指していた。FT8はその数を確実にするために必要だった。なぜ必要だったかというと、長瀞玉淀自然公園の運用が1000交信を超えることで、POTA-Kiroのアワードを達成することができる。自分にとって3番目のKiro達成となった。
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コメント
FT8でのQSOありがとうございました!
関東UHFで移動だったのですねー。こちら430MHzバンドはいつものように閑散としておりました。(1エリアもよく聞こえない)
投稿: JH0KSP/SHIZ | 2025年2月16日 (日) 12時23分
Shizさん こんにちは
7MHzでの交信ありがとうございました。
おかげさまでKIROのアワードに到達できました。
関東UHFは1エリアしか参加できないので、皆さんん1エリア方向にしか向けていないのかもしれませんね。
長野に良いロケーションのところに移動した際はお会いできればうれしいです。
投稿: 7K1CPT/Yama | 2025年2月16日 (日) 19時28分